櫻が滿開です。あの薄紅色の花が咲いているのを見ていると、重力の束縛が少しだけ無くなって、一瞬一瞬が長く引き延ばされてゆくように思われます。幽かなこの感覚は、もしかしたら彼岸の氣配に近いのかもしれません。
読書:小野不由美『屍鬼』(4日目)
櫻が滿開です。あの薄紅色の花が咲いているのを見ていると、重力の束縛が少しだけ無くなって、一瞬一瞬が長く引き延ばされてゆくように思われます。幽かなこの感覚は、もしかしたら彼岸の氣配に近いのかもしれません。
読書:小野不由美『屍鬼』(4日目)
妹、速報。
ひと月そこそこで、シャープのパソコンに液晶漏れを起こさせました。液晶が漏れて、筐体内部に流れ出す大惨事だそうです。一体どんな使い方をしたのやら。ハードクラッシャー、驚異の新記録。
サポート対象外になるところを、ねばって無料交換を勝ち取ったもよう。
久々に本棚の整理に励み、大分スッキリしました。 それにしても古書の値崩れが酷いです。この一年ほどの文庫10冊、ムック1冊とコミック3冊で180円とは。すぐに品切れにもなっていますし、売らない方が賢明なのかもしれません。
フランス極東学院とベトナムハンノム研究院の史料『越南漢喃銘文匯編 第一集』が届きました。いやー、てっきり台湾製かと思っていたのですが、フランス製。よくよく見ると確かに台湾中正大学のクレジットが入っていません。
取り敢えず、ぺらぺらとめくってみて疑問点が一つ。「ベトナム女性に多いミドルネーム(テン・デン)の“氏”って、いつの時代から定着したのだろう?」日本の“子”と一緒で息が長く、李朝からずっとこの伝統が続いているのは面白いです。
あるシステム会社のペーソスあふれる日常風景。
明日は休日出勤するしかノルマこなせないよなー、と暗澹たる気分でいたところに、パートナー会社の方から問い合わせに対する返答メールが届いた。いやに喧嘩腰で逆ギレ気味なのが腹が立つやら、呆れるやら、気の毒やら。
まぁ、これがかなりの爆弾メールだったわけです。メールに書かれた情報を総合すると、下手するとOSとアプリケーションの設定がやり直しになりかねない、ということになってしまっていました。同僚連中は一渡り向こうの会社を非難し、おもむろに全員溜息をつきました。
「帰ろうか‥‥終電だし」
うつろな視線を漂っているのが泣かせます。こんなチームの明日は如何に?
休日出勤。無論(T_T)。
久々の13時間勤務。そういうわけでちょっとハイです。
読書:宮脇淳子『モンゴルの歴史』(3日目、読了。通史ですね。近現代にページを割いているのが嬉しいです)
この2週間ほど「自宅のドアをあけると、そこは熱帯だった。」という状態が続いています。
母が更年期と花粉症と鼻風邪を併発し、27度以下の室温ではくしゃみと寒気が止まらなくなっているのです。おかげで私は室内だというのに、ランニング一枚で汗をかいている始末。この季節に汗疹ができるなんて、自分史上初の快挙です。
そこで毎日、母との間で小競り合いが繰り広げられます。熱い~、換気しろ~、病院行け~と。仕事の忙しさに託(かこつ)けていますが、おそらく母は病院に行くのがおっくうなだけなんでしょう。愚痴るだけ愚痴っておいて、自分の丈夫さに変な自信があるから始末が悪いです。2週間も異常が続いたら病院に行くでしょうが、普通。
ようやく今晩説得に成功したようなので、明日だめ押しして病院に行かせるつもり。
読書:宮脇淳子『モンゴルの歴史』(3日目、読了。通史ですね。近現代にページを割いているのが嬉しいです)
世界の憧れだった国家が没落してゆくのを目の当たりにするのは辛いものです。この戦争には勝つだろうけれど、もっと大事な財産を同時にいくつも失いつつあるのですから。
かといって中国はまだ役不足。1億人もの国民が、つまり13人に1人が生活保護の必要な生活レベルの国家って、どこが将来有望な巨大市場なんですか? って感じ。砂漠化も進んでいるし。
おまけに水資源の会議は本当に大切なのに、ほっぽらかし。あと暫くすると、水の供給を巡って国際紛争が頻発するのは確実です。21世紀、真水は原油よりも重いのにね。
久しぶりに鑑定サイトで遊びました。結果はこんな感じ。
【男脳・女脳】
中性的男性脳 (男脳度数:60% / 女脳度数:40%)
あなたは、標準的な男性脳の持ち主ですが、同時に女性的な面も、いくらか持ち合わせています。どちらかというと何かに挑戦するのが好きで、空間能力や論理的な考え方を使う分野で力を発揮できます。比較的に人との対話を重視し、仕事面ではチームの取りまとめをすることに適しています、努力次第で、女性的な考え方や感情なども得られます。
‥‥努力次第ですか‥‥ほー。
読書:宮脇淳子『モンゴルの歴史』(1日目)
明日は休日出勤。ただし、トラブル時の待機なので暇そうです。社員教育のプログラム“UNIX入門”が随分残っているので、それをこなそうかな。あと、いつ消えるか解らないWeb上の論文をこっそりTeXのソースに直したりしようかなぁ。
読書:河原正博『漢民族華南発展史研究』(読了) 購入:三田村泰助『宦官』、宮崎市定『隋の煬帝』(この2冊は中国史のいわば基礎教養というところ)、谷川渥 編『廃墟大全』(執筆者の面々が凄い! 私でも2/3は知っているぞ)
なんだか、かなり激しい食欲にひと月ほど悩まされている。食べる量こそ少ないものの、回数と間食が明らかに増えている。一方、体重は全く増えていない。増減の差が少ない体質とは言え、これだけ食べて増えないはずは無いのだが。 疲れが溜まっているのかなぁ。
“Watarodori”が観たい。“ロード・オブ・ザ・リング”が観たい。あの本が欲しい、この論文を読みたい、もっと勉強してぇ! 嗚呼、一ヶ月リフレッシュ休暇下さいって感じです。勤続年数が足りないのでまだ取れないけど。
読書:河原正博『漢民族華南発展史研究』(3日目)
下の詞はサイモン&ガーファンクルのスカボロ・フェアからの一節です。スカボロ・フェアに住む恋人に待つのを諦めるよう、旅人(?)に無理難題をことづける兵士の歌。“She once was a true love of mine”の句が知られていますが、コーラスの歌詞は意外と知られていないようです。こんな日々が早く過去のものとなるように。
丘の斜面に木の葉は舞い散り
銀の涙は碑を洗い
ひとりの兵士は銃を磨く
戦争は紅に染まった大軍に劫火を浴びせ
将軍たちは兵士に殺せと命じ
そしてとうの昔に戦う理由など忘れてしまっている
ところで、某藪大統領を莫迦扱いする風潮ですが、あかんな~と思っています。卑小化単純化は物事の判断を歪めますから。某前フォレスト首相と一緒で、あれだけ叩かれたのに、いまだに某リトルスプリング首相は彼の派閥にいます。確かに機運に恵まれましたし、失言は多いですけれど、それだけではここまでの経緯は説明不可能です。
他人を笑いものにするとき、笑っている人間ににこそ「笑わなければいけない理由」があるということです。
読書:河原正博『漢民族華南発展史研究』(2日目。実は再読ですが、色々考えさせられます)
購入:谷川渥『廃墟の美学』(思想史もの)