2006/01/28

日中は少し暖かかったけれども、やはりそこは冬。夕方になったら途端に冷えこんできました。こういう日は鍋が一番です。

さて、先週の雪も大分溶けてきましたが、近所の植木に若干の被害が出ているようです。葉っぱがちりちりになってしまった植物がそこかしこで枯れ始めており、お気に入りの金柑も緑の葉がしわくちゃ。寒さに細胞が壊れてしまったのでしょうねぇ。 昔テレビで見た、北海道と東京のタンポポの比較実験を思い出します。氷点下にして、また温度が上げると東京のタンポポは葉がちりちりになってしまいますが、耐寒性の高い北海道のタンポポは見事にそのままでした。子供心に同じ生き物でも住む地域で随分とかわるものだな、と思ったものです。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(18日目くらい。渦中にいると自分のやり方を見失いがち、というのが政治というやつか?)

2006/01/27

またしてもinfo系スパムが増えてきたので、フィルタを調整中。現在はその他も合わせて1日に20通前後がスパムです。何故にこれほど昔のアドレスで来るんだろう、と思っていたら、昔日逍遙の5年近く前のログや行きつけのサイトさんのログにアドレスが残っていました。あっちゃあ。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(17日目くらい)

2006/01/26

冬のサーバ室は暖かいと言いますが、嘘です。やっぱり冷え切りました。

男性週刊誌の中吊りの下品さにはいつもながらうんざりしていますが、最近過激さが増していて、本当に気持ち悪くなってきています。羨望と嫉妬にまみれた阿諛追従の記事か、弱みを見せた相手への過酷な報復記事の二極化が進んでいて、しかも、恣意的に選択された語彙はプロパガンダそのもの。あまりにも品性に欠けていて見たくもないけれど、ラッシュの電車では人間の習性としてどうしても視線を上に向けてしまい、つい読んでしまいます。毎日それがストレスになってしょうがありません。 どの国のマスコミも日本と一緒か、日本以下だと判っているのですけれどね‥‥。

アトピーが多少よくなってきたので、久々に日本酒を味わっています。日本酒と肴をしみじみと堪能することは、日本人で良かったなぁと思う数少ない機会の一つです。しかもこれでお釣りがくるほどです。もう関係者全てどころか原材料にまで、ありがとう、って気持ちになります。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(16日目くらい)

2006/01/25

ふとネットを探索していてゲットした情報。日本の意外な輸出産品は“古紙”。 回収率の上昇と国内消費の停滞で余った分が輸出されているらしい。へぇ。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(15日目くらい。いろいろ経由して回帰しました)

2006/01/23

冬休み最後の昨日は、東京都写真美術館へベトナム戦争の写真展を見に行ってきました。解説が丁寧で、あくまで「写真家の撮った戦争」というテーマに沿った展示でした。プロパガンダも、予期せぬ一瞬も、有名無名の写真という形で一堂に会してます。 ちょっと受けたのが、出口近くの現代の写真。マスゲームの一瞬を移しているのですが、一糸乱れぬ様でいて、ボードを膝の上に置いていたり、つまんなさそうな顔していたり。よく見るとゆるゆる感が漂っています。

ついでに恵比寿ガーデンプレイスをぐるりと一周。飼い主とフリスビーをやってるヨークシャーテリアを目撃しました。その小さい犬は毬のように跳ねてフリスビーを追いかけてはキャッチし、戻っては飼い主を見上げてわくわくと続きをせがむのです。もう、体中から楽しさと嬉しさを発散していて、見ているだけで幸せになります。えらい可愛かったなぁ。

ちなみに東京都写真美術館の最寄り駅・JR恵比寿駅の出発メロディは『第三の男』のあのメロディ。これを聴くと条件反射的にビールを飲みたくなります。それが妙に悔しい。

読書:ファン・ヒューリック『南海の金鈴』(3日目、読了。チャオ・タイが‥‥)

2006/01/21

雪で流石にどこに行く気もせず。別サイトの更新を久しぶりにやってます。 大分、気持ちに余裕ができてきたようで、自分としてもホッとしてます。月初まで「あと一日の辛抱だ」と毎日自分に言い聞かせて生きてましたから。

更新がてら、色々なものに目を通すのですけれど、ベトナム科挙の資料、よく探せば結構ある‥‥‥自分の集めた論文も総浚いしないとダメだなぁ、こりゃ。

2006/01/20

今日は大掃除の日。 ところがレシートや領収書の類をシュレッドしていたら、シュレッダーが壊れました。どうにか直らないものかと、ドライバーで歯車まで分解して掃除してみたものの、モーター内部がいかれてしまったらしく全然動きません。かなりショックです。

2006/01/19

なんですか、この寒さは。

国立図書館分館の東洋文庫で閲覧証を更新。ちょっと調べ物もしたかったのですが、まだ読むべき資料の絞り込みができていないので時期尚早かと思い、更新だけで切り上げました。ベトナム科挙の資料って阮朝の研究は多いのですが、それ以外ってまだまだ断片的で層が薄いような気がします。もう少し、別のキーワードから資料を調べた方が良いのかもしれません。

そのまま松岡美術館まで足を伸ばしています。特別展の東洋陶磁は中国・朝鮮・ベトナム・ペルシアという広範囲の所蔵品を展示したものでした。小規模な展示ながら素人の私でも優品を展示していると判りました。ただし、ベトナム陶磁は青花2点と五彩2点のみ。ちょっとがっくりです。

さてさて、昨夜は妹の愚痴の聞き役になっていました。今までと違うことをするのはいいけれど、前人の後始末は誰がやるのと詰られたらしい。妹にしてみれば、なにもしていないのに前人の後始末代金を何故肩代わりしなければならないかと、やはり不満そう。誰もが不満足で人間関係が悪化しているもよう。 “立つ鳥跡を濁さず”という言葉の意味をしみじみ噛みしめた夜でした。

読書:ファン・ヒューリック『南海の金鈴』(2日目)

2006/01/18

正月休暇になりました。厳密に言うと正月休暇の代休中です。今まで溜まっていた野暮用を済ませてきました。 それと銀行口座をWeb通帳形式に変更しました。記帳しなくて済みますし、ATMの時間外手数料が無料になるし、他の定期・外貨口座や別の口座も見られるように設定してもらったので、かなり便利になるはず。

この数日のライブドア騒動を見ると、数年前に全く同じ道を歩んだ、うちの会社を思い出します。‥‥‥‥ただ、ここは桁が違うから、なおさら立ち直るのには険しい道程を歩まねばならないでしょう。まー、傘下に利益が出せる事業体を持っているので、余程へぼい失敗をしなければ、いずれまたのし上がってゆく可能性も残っていますが。経営体力の無かったうちの会社との違いはそこかな。

読書:池橋宏『稲作の起源』(8日目読了)、ファン・ヒューリック『南海の金鈴』(1日目。大食はともかく、蛋民まで出てるとは思いませんでした。発表年代を考えると、とても画期的なことなのかも) 購入:木村貞造『安南陶磁図譜』(昭和59年発行の個人コレクションの図譜らしい。まだご存命なんでしょうか?)

2006/01/15

久々の日曜らしい日曜。先週くらいまで力尽き果てて、ただただ寝こけてましたから。部屋の掃除、洗濯、買い物に料理の作りおきなど、たまり溜まっていた物事を、どうにか全部クリア。

等々、のんびりしていたら、実家へ緊急招集がかかってしまいました。しかも、“母の睡眠時における異常な呼吸音”という、しようもない理由で(笑)。まぁ、被害者は私と妹に加え、母の相方へと拡大しており、そろそろ相談する頃合いだろうということで、妹のつてで専門の耳鼻咽喉科を紹介してもらうことになりました。 安眠を妨害するアレには本当に腹が立つのですよ。どうしても笑い事になってしまうのですけれどね。

さてさて、『ベトナムの社会と文化』5・6合併号がそろそろ発売とのこと。

読書:池橋宏『稲作の起源』(7日目。賛否はどうあれ、これは専門分野を超えて真剣に討議すべき仮説でしょうね)