2003/12/14

久々に高羅佩を更新、っと。

イラクのフセイン元大統領が拘束されたようですが、テロが無くなるかどうかは半々かなー、という感想。テロ活動はこの人の指示に関係なく行われていたようですし、逆に反米勢力がアルカイダに合流して統一された組織となる可能性も否定できません。

イラクの人たちにとって、治安が良くなるのが一番大事なことですから、これからアメリカはそっちに注力してもらいたいものです。飽きずに冷めずに、一つずつ地道に信用を築いてゆく。それが、今のアメリカにはとても必要なことです。

それにしても吉良上野介みたいだ、と思ったのは私だけか?

NHK特集の『文明の道』を見ました。今回はモンゴル帝国がテーマ。すげー、知ってる人しか知らないサイード・アッジャル(賽典赤贍思丁)を取りあげてるよー!!!(所謂『東方見聞録』に出てくるNescradinことナスールウッディーンの父親ね)と、まぁ驚いたのはここくらいでして‥‥言っていることは割と知られていることでしたね。クビライが海に関心を持っていたとか、投石機のこととか、海上交易の仕組みとか、ペストのこととか(補足すると、モンゴルと海上貿易の関係は、戦後少しして出版された山本達郎先生の著作で既に述べられています。私の知る限り、ですが)。