久保田の朝日酒造が壊滅的被害‥‥このショックをどうしてくれよう。今回の地震は酒造りの盛んな新潟を直撃していたために、あのあたりの酒蔵は大変なことになっているようです。去年造った新酒は地震でやられて、今年の新酒は稲の不作で、まさに「泣きっ面に蜂」状態。どうしてこうも困難が続くのか。
読書:コルコ『ベトナム戦争全史』(6日目くらい。読書再開)
久保田の朝日酒造が壊滅的被害‥‥このショックをどうしてくれよう。今回の地震は酒造りの盛んな新潟を直撃していたために、あのあたりの酒蔵は大変なことになっているようです。去年造った新酒は地震でやられて、今年の新酒は稲の不作で、まさに「泣きっ面に蜂」状態。どうしてこうも困難が続くのか。
読書:コルコ『ベトナム戦争全史』(6日目くらい。読書再開)
東京の観光地としても知られている近所の商店街がテレビで紹介されたらしく、観光客の多い時期にさらに観光客が押し寄せて大忙しだったもよう。昨日今日とお祭りでもありましたし。しかし、普段買っている酒のお供があらかた観光客に先を越されて売り切れていて、ちょっと哀しい気分になりました。
また台風が来そうです‥‥もう勘弁してくれ。
勧君更尽一杯酒も久々に更新しました。日本酒を飲むと、日本人に生まれて良かったとしみじみ感じます。私の場合、原料が米以外の酒は二日酔いしやすいので。
休日出勤中の会社で地震を感じました。
もう、今年は台風といい、地震といい、どうなっているのでしょう? 古代中国では地震や天候不順は、君主の悪政に対する天からの警告ですが、現代でははてさて?
読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(8日目、読了)
リチャード・コールダーという作家がおりまして、フェティッシュなナノテク&サイバーパンクなSFを書いておりました。私は彼の未来世界が割と好きで、トレヴィルという出版社から出ていた中編集の『アルーア(蠱惑)』と、『デッドガールズ』を所蔵しています。
特に、『アルーア』所収の「トクシーヌ」、「モスキート」、「リリム」の3編と『デッドガールズ』、『デッドボーイズ』は同じ未来を舞台にしたSFです。特に「トクシーヌ」は、ある人形に魅入られた少年がダメ人間まっしぐらという救いようのない話でして、“人形もの”の傑作(笑)。生きた人形というのがメインテーマなので、映画『イノセンス』の便乗商法として復刊してくれないかなー、と希望していたのですが、その気配も全くないままに終わってしまいました。
ただ、私は『デッドボーイズ』だけはお目にかかったことはありません。部数がもともと少なかった上に、出版元のトレヴィルがもうなくなってしまっているというのがネックになっているようです。そこで私は先日より、古書サイトを廻って検索しておりました。しかし、とうとう見つけた麗しの古書はなんと6000円! 元値の倍以上という、そこいらへんの株よりも利回りの良い逸品となっておりました。‥‥‥‥‥‥どうする? 買うか? 自分?
読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(7日目)
22号の次は、今年最大の台風だそうです。会社も早くに追い出されました。今年の天気は一体どうなっているのやら。熊がパニックになるのも解ります。
先週から今週にかけて4回も作業報告を書いているおかげで、障害対応が順調に遅れています。進捗報告が大切なのはよく解る。しかし、それも頻度と釣り合っていなければ無駄の一言に尽きると思います。だんだん腹が立ってきたので、今週の会議づくしスケジュールが終わったらExcelの障害対応リストから最新達成値を取り出すよう、関数をいじってみるつもり。
ひやおろしの季節です。近所の酒屋さんにも色々な蔵のひやおろしが並ぶようになりました。新酒のさっぱりとした感触は秋の味覚と良く合います。ただ、台風ラッシュで今年の山田錦は散々な出来のようで、来年にかけての酒造りは大変なことになるらしい。蕎麦も不作だそうですし。今年の冬は厳しくなりそうです。
うーん、私の周囲は景気の悪い話ばっかりだ。
読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(6日目。植民地化と異界の消滅)
根津美術館の「宋元の美」展とサントリー美術館の湖南省出土古代文物展をはしごしてきました。
湖南省出土古代文物展で展示されていた走馬楼出土の木簡は、電子化してデータベースを構築し、統計学の手法を導入してこそ真価を発揮する遺物ですね。140000点も木簡があれば、そうせざるを得ないわけで、確かに電子化作業は進められていると小耳に挟んだ記憶があります。完成ははるか先のことのようですが、完成すれば三国時代の呉がどのような行政を行っていたか相当解明されるでしょうね。
「宋元の美」展は日本に伝来した漆工芸品を中心に構成されていました。堆朱の盆で図案の空白部分に施された文様の細かさにはくらくらします。
微妙に体調が良くない。喉が痛み、微熱が出ています。これはブタクサアレルギーか、口内炎のせいか、はたまた本当に風邪を引いてしまったか、どれだろう? ともかく暖かくしておいて損はないか。
読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(5日目。貿易と異界について)
社名の変更は来月でした。先走りでしたね。
健康診断の結果が返ってきました。概ね良好。低レベルをフラフラしているけれどもレッドラインは越えないという、実に私らしい検査値でした。こんなぎりぎり健康状態が続くと、時に、いっそ病気になりたいと思うこともあります。
今週来週は、博物館巡りガチンコ勝負をする予定。
読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(4日目)
ヒエロニムス・ボスの『快楽の園』という絵があります。高校時代に図書室の美術全集で偶然見て以来、忘れられない作品でしたが、ようやくこの作品(だけ)を解説した本が見つかったので、紀伊国屋に発注しました。 『快楽の園』は一度は直接対峙してみたい、凄まじい絵です。
そして、とうとう『ケルベロス第五の首』に取りかかる決心をしました。
読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(3日目。人喰い人種伝説の背後にあるもの)
客先で会議が早く終わり、定時に帰宅できてささやかな幸せを感じています。毎日こんなだったらいいのに。
翻訳家の矢野徹さんがなくなられたそうです。SF作品の翻訳には随分ふれていました。ご冥福をお祈りいたします。
読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(2日目。16-17世紀の東南アジアは面白い世界ですよ。英雄はいないけれど)
死んだ飼い猫をクローニングして復活させます。というビジネスが早くも出てきているらしい。人間の究極の自己満足なので、気色悪いことおびただしい。それはともかくとして、クローン猫はもちろんオリジナルの記憶を持ちませんから、飼い主を見ても「あんた誰やん?」状態でしょう。飼い主はそれで満足するのでしょうか?
さらには、ぶち猫は決してオリジナルと同じ斑にならないということを、飼い主は納得しなければなりません。猫の斑模様は後天的な形質であり、母猫のお腹の中で完全にランダムに決定されるものなのです。さてさて、これで同じ猫が復活したと言い切れるのでしょうか。無理。同じものは決して作れず、別の個体の猫にすぎないのです。
クローンはコピーじゃないんですよね。敢えて言うなら「可能性」の存在です。そういう方が、夢があっていい。
読書:飛浩隆『象られた力』(3日目。奇麗な作品群でした)