無事に、とまではいきませんがベトナムから帰還しました。高校教職員の研修旅行なので強行軍でしたが、体調はまあまあ。ただ、ちょっとお腹を壊しています。食中毒の痛さではないので、クーラーの冷えがもとでひいた風邪が原因でしょう。
今回の旅行は天気に恵まれました。ミーソン遺跡は青い空と白い雲が流れて良い天気でしたし、スコールの泥濘と落雷に囲まれてドキドキすることもありませんでした。フエも摂氏40度を超えることはありませんでしたし、ハノイもそれほど蒸していませんでした。この時期ではベストと言ってもいい気候だったと思います。それでも十分暑かったですが。
さて、今回も土産と本を買い込んできました。特にアパート暮らしを始めたので、陶磁器で有名なバッチャン村では食器購入に奔走していました。どんな食器でも日本で揃えると高いですが、この村ならかなり格安で買えます。同行している高校の先生たちにバッチャン焼の説明をしつつ、大きめのミニボール5枚、葉っぱの形の中皿2枚、大皿1枚、サラダボール1枚、しめて14ドル(悲しいかな手持ちのドンが切れていた)で購入。おまけもつけてくれて、1700円くらいですね。多分ごねれば、もう1~2ドルくらい安くはなったと思ったのですが、売店の女の子が可愛かったし、双方ハッピーなうちに切り上げたかったので、ほぼ言い値で手を打ちました。
もちろん本はあちこちでちょっとづつ買っています。ツアーという制約上、ぶらりと本屋に立ち寄れませんでしたが、おみやげ屋もよく探すと案外掘り出し物がありました。ノイバイ空港の書店にどういう訳か家譜の研究書があったりしますし、特にハノイの文廟は妙に品揃えが豊富でした。そりゃあ、『阮朝朱批目録』(だったかな?)など涎が出そうなものが無造作に並んでいたりします(笑)。
それとハノイで見つけてしまったのが、映画『ウォーターボーイズ』ベトナム語バージョン(!)の看板でした。ロゴなんかちょっと凝っていて、そこそこヒットしているみたいです。観てみたかったなぁ。
まぁ、今回はミンマン帝廟などあまり行かないところにも行きましたし、フエ紫禁城の測量をしていた早○田大学建築学科の学生さんたちにも遇いましたし(その節はお邪魔しました~)、ホーチミンやハノイの大学の先生ともちょっとだけお話もできました。かなり珍しい経験をしたと思います。意外と買い物もできたこともプラスすると凄く満足できる旅でした。