年末になって急に慌ただしくなってきました。バグだらけの某プロジェクトを前任者から引き継ぐ作業と、私自身が後任に引き継がせる資料の作成とで、てんてこまいです。あー、来年夏までは残業三昧だろうなー、憂鬱だなー。
有給が28日も溜まっていました。来年の目標は「月に2日は休むこと」にしよう(無理)。
読書:アンダーソン『増補版 想像の共同体』(2日目。ナショナリズムについての名著です)
年末になって急に慌ただしくなってきました。バグだらけの某プロジェクトを前任者から引き継ぐ作業と、私自身が後任に引き継がせる資料の作成とで、てんてこまいです。あー、来年夏までは残業三昧だろうなー、憂鬱だなー。
有給が28日も溜まっていました。来年の目標は「月に2日は休むこと」にしよう(無理)。
読書:アンダーソン『増補版 想像の共同体』(2日目。ナショナリズムについての名著です)
悪戯しちゃダメ。騒いじゃダメ。サンタが町にやってくるから。
激動の1年もあと1週間。サンタではなくケーキが会社にやってきました。それもホールケーキが30個以上、お子さまシャンパンのシャンメリー付き。クリスマスで役員達が自腹を切って購入したようです。この会社のこういうところが好きなんです、けれどねぇ、今年は(以下略)。
ラッキー、と思ってチーズケーキを選んだのも束の間、「‥‥今日、直帰しようと思っているのですけれど、これ持って客先に行くというのも‥‥」。いかにもクリスマスな箱を携えてお客と打ち合わせ。これはかなり微妙です。でも持っていきました。恥は捨てようと思えば捨てられるものです。ついでに冷蔵庫も借りました(とほほ)。
散歩がてら、年末のコーヒーを買い出しに入谷の問屋まで行きました。
谷根千(谷中・根津・千駄木の略)はお寺の多い界隈ですから、あちこちでぼちぼち注連飾りを見かけるようになっています。今朝の冷え込みに比べて日当たりも良く、なかなかの散歩日和。
母が2週間も前に注文しながら受け取りに行くヒマがなかった件のコーヒーは、問屋さんがわざわざ今朝方挽いてくれたものです。オリジナルマイルドブレンドがミディアムローストで1kgと、スマトラマンデリンがフルシティローストで600gの買い物でした。流石にちょっと重かった。
そうそう、“近代市民社会の黒い血液”(by 臼井隆一郎)というコーヒーの喩えは言い得て妙だと思います。ま、お茶もコーヒーのどちらとも、労働者がカフェインで眠気を飛ばすための広義のドラッグですから、紅茶は“紅い血液”だし、中国茶は“褐色の血液”だし、緑茶は“緑の血液”となります‥‥緑はイメージ的に微妙だなぁ、人間じゃないみたいだ(笑)。
久々に渋谷へ。あそこは相変わらず人が多いです。渋谷駅から徒歩1分の穴場レストラン「エリヤ(Elijah)」で人の流れを眺めながら昼食をとり、タワーレコードでCD漁りをしてきました。というわけで、以下は釣果。 ハモンドオルガンとドラムによるアンビエント音楽Sagor & Swing“Aut Hanger Samman”は展開の早いクラウス・シュルツといった風情。プログレとしても聴くことができます。手当たり次第に試聴して購入を決めた安東ウメ子『ウポポ サンケ』は、アイヌの歌をベースにした良質の作品です。音楽の性格として細野晴臣と相性が良さそう。ヤァラルホーン『海の女神の叫び声』は軽やかなヴォーカルが印象的なトラッドでした。もちろんプログレッシヴ・フォークとカテゴライズされるに相応しい斬新さが曲に漲っています。それにしても、最近聴くCDがかなり口琴づいているなぁ。好きですけれどね、あの“びょんびょん”している音。
読書:フレイザー『金枝篇 下』(読了。長い道のりだったね‥‥)
29日の午後半休を(かなり強引に)ゲットしました。某イベントのサークルブースに13時半ころには到着できます。やれやれ。
読書:フレイザー『金枝篇 下』(10日目。ぼちぼち壮大華麗な連想ゲームの結論)
今週より「二度寝撲滅運動」実行中。寒いのでここしばらく二度寝の癖がついてしまっていました。これはいかん、と小細工を弄して寝ないようにしています。目覚まし時計を止めたら薬缶に火をいれる、起床30分前に暖房のタイマーをセットする、CDを大音量で聴く‥‥。朝マックを食べよう! と、気合いを入れるのも効果的です(笑)。
読書:フレイザー『金枝篇 下』(9日目。魂の外在、というか、“桐の木と母子”といったたぐいの話がオンパレード)
浜たかやという作家の通称“太陽の牙シリーズ”(或いは“ユルンシリーズ”)という一連の作品群を探していましたが、どうやら復活していたようです。古代中央アジア風世界を舞台にした連作群で、児童文学にしては重厚な作風でした。読んだ当時はびっくりしたものです。前作で典型的な少年英雄だった人物が、次作では老王となって陰謀の果てに殺されてしまうのですから。建石修志という方が描いている幻想的なイラストも印象的です。建石修志氏のHPは「ケルビムの五月商会」、天使とかアリスとか、人形とかが好きな友人(複数)には堪らないつくりかと思われます。“太陽の牙シリーズ”、注文しようかなぁ。
久々に高羅佩を更新、っと。
イラクのフセイン元大統領が拘束されたようですが、テロが無くなるかどうかは半々かなー、という感想。テロ活動はこの人の指示に関係なく行われていたようですし、逆に反米勢力がアルカイダに合流して統一された組織となる可能性も否定できません。
イラクの人たちにとって、治安が良くなるのが一番大事なことですから、これからアメリカはそっちに注力してもらいたいものです。飽きずに冷めずに、一つずつ地道に信用を築いてゆく。それが、今のアメリカにはとても必要なことです。
それにしても吉良上野介みたいだ、と思ったのは私だけか?
NHK特集の『文明の道』を見ました。今回はモンゴル帝国がテーマ。すげー、知ってる人しか知らないサイード・アッジャル(賽典赤贍思丁)を取りあげてるよー!!!(所謂『東方見聞録』に出てくるNescradinことナスールウッディーンの父親ね)と、まぁ驚いたのはここくらいでして‥‥言っていることは割と知られていることでしたね。クビライが海に関心を持っていたとか、投石機のこととか、海上交易の仕組みとか、ペストのこととか(補足すると、モンゴルと海上貿易の関係は、戦後少しして出版された山本達郎先生の著作で既に述べられています。私の知る限り、ですが)。
引っ越ししてからの野望(?)の一つ、「ぶり大根」を制作しました(笑)。ぶり大根は是非とも挑戦してみたかった料理です。案の定かなり大量になってしまったことで、きっとあと数日は食卓にこれが並ぶでしょう。
半月遅れた11月の給料も無事振り込まれ、美味いものをたらふくいただきました。という訳で、勧君更尽一杯酒を更新。友人T、絶対に行くように(笑)。
自民党元幹事長のN中氏は結構好きです。隠退してしまったのが惜しいくらい。超強力なハト派で“間違って自民党に入党してしまった共産主義的人間”というあたりが一本筋が入っていてカッコイイです。腹黒いところも、まぁ、そうでなければ政治家は務まらんよね、という感じで(こんなところを監視するのは国民の義務さ)。
ちなみに省のお役人に好感を持たれているのが共産党というのが面白い。つまりは国会や役所への問い合わせで、きちんと手順を踏んで筋道建てて質問してくる党なのだそうだ。他党が思いやられますが、逆にイレギュラーな質問でボロが出たりするわけで、そのあたり議員さんはバランスをとって国会を運営してもらいたいところですね。
読書:フレイザー『金枝篇 下』(6日目。罪食いという習俗は興味深いです)