Diary 2003」カテゴリーアーカイブ

2003年の日記。

2003/09/05

今日は毎年恒例の健康診断でした。採血では案の定、若い人が担当で、一回で私の血管に針が入れられませんでした。だからって、「入らないですねぇ」と針を突き刺したまま、針先で血管を探るのはよしてください。「他の所でやってみてください」と顔で笑って、“痛いんじゃあ”と心で悪罵していました。まぁ、2回目は手の甲から無事に血を抜くことが出来てたので、ほっと安心しました。今までの採血失敗最悪記録は、計4ヶ所6回。5日間、ずきずき痛んだイヤな思い出です。

購入:秋山瑞人『イリヤの空 UFOの夏 3』『イリヤの空 UFOの夏 4』(週末一気読み予定)

2003/09/03

今日はシステムのエラーが多いなぁ。ま、大局に影響ないものばかりだから別に構わないし、なんか働いたな、って気分にもなる。会社についてブルーになっていた一日でもあったので、気も紛れました。どうせ、私が欝になっても事態は好転するはずもなし、エネルギーの浪費なので今日中に復活するつもり。

購入・読書:秋山瑞人『イリヤの空 UFOの夏 1』『イリヤの空 UFOの夏 2』(読了。完結したので買いました)

2003/09/02

代休でいろいろ買い出しです。押入収納とか。

会社はマネーゲームの餌食となって、株価も額面割れ。経済雑誌の黒い噂系の半常連と化しております。とはいえ、会社の売り上げはそこそこありますし、取り敢えず下請けさんにはなんとかお金が払えている状態ですから、もう少し保つだろうと社員は日々業務をこなしています。

2003/08/31

別サイトを歴史ファン系検索サイトに登録しました。今まで割とこっそり公開していたのですけれど、ベトナム史普及のため(笑)、宗旨替えしました。あ~、疲れた。

2003/08/30

急に風が涼しくなってきました。6月生まれのくせに寒くて乾燥している方が好きなので、「あ~、楽だ~」と気分がうきうきしています。体調もようやく元に戻りつつあって、食欲もわいてきました。明日は室内をいじろうと考えています。

高羅佩をとりあえず更新。

読書:陳之邁『荷蘭高羅佩』(1日目、読了。ベーシックな伝記です)

2003/08/28

3日遅れで給料が出ました。ちょっと一息ついています。

三国志文章のあまりの駄作っぷりに、流石の“反古束”とはいえ公開を取り止めたい気分99%。再構成して書き直しが必要な出来になってしまっていました。そういうことで延期します。

読書:イーガン『しあわせの理由』(3日目、読了。近未来と遠未来の生きる意味とは)

2003/08/26

火星は明日最接近とのこと。火星を戦争の神になぞらえる伝承は世界各地にあるそうですけれど、せめて星空だけの話に留めておいて、明日くらいは平和に話し合って欲しいものです。北朝鮮問題六カ国会談。

客先ビルの前にある田圃でようやく稲の花が咲きました。よく頑張って咲いてくれたね。

読書:イーガン『しあわせの理由』(2日目。現実の軋み感とフェードアウトする終わり方が割と気に入っています)

2003/08/25

体調を崩し、午前半休した上に15時退社という偉業を成し遂げてしまいました。内科のお医者は感染性の胃腸炎だろう、とのこと。取り敢えず脱水症状対策としてアクエ○アスを買い、自宅で寝こけています。

ベトナム旅行で先生方と話していて痛感したことは、「日本人の漢字信仰」や「文献への信仰」だったりします。漢字は権力のツールであり、書かれたものは決して鵜呑みにしてはいけません。自覚していないようだったので、かなり恐いです。

たまに酔った勢いで友人T嬢と話すのですが、私はSFやミステリの世界で言う理系・文系という小説のカテゴリ分けほど、無様なものは無いと思ってます。小説に理系・文系なんてものはなく、作家や翻訳者の説明が巧いか下手かだけの問題では? という訳で、理系SFと言われているイーガンを読んでいますが、何処が“理系”なんだか、よく判りません。ただの“おもしろい小説”じゃん。

読書:イーガン『しあわせの理由』(1日目。相変わらず面白いです)

2003/08/24

友人たち十数人以上と荒川河川敷で花火でした。車座で酒瓶を抱えて、花火にうち興じるのは久しぶりで、えらく楽しかったです。

2003/08/23

夏休み中のはずの代々木の某書店さんで、ちょっとした成り行きからファン・ヒューリック『秘戲圖考』(台湾の複写版)を見せていただきました。手書きできっちり書き込んだページからは著者の苦労の跡が忍ばれます。あれだけ大部のものを調べ、書いたエネルギーとその源泉となったものに感嘆を禁じ得ません。

とはいえ、私の持っている『秘戲圖大觀』とは違うものなので、困っています。どうやら『秘戲圖考』に挙げられている図版を後から編集し直して足したものがあるようなので、或いはそれにあたるものなのかもしれません。『秘戲圖大觀』自体、非公開出版(なんのこっちゃ)ということだそうで、なかなかこのあたりの出版事情は微妙なものがあるようです。

ついでに、この書店さんで陳之邁『荷蘭高羅佩』(1969、傳記文學社)を購入。まぁ、このあたりはなるべく早く調べて9月頃には更新するつもりです。

近所の神社で夏祭り。思わず屋台でおやつを買ってしまいました。射的の景品や綿飴の袋の柄を冷やかしたり、タイラーメンやタコスといった変わり種屋台を覗いたり、ぶらぶらするだけで楽しかったです。