Diary 2003」カテゴリーアーカイブ

2003年の日記。

2003/03/17

セキセイインコたちは一足早く春を迎えている。‥‥ええ、はっきり言いましょう発情期です。うるさいこと煩いこと。

きーちゃんはこれ見よがしにカモ~ン状態(インコ界では“しゃちほこ”と言う)だし、ポチョはアタックする前に目がイっちゃっているし、乗っかる相手を求めて彷徨う片足が哀れを誘っていたピンは今や只の出歯亀だし、みどりは愛想を尽かしたように羽繕いにいそしむという、昭和ピンク映画のような光景が爽やかな朝に繰り広げられているのである。 セキセイインコの世界はかくも奥深い(苦笑)。

読書:河原正博『漢民族華南発展史研究』(1日目。大学時代に少数民族史の先生についていなかったら、この面白さには気が付かなかったでしょうね)

2003/03/16

なんだか最近のアメリカって、戦前の日本みたいですなぁ。外来語を言い換えたり、反体制的言動を一般市民が吊し上げたり、正義と大義に弱かったり、国連を邪険に扱うあたり。自覚あるんでしょーかね。

社会思想社の倒産で書店から消えていた歴史系推理小説“修道士カドフェル”シリーズが光文社で復活しました。わーい。

場所は内乱の勃発したイギリス、時代は11世紀(!)。第一回十字軍の実状に疑問を感じてリタイアし、船乗りに転身したという経歴を持つ修道士カドフェルが主人公です。イギリス史ものとしても、人情ミステリとしても楽しいシリーズです。書院に載せそびれていましたが、ようやく復刊したことですし、これを機に紹介していきたいですね。

読書:坪井善明『近代ベトナム政治社会史 阮朝嗣徳帝統治下のベトナム1847-1883』(4日目、読了。事態を打開しようとすればするほど状況が悪化したベトナム阮朝嗣徳帝がちと気の毒)

2003/03/12

とある本を探していたのですが、ようやく手に入りそうです。まさかフランス極東学院で出していたとは。てっきりベトナムか台湾で出ているかと思っていました。目録でタイトルを確認したら、即、“赤い靴”で検索&注文しました。‥‥やっぱりこの本も、ベトナム語とフランス語だけなんだろうか(汗)。ともかくもインターネットが一般に普及して本当に良かったと思える瞬間。

読書:坪井善明『近代ベトナム政治社会史 阮朝嗣徳帝統治下のベトナム1847-1883』(3日目。この時代もやれば凄く面白いんだろうなぁ)

2003/03/11

フランス極東学院のホームページを閲覧していて“ふらんすだなぁ”(笑)と感じることがあります。国際的な研究機関にもかかわらず、フランス語のページしかないところとか、デザインや色合いだとか。

ここだけでなく、フランスのホームページは独特のこだわりがあって見ていて楽しいページが多いです。眺めてみるだけでもいかが? (私も眺めて単語を拾っているだけです)

香辛料と調味料とドレッシングをいろいろ買い込みました。ここ数年、手抜き料理に走っているため、常にドレッシング数種類・魚醤(ナンプラーとか)・オイスターソースを揃えて、取っ替え引っ替え使ってしのいでいます。あと母が嫌がる醤系の臭い対策にゴマ油も常備品ですね。

【似非フォー・ガーの作り方】

  • 鶏ガラスープを作っておきます。塩味は殆ど感じない程度に(お好みで濃い味付けもあり)。鳥肉も一緒に茹でておきましょう。
  • きしめんは茹でてボールに盛りつけておきます。
  • セブンイレブンの「10品目のサラダ」もボールに山盛りにし、熱した鶏ガラスープを上から注ぎます。
  • スーパーでもなんとか手に入るようになったナンプラーとレモン、セロリ、入手できるならコリアンダーをお好みの量で投入します。辛みが欲しいときは、豆板醤がベター。
  • これで“似非”鶏のフォーが一丁上がり。私はベトナム料理の禁断症状がでたら、これで我慢しています(^o^;)。
    • 読書:坪井善明『近代ベトナム政治社会史 阮朝嗣徳帝統治下のベトナム1847-1883』(2日目。タイトルの割にリーダビリティが高いです。植民地化が進んだ頃の歴史ですね)

2003/03/09

昨日今日と祖母の米寿のお祝いでした。親戚が18人も勢揃いです。いろいろ不満もあるけれど今のところ不仲な親戚もいないので、これといったトラブルもなくお祝い会が完了しました。適齢期後半のいとこ達3人が揃って結婚話になると固まって口を濁す様は、さすがは同じ血を引く者同士です。

最近カラオケと日本画を始めた祖母はますます顔の色つやが良くなって「あと10年は大丈夫でしょ」とは母の弁。

宴会の翌日は、地元の観光(笑)。以前より目を付けていた千葉は館山の南房パラダイスへ鸚鵡&鸚哥たちに会ってきました。まずは温室で親戚一同は瑠璃金剛鸚哥達を手に乗せて記念写真サービス。連なる温室のランやブーゲンビレアや、サボテンを満喫した後で、鳥舎へ入ります。風を切って飛び回る緋鸚哥に、色鮮やかな五色青海鸚哥が好き勝手に暮らしています。金剛鸚哥たちは別の屋根のない区画に放し飼いでした。噂には聞いていましたが、よく逃げないものです。

今回一番の収穫は、まだ1歳半の幼い瑠璃金剛。飼育員にべったり甘えていました。ううむ、悩殺物の可愛さです。

2003/03/07

今日の一言。「親をバカ呼ばわりしてはだめだよ、わかる?」

数十人が並ぶバスの停留所で、高校生くらいの女の子が母親を「あんたバカ?」と連呼していて、あまりの見苦しさについ言ってしまいました。向こうが自分のみっともなさに気付かないのも、私が注意を我慢してストレス溜めるのも損だしねぇ。まぁ、母親が喜んでいたっぽいのが、ちと良い気分(笑)。最近、小言なオトナになっている私。

明日は祖母の米寿のお祝いです。久々に親戚の大半が集まるらしい。

読書:『岩波講座 東南アジア史 別巻』(3日目、読了。読み応えのある別巻でした)

2003/03/06

代休をとって、国会図書館と母校の大学図書館に文献をGetしに行きました。戦果は良好です。とある史料について考察した論文が数本、文化史、都市史に関する論文も数本ほど。地道に読んでいきましょう。

とはいえ、著作権法の杓子定規さに怒りまくった一日でもありました。ある追悼論文集の論文1本につき複写を半分しか認めないなんて、歴史を研究するなと言っているのに等しいと思います。

半分づつ、別々に複写するのも癪に障ります。国家は日本人一般の学術レベルを下げたいに違いない。

ここ数日、私も含めて女の子達に注意する機会を目にしました。“注意する”という行為の重大さが解っていない子供が劇的に増えているようです。

そういうことで、目撃すること数度目にして、「『うるさいから静かにしなさい』という簡単な日本語もわからないんだね、あんたたち‥‥あぁ、この言葉もきっと意味が解らないよね、可哀想に」と、言ってしまいましたさ。直後、その子はちらちら私を見ながらどこかにメールしていました(写真は撮っていなかったので大丈夫だろう)。何を入力していたんだか。反論があるなら直接言いなさいって。罵倒語だったら、あなたのボキャブラリーの10倍は教えてあげてよ(嘲)。かなり呆れモードです。この子が特例だと信じたい‥‥。

2003/03/03

通勤途中、別の駅で事故があって東武伊勢崎線は大混雑。警察まで出てきて「ホームへの階段は事故防止のため閉鎖いたしますー」なんて拡声器で呼びかけているし、タクシーはうんざりするほどの長蛇の列です。

仕方がないので、自宅近くまで戻って他の路線バスに乗って別の駅に回りました。普段は使わない路線だけあって、これまたじりじりと渋滞を進む始末。結局会社に着くまでに2時間半かかりました。酷い目にあったなぁ。

春一番です。“梅は咲いたか、櫻はまだかいな”‥‥と、まだ“春は名のみの風の寒さや”かな?

かくして、今年も花粉症の季節がやってまいりました。くしゃみと鼻水にはここ数年、縁はありませんが、微熱と喉の痛みは例年以上です。

2003/02/27

とりあえず、胃はなんとか復活しました。

読書:ソウヤー『イリーガル・エイリアン』(2日目。エイリアンは殺人を犯したのか?という法廷ミステリー)

2003/02/25

風邪ではなく、胃炎でした。そういうことで、会社も急遽休ませてもらいました。食欲はあるのですが、朝からソフトボールが胃に居座っている気分です。ごろごろした異物感が非常に気持ち悪い~。