Diary 2007」カテゴリーアーカイブ

2007年の日記。

2007/07/22

農薬を使うのは、ちょっと豊かになった人々です。だって、農薬を買うお金があるから。

そして、農薬の危険性についての知識がありながら、それを使うのは、作物をより増産しなければならない経済的に窮地に陥った人々です。だってそうでしょう? 一番農薬を浴びるのは自分自身とその家族なのですから。リスクを犯してでも過剰に農薬をまかなければならないほど、かつ消費者のことが全く考えられなくなっているほど追いつめられているのですから。

今回の中国産食物の騒動の背景として、中国国民の経済状態の改善と急激な物価上昇率(と安価な物資を求め続ける諸外国)という視点が未だに出てこないのはおかしいと思う。

地元の神社で盆踊りがありました。赤やピンクの浴衣で着飾った子供達が踊ったり駆け回ったり、金魚のようでとても可愛かった。

2007/07/21

やっぱり疲れを取るのは、劇酔して(出典が判ったら同類)寝るのが一番だよね。

Google Earthでアラビア半島を眺めていたら、地下水を利用したと思われる農場を見つけまして、実に不自然で気持ち悪かったです。つぶつぶ感が、うへぇ、て感じ。実際はそれなりの理由があって経営されているんだろうけれど。

読書:神林長平『敵は海賊・正義の眼』(1日目、読了。『Death Note』に対する神林長平なりの回答なんだろうねぇ)

2007/07/18

送別会の幹事を任命され、現在、いい店を捜索中です。

読書:上橋菜穂子『精霊の守り人』(1日目、読了。岩波を読むのは疲れるので一休みしてファンタジーをば。元々児童書だったものを文庫化したそうで。史料へのスタンスとか何気ない祭や伝承の解釈の仕方など、著者の本業をうかがえる部分があって面白い)

2007/07/17

日曜日に発生した障害の対応で一日がつぶれました。とりあえずハード障害ということで、顧客に対しては「不可抗力でした」と申し開きできる状況なのが救い。

時々思うのですが、Web連携でもなんでもいいのでオフィス向けドキュメンテーションソフトって無いもんかなぁ、と。コンテンツやデータだけ用意して、後の整形や書式は会社テンプレを適用するだけで何パターンもできますぜ、というシステム。Microsoftの最新のOfficeあたりで採用している設計思想をもっと突き詰めたようなソフトがあるといいなぁ。CMSやXMLあたりではあるにはあるけれど、全部Webベースだし‥‥もっとクライアントベースでいいのです。

と、タブやインデントや全角スペースが入り乱れて、フォントもバラバラに設定されていて、古語通りの“凄まじき”ことになっている古いドキュメントを見て、溜息をついてみたりする。そんな私は全角スペース徹底削減派です。

読書:倉沢愛子他、編『岩波講座 アジア・太平洋戦争 なぜ、いまアジア・太平洋戦争か』(2日目。史学の論文らしい論文が並んでいます。)

2007/07/16

台風の後は地震が来て、しかも付随して地下で色々と地質学的な力が働いているらしく、夜にも変な地震があったりと落ち着かない連休でした。おまけに、今月の給料も不透明な状況なので、買い出し以外は自室に引きこもり状態。精神衛生にも健康にも宜しくない状況です。

そこで気分転換にと、本日のサッカーアジアカップのベトナム戦後半をTVで観戦。選手の「姓のイニシャル・ミドルネームのイニシャル・名前」という表記がベトナムらしくて、ちょっと目を引きました。そして、南ベトナム解放民族戦線旗Tシャツを着た人がちらりと見えたような? 最近あの旗が復活しているのは知っていたけれど、サッカー会場はホーチミンではなくてハノイだからなぁ、見間違いかも。

まぁ、あの国旗・金星紅旗を見ると無性にビールが飲みたくなるのは、きっと季節柄とサッポロのせい。

で、サッカーの記事を見てみようとニャンザンをのぞいたら、あの「トイレに10万円」事件が紹介されていてビックリしました。BBCとロイター経由の記事らしいので、あのミステリーは世界中を駆けめぐっていることになるのだなぁ、と(苦笑)。

読書:倉沢愛子他、編『岩波講座 アジア・太平洋戦争 なぜ、いまアジア・太平洋戦争か』(1日目。とりあえず、1巻を読んでみようかと)

2007/07/15

昨日は東南アジア陶磁の展示を見に、町田市立博物館にいってきました。ここは日本屈指の東南アジア陶磁のコレクションを所蔵しているのです。まぁ、問題は交通の便が悪いことなんですが。で、今回は各地の代表的なものをまんべんなくチョイスした感じでした。ベトナム陶磁を半分程度、タイとカンボジアとミャンマー陶磁を合わせて半分という感じでした。スタッフの展示解説も聴いてきました(我が道マニア系のおじいさんがちょっとうるさかった‥‥)。

二羽のカモが並んだ丸っこい水注がえらく可愛かったです。片方のクチバシが注ぎ口で、もう片方がその頭を羽繕いしているディテールで、よく観察しているなぁ、と感心しました。

2007/07/14

別サイトその二の構築が落ち着いて来たので、別サイトその一に少々追加。情報のバイト数は「少々」でも、労力は2時間かかっていたりする。

で、連休はのんびり‥‥と思っていたら、システムの障害が発生したと電話が‥‥。

読書:コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(追記。多田由美の絵なら「最後のウィネベーゴ」もいいかも。「スパイス・ポグロム」は竹宮恵子!)

2007/07/11

久々に仕事でぶち切れ。怒りつつも、自分にも非があることは解っているのですが、やっぱり怒らずにいられない、という状態。今回の派遣先では初、というか、社会人生活初というくらいのレベルの猛烈な腹立ちでした‥‥。とりあえず、上方経由で「緊急依頼は乱発するな」、「忙しい人間に対してはメールの他に電話も入れろ」、「緊急依頼のメールにはちゃんと『緊急』と書け」ということは相手にも徹底して貰う予定。

3日分100通の未読メールが残っていて1日12時間働いている人間に対して、パスワード付き添付ファイルの中身まで読まないと緊急依頼と判断ができない作業依頼メールを出しておきながら、「なんで期限以内に作業をしてくれないの? あんた達のおかげでスケジュールが狂う、早くやって、こっちは忙しいんだから」とぬかすなボケ!! ということです。

読書:コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(2日目、読了。中年の危機+時間SF「タイムアウト」と、コメディ「スパイス・ポグロム」と犬が絶滅した世界を描く「最後のウィネベーゴ」。いずれも秀作でした。「タイムアウト」は多田由美の絵で漫画にしてもらいたいなー)

2007/07/09

先月より絶賛給料遅配中で、半額くらいは入ったものの残りがまだです‥‥。次の給料日までに先月の給料が振り込まれるようですが、このままでは今月の分もずれ込みそう。

一応、会社がダメになった時に、債権者として行動できるよう情報の収集を始めていたりします。

読書:コニー・ウィリス『最後のウィネベーゴ』(1日目。最初の短編「女王様でも」読了。生理SFなんて初めて読んだよ‥‥)

2007/07/08

一日だらだらして充電していました。いえ、実は二日酔いなだけなんですけれどね。

で、二日酔いの頭で別サイトを調整していたり、データを移していたりしたのですが‥‥結局作業をしているわけで、自分は何かしていないとダメな人間らしいと実感なんぞもしたり。

読書:『日経サイエンス』(3日目の昨日読了)