Diary 2003」カテゴリーアーカイブ

2003年の日記。

2003/09/20

掃除洗濯を済ませたら、一日だらだら。幸せ~。

今時、クビライの時代を“大元”ではなく“蒙古”という人がいます。某先生のように“大元ウルス”にしろとは別に言いませんが、流石にクビライ治下の中国支配者集団を指す呼称としての“蒙古”は国号としても政治集団としても錯誤じゃなかろうかと。せめて教科書的に“モンゴル”とか“元”なら納得できるのですけれどね。

この方の場合、明らかに矮小化することを目的として口にしていましたから、そういう意味では正しい使い方と言えそうです。が、私としては、歴史学に対して冒涜的で非常に気持ちが悪い。無知は仕方ないけれど、恣意ならばその人の人格と良識を疑います。

ここ数ヶ月もやもやしていましたけれど、書いたらスッキリしたぞ。やれやれ。

2003/09/19

客先の近くにある公園に、体験学習用の田圃がありまして、天候不順もなんとか乗り越えた稲がそろそろ頭を垂れ始めています。ところが、雀の群が今年も稔ったはしから籾を失敬し始めました。一斉に鳥避けテープをかいくぐり、稲穂にぶら下がってぶちぶちとついばんでは飛び去り、10月の取り入れ時には数パーセントが消えていると同僚達から予想されています。とてもかわ‥‥困った光景です。

2003/09/18

運用中のシステムで「文字化けエラーが発生しました」というお知らせが。また“はしご高”かね、とデータを見ると、そこに一度見たら忘れられないような大層な名前が!

お公家さん風の名字に、明らかにJIS外の漢字の組み合わせです。「これ、どう読むのかなぁ」と同僚は電子漢和辞典を引きますが、もちろん載っていませんでした。自宅で調べてみたらUnicodeは612B、“まこと”と読むことが判明。世の中には珍名があるものです。

今月はなんとか給料日にお給金が振り込まれそうです。そして、会社はまだ夏のボーナスを払う気でいるようです。もう秋だけど‥‥。

2003/09/16

先日、ついついCDを4枚買い込んでしまい、ヘビーローテーションで聞きまくっている日々が続いています。まず、Klaus Schulze(クラウス・シュルツ)ファン必須アイテムのOriginal Master版“moondawn”を見つけたので即買いし、The Cosmic Jokersのファーストアルバムも迷った末に買い、新規開拓としてGILAとデンマークのGarmarnaを手に取りました。Garmarna以外は全部ジャーマンプログレなあたりが趣味丸出しです。1万円程買ったので、CD店からおまけのグラスまでつけてもらいましたが、音楽聴きたい病の発作が治まっていない現状、近々もう一回くらい買い物を決行しそうです。

しかし、一体どうしてこんな音楽の趣味になってしまったのだろう‥‥(笑)。

2003/09/15

連休なのに休日出勤です。まぁ、予想より早く終わったのでいいんですけれど。

WZ Editor Var.5 が開発テスト中だそうです。Unicodeも扱えるそうです。色つけもかなり自由度UPみたいです。ユーザーとしてこのニュースが聞ける日を待っていました!!(感涙)

会社の空き時間や帰宅後の自由時間を利用して、BibTeX形式の文献ファイルを作っています。BibTeXはTeXで利用できる自動文献参照ツールのことです。ATOKの辞書だってWeb公開できるのですから、それに倣ってある程度完成したら公開してもいいかも。

2003/09/14

昨夜は久々に泥酔モードでした。最後のカクテルが効いたようです。今日は二日酔いではないものの昨夜のアルコールが引き金となったか、身体が大量の睡眠を要求していたので、ひたすら寝ておりました。

2003/09/11

いつもと同じ出勤の朝。アパートを出て歩いていると、どこかで私を呼ぶ声がする。

「おはよー」

背後の声に振り返ると、にこやかに笑っていたのは1つ下の従妹でした。

そりゃあもう吃驚仰天です。事情を聞くとなんのことはなく、彼女の今月からの職場が近所の大学病院だということ。化粧品の売り子から転職して医療事務をやっているのだそうです。1分ほどマシンガントークを交わし、彼女は「遅刻ぎりぎりだから」と足早に去っていきました。もつれるほどの早口も遅刻癖も流石は我が親戚といったところ。今度待ち合わせして飲みたいものです。

勧君更尽一杯酒を更新。

読書:ベトナム仏教史の本をとびとびに読んでいます。

2003/09/09

ここ一ヶ月ほど私のパソコンが調子悪くなっています。OSのWindows2000は感動的なまでに安定しているのですが、問題はハードの方にあるようでして、BIOSが時々エラーを出すのです。キーボードも接触不良気味。そろそろ買い換えの時期なのでしょうが、まだまだ最新のモデルに手を出すことはできません。お金ないし、CPU熱いのが嫌いなので。

取り敢えず、転ばぬ先の杖、ということで資料関係のバックアップを取っておきました。

Linuxを巡る特許問題でSCOの暴走が止まらないのはホントに性質(たち)が悪い。レッドハットや、リーナス・トーバルスを非難して、Linuxに注力しているIBMに喧嘩を売って訴訟を起こした次は、Linux導入会社へのソフトウェア使用料の請求だそうな。フリーのOSだと思って使っていたら、SCOから請求書が送られてくるなんて最悪。

Linuxのソースコードの一部にSCOが開発したUnixコードが入っていて、ライセンス規約を侵害しているというのが、SCOの主張のようです。Unixのコードが問題なら、LinuxやAIXはおろか、MacOS Xも対岸の火事じゃないんだよね。もともとみんな御先祖様のUnixが一緒で従兄弟のようなOSなんだから似ていて当たり前やん‥‥。

読書:『日経サイエンス 10月号』(インダス文明特集は考古学の成果を分かり易く解説していて、なかなか面白いです)

2003/09/07

余っているとのことで、ホットプレートその他をいただきに、友人宅にお邪魔しました。いろいろと譲っていただいてほくほくです。ホットプレートは来客が来たときに鍋や焼き肉に使えますし、一人用土鍋もこれからの寒い時期には欠かせなくなりそう。

久々に家族そろってリッチなお食事で、場所はあの新宿聘珍樓。来月に行う法事での、会食の下見です。日曜の夜はお客がいないようで落ち着いた雰囲気で食事ができました。料理もあっさりと美味しく、ボーイさんのサービスも良く、夜景も拝めて大満足。特に鰻とフクロタケの炒め物と、エビのフリッターが絶品でした。

2003/09/06

まだまだ残暑がきついようです。汗疹も再び拡大気味。ちょっとでも汗をかくとチリチリと痛痒くなってきます。ベトナム史にのめり込んで一番困ったのは厄介なこの体質でして、旅行のたびに戦々恐々です。今回の旅行でも、ミネラルウォーターで濡らしたタオルで首や関節部分を汗を拭いては痒み止めのメンタームを塗りつけておりました。これは割と効いたような気がします。

読書:秋山瑞人『イリヤの空 UFOの夏 3』『イリヤの空 UFOの夏 4』(一気読み。ボーイ・ミーツ・ガール)