Diary 2007」カテゴリーアーカイブ

2007年の日記。

2007/07/05

ちょっと仕事が落ち着いてきました。結局、新人さんは鬱病と適応障害を発症してリタイアという結果に。なんでこんなにリタイアが多いのかなぁ? ひどいことをいった覚えも、した覚えも無いんだけれどなぁ。重い作業も押しつけた覚えも無いのになぁ。これではいつまで経っても私が会社を辞められないじゃないか‥‥。

日本SF大会は今年、世界SF大会になるのですが、漸く申込を済ませて、先日プログレスレポートが届きました。参加地域・国のマップを見ると、本当に世界中からSFファンが横浜に押し寄せるようです。勿論、総本山のアメリカをはじめとして、近くは韓国や中国、遠くはチリやナイジェリアからも!

読書:小林多加士『海のアジア史』(9日目に読了)、『日経サイエンス』(2日目、火星とタイタンのメタンの記事が面白い)

2007/06/30

昨日は大ポカをやらかして、後始末に奔走していました。報告書を書いて、他のスタッフにも顧客向けの謝罪文作成を手伝って貰ったり、申し訳ない限りです。

で、本日は起きたら17時半でした。23時に帰宅して2時半に寝たので、かれこれ15時間寝ていたことに。疲労が重なっていたからなぁ。

読書:小林多加士『海のアジア史』(7日目、なんかあちこち切り貼り風で、釈然としない。書こうとしたものは想像できるのだけれども)

2007/06/27

どうにかこうにか、新人さんと二人がかりで金曜から昨日までに片づけるはずだった作業を本日の午前に完了しましたー。そして、溜まり溜まった3日分のメール100通程度を流し読みして、うち幾つかに返事(命令とか依頼とか謝罪とか)を書いて本日は終了。つくづく疲れましたな。

読書:小林多加士『海のアジア史』(5日目。なんか、概念を多用しすぎて上滑りしている印象です)

2007/06/26

派遣先の新人さんは鬱病だそうで、リタイアということに。なんか人が定着しないなぁ‥‥どこが悪いんだろう?

2007/06/24

誕生日後の初夢が最悪だった本日の朝。昨夜に母からの電話があったので、無意識の応答がその悪夢になったのかなぁ、と。流石に不安になったので、そっち系のサイトをのぞいてみたら実は全てのキーワードが「大きな転機」の要素をもっていたというオチだったのですけれど、起き抜けの心臓には悪いですよ。

2007/06/22

今月末はシステムのカットオーバー支援のため、いろいろと余計な作業が発生しています。忙しいのはいつものことですが、この間に来たばかりの新人さんが早速潰れ気味なので、余計その負担が厳しいなぁ。

今回の新人さん不調で気がついたのですが、今の派遣先の部署へ私より後に5人くらい来て、そのうち3人が不調で辞めていって、2人は絶対に定時以外の仕事をせず、なんとか2年以上保っているのは私だけ‥‥私は人よりむしろ丈夫なのか?

2007/06/18

この間取得した株があるのですが、絶賛低迷中です。まぁ、今までの期待が大きすぎたのでしょう。しばらく待ってみるつもりです。

読書:山内昌之『歴史学の名著30』(6日目に読了)

2007/06/16

10年ぶりに自動車を運転しました。勿論、2度目の仮免教習です。まぁ、わりと運転を覚えていたっぽいですよ。最初、アクセルとブレーキ間違えたけど!!

読書:山内昌之『歴史学の名著30』(5日目。チャーチルがノーベル文学賞を取っていたとは知らなんだ‥‥)

2007/06/13

派遣先の構築している次期システムの打鍵テストに付き合ってきました。数十人が一斉にログインしたり、負荷のかかる検索をしてみたり。3週間ほど前にやったら散々な結果だったために皆期待薄でしたが‥‥案外さくさく動いていました。システム屋としてはこういう瞬間に満足を感じます。

読書:山内昌之『歴史学の名著30』(2日目。そういえばギボンは読みかけのままだったなぁ)

2007/06/09

該当者不明の年金納付記録5000万件の突き合わせ作業に新プログラムを作成するということですが、IT業界関連としては、「1年以内に全件の調査を完了させる」なんて、相当の力業と思えます。

年金データの他に、おそらく文書情報からの入力も相当含まれると思われる照合用のデータの用意が最難関なんじゃないかな、と。普通にデータベースに入っている分についてはいいのでしょうが、書類から入力する分は人間次第でデータ精度が変わるので、データ入力画面を工夫するわけですが、それだけで多分数ヶ月の設計とシステム構築が必要でしょう。

もちろん、肝心の照会プログラムも数ヶ月でまともな設計ができるかという問題もあります。それができるだけの腕のいい技術者、特に大規模データベースを扱える技術者は数が少ないためにすぐ見つかる保証もありません。そうした場合、民間や郵貯あたりの大規模プロジェクトから無理繰り引っ張ってくるか、あるいは質の落ちる技術者の数でなんとかするか、インド・中国あたりの海外から連れてくるかということになると思います。3番目については、自国の年金不備解消システムを外国人SEが作るとなると、ちょっと外聞が悪いし恥ずかしいことではありますが、質が確保できるのならばこの選択肢は大いに考慮していいと思う。ちなみに、1番目はあと数年後であれば一応可能、2番目は超下策で論外。あとはシステム構築と平行してデータ入力のオペレーターの確保も必要というところですかね。‥‥悪いことは言わん、3年以上のプロジェクトにしておけ。でないとどこかの工程で無理が出て自殺者が出るよ、このシステム。

ていうか、3年以上にした方がいい理由はもう一つあります。ずばり「雇用対策」。金融統合のあおりを受けて、超大規模金融案件が同時進行しているのがここ数年の状況なのですが、システムカットオーバー後の開発体制の縮小によって、そろそろ余剰人員が発生しはじめるだろうと予想されています。でも、どこもかしこも同時期に開発をしているということは、同時にみな開発体制を縮小する。つまり、他のシステムに乗り換えられずに、食いっぱぐれて生活に困る技術者が発生するわけ。大半が派遣として働く彼らを年金照合システムに吸収すれば、少なくとも数年間は雇用対策として有効になるのではないかなぁ、と。

読書:パール・バック『大地』4巻(6日目、読了。ちょっと最後が記憶と違っていました)、『日経サイエンス』(発症したら致死率100%の狂犬病から生還した事例の医療レポートが面白かったです)