アメリカは順調に進んでいるようで。
とはいえ今回は「戦後」処理が本番です(戦後復興ではないのがミソ)。ここでアメリカは自国の国益に傾斜しすぎた処理をすると、確実に状況は戦争以前より悪化します。アメリカが焚きつけたにもかかわらず最近ぎくしゃくし始めたクルド人問題や、トルコやイランらがそれぞれ背後についている反フセイン勢力の扱いも、アメリカは軽~く扱いそうですから、余計心配になります。こういう調停が必要なことに関してはアメリカは下手ですし。なにより一番辛いのがイラク国民ですから。
ところで、日本再武装論を語っている人は「北朝鮮」だけではなく、「中国」というファクターを考えているのでしょうか。
日本が軍備を持ったら一番に各種弾頭の照準をコンピュータにインプットするのは北朝鮮ではなく、核開発の進んだ中国だと思うのですけれどね。資源を自前で調達できる国民13億の国家と日本とでは勝敗は明らかでしょう。アメリカは日本を中国への前哨としたいのはやまやまでしょうが、それは日本にとってリスクが大きすぎます。日本の経済は今や、輸出入とも中国無しではやっていけませんよ。日本は冷戦期のキューバになるつもりでしょうか?
「何も持たない私をあなたは攻撃するのか」と主張し、行動することこそ日本の心意気ではないかなぁ。アメリカが“リベラリズム”という切り札を失った今、それを掲げる義務があるのは日本ではないかと思う今日この頃です。
この一年、高校時代にやった適性検査というものは、まんざらいい加減なものではなかったのかなぁ、と考えることが多くなってきています。最近、よく当たるらしい性格検査サイトで複数立て続けに似たような結果が出ていて、余計そんな気持ちが強くなってます。
ただし、問題はこのお薦めの職業というやつでして、インパクトが強いのが多いのです。まず必ず共通するのは、思想家・宗教家・哲学者(そんなもの薦められても)。時々共通するのは弁護士・検事・作家、そしてウケねらいと思しき教祖と救世主(‥‥オイ)。ごくまれに事務員・心理カウンセラー(ほっ)。共通しているのは殆ど分析+主張+理想系の職業というところですな。歴史家が無いのが寂しい(泣)。
それにしても、この高校時代の適性検査って、実はちょっとしたトラウマでした‥‥。自分で思っているよりそういう要素を持っているのでしょう。否定したつもりでコンピュータ技術者をやっていますが、こんなこと書き散らしていますから。とまれ、さすがに教祖や自称救世主はなるつもりありませんのでご安心を(笑)。
セキセイインコのピンの換羽はようやく終わりました。でもまだ角質をふりまいています(^_^;)。