Diary 2003」カテゴリーアーカイブ

2003年の日記。

2003/08/22

明日は仕事です。会社はいよいよ危うげな雰囲気なのに、仕事だけは順調に進んでいます。喜ばしいことなのか、憂慮すべき事なのか複雑な気持ちです。

久しぶりに反古束を書いています。長年のもやもやに整理をつけるべく、私なりの“日本における三国志”論になりそうです。近日中にUP予定‥‥と予告して自分にプレッシャーをかけるワ・タ・シ。

2003/08/21

お腹は落ち着いてきました。冷やさなければOKのようです。今日も早く寝よう。

2003/08/20

無事に、とまではいきませんがベトナムから帰還しました。高校教職員の研修旅行なので強行軍でしたが、体調はまあまあ。ただ、ちょっとお腹を壊しています。食中毒の痛さではないので、クーラーの冷えがもとでひいた風邪が原因でしょう。

今回の旅行は天気に恵まれました。ミーソン遺跡は青い空と白い雲が流れて良い天気でしたし、スコールの泥濘と落雷に囲まれてドキドキすることもありませんでした。フエも摂氏40度を超えることはありませんでしたし、ハノイもそれほど蒸していませんでした。この時期ではベストと言ってもいい気候だったと思います。それでも十分暑かったですが。

さて、今回も土産と本を買い込んできました。特にアパート暮らしを始めたので、陶磁器で有名なバッチャン村では食器購入に奔走していました。どんな食器でも日本で揃えると高いですが、この村ならかなり格安で買えます。同行している高校の先生たちにバッチャン焼の説明をしつつ、大きめのミニボール5枚、葉っぱの形の中皿2枚、大皿1枚、サラダボール1枚、しめて14ドル(悲しいかな手持ちのドンが切れていた)で購入。おまけもつけてくれて、1700円くらいですね。多分ごねれば、もう1~2ドルくらい安くはなったと思ったのですが、売店の女の子が可愛かったし、双方ハッピーなうちに切り上げたかったので、ほぼ言い値で手を打ちました。

もちろん本はあちこちでちょっとづつ買っています。ツアーという制約上、ぶらりと本屋に立ち寄れませんでしたが、おみやげ屋もよく探すと案外掘り出し物がありました。ノイバイ空港の書店にどういう訳か家譜の研究書があったりしますし、特にハノイの文廟は妙に品揃えが豊富でした。そりゃあ、『阮朝朱批目録』(だったかな?)など涎が出そうなものが無造作に並んでいたりします(笑)。

それとハノイで見つけてしまったのが、映画『ウォーターボーイズ』ベトナム語バージョン(!)の看板でした。ロゴなんかちょっと凝っていて、そこそこヒットしているみたいです。観てみたかったなぁ。

まぁ、今回はミンマン帝廟などあまり行かないところにも行きましたし、フエ紫禁城の測量をしていた早○田大学建築学科の学生さんたちにも遇いましたし(その節はお邪魔しました~)、ホーチミンやハノイの大学の先生ともちょっとだけお話もできました。かなり珍しい経験をしたと思います。意外と買い物もできたこともプラスすると凄く満足できる旅でした。

2003/08/11

明日はベトナムへ出発。教職員の研修旅行にくっついてゆくので、来週まで過酷かつ歴史三昧な日々を過ごしてきます(笑)。

2003/08/10

昨日から今日にかけて、友人たちと飲み食いしていました。流石に二日酔いがきついです。旅行の準備もほぼ完了。あとは、12日の出発で遅刻をしないようにするだけ、と。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(9日目。読了)

2003/08/09

昨夜、ぼーっとオンライン書店で本を選んでいました。ところが会計する段になって我に返り、ぎょっと冷や汗。6万円超えてるよ。たった5冊の本だったのですが、単価の高いものが多かったというオチです。2万円台とか。もちろん、会計は取り消しました。危ない危ない。

旅行の準備をそれなりにやっています。一応ツアーですし、合宿慣れしているので、荷物は最低限に絞っています。必須といえるのは、パスポートとドルと医薬品くらいかな。あとは忘れ物をしてもある程度はカバーできます。問題は帽子ですかね。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(8日目)

2003/08/08

毎日毎日暑いですね。うちの会社は来週がヤマだそうです。まぁ、それなりの話が進行中らしい。

うちの母の勘は相変わらず驚異的な的中率を誇っています。だからって、風呂の最中に「いるような気がしたから」と酔っぱらいつつ電話を寄越すのは勘弁して欲しい。先月から何回目だろう‥‥。

そろそろレロイ書店のカタログを購入しなきゃなぁ。あのオンラインショップはニッチな需要を完璧に近い精度で供給し、しかもおそらくは個人経営という点で、孤高の存在です。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(8日目)

2003/08/06

実はかなり不調です。鬱とは違うのですけれど、悉くタイミングが合わないというか、“のらない”のです。ネット接続の時間が延びているのがその証拠。まぁ、あと数日もすれば復調するでしょうが。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(6日目。農閑期と書いて、ピラミッドとアンコール・ワットととく。そのココロは失業対策?)

購入:『活字倶楽部』(神林長平インタビューのためだけに7年振りに買いました)、『日経サイエンス』(科学って面白いですよね)

2003/08/05

朝方、物凄い雀同士のストリートファイトに遭遇してしまいました。電線で「ヂヂヂヂヂッ」と罵声(?)を交わし、おもむろに空中戦に突入しました。追いつ追われつ飛び回り、蹴りを繰り出し、きりもみ状態で車の行き交う路上に落下します。どうにか車をよけ、もつれ合いつつ歩道に転がり込み、片方がもう一方の頭の羽根を喰いちぎらんばかりにくわえて一瞬睨み合い、再び飛翔。屋根の彼方に消えてゆきました。頭の羽根に噛みついていた方が追っ手ということで、大体勝負は付いたようです。この間、数十秒。一体何が原因であんな激しいバトルになったのでしょうねぇ。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(5日目)

2003/08/04

久々に仕事が忙しい。なんだか嬉しくなってしまうのは、身も心も社会人になってしまったためだろう(笑)。あと、仕事の内容が数10万件のデータ加工&解析だったからかもしれない。ランダムに見えた数値が、ある要素でふるい分けしてグラフ化した途端、見違えるほど4極分化していた瞬間なんて、ガッツポーズを決めてしまったくらいです。わーい。

夏本番で、あせも悪化中。まだ傷口がばっくり割れていないのが救いです。

ファンにはタコ殴りにされそうだが告白してしまう。ミステリィ作家の森博嗣の有名シリーズに出てくる主人公・S川先生が、私には“愛すべきミーハー天然バカ”に見えてしょうがない。第三作まで読んでいるが、シリーズが進むにつれてしゃんとしてくるかなぁと思いきや、どんどんツッコミどころたっぷりの愉快な人になってゆく。他の秀才・天才連中が割とまともなだけに、時に、これは作者の故意による人物造形かとも疑います。先行きが本当に楽しみなキャラクターですな‥‥もうシリーズは完結しているけれどね。

という書評を書こうと思ったのですが、止めました。やっぱりシリーズ全巻制覇してからの方がちゃんとしたものを書けそうですから。面白いですよね、S川先生。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(4日目。のんびり読んでいます)