月別アーカイブ: 2008年3月

2008/03/30

実家への直通となる、日暮里・舎人ライナーが開通しましたので、実家への帰宅に早速利用してみました。今まで出勤ラッシュ帯ではバス(+渋滞)で40分から1時間以上かかっていた道程が20分で到着。便利になったなー、と感心しましたが、I知事が「予算を400億削った」と言ったことをニュースで読んで、何をどう削減したのか知りたい、と思いましたよ。材料をケチったのではないでしょうね? と。だって、ライナーが来るとき、構内の揺れが予想外に激しいし。ゆりかもめより揺れるのはちょっと不安。

2008/03/29

上野から谷中にかけて花見がてら散歩してきました。上野は満開、谷中墓地はもう一息という感じです。

読書:サイモン・シン『フェルマーの最終定理』(1日目)

2008/03/28

「沖縄ノート」訴訟ですが、元戦隊長についての記述については原告に肯定的な判決だったので、ぶっちゃけ原告実質勝訴じゃないか、と。当時の日本と日本軍の構造的な(空気を読むことを強いる)問題については認めて、個人の行為については証拠不十分にして、そこで手を打ちませんか?というのが裁判官の言いたいことだったのでは? 原告側の反応が私の想像とは逆なのが、どうもなんとも首をひねりたくなります。

読書:弓場紀知『青花の道』(5日目、読了)

2008/03/25

夜勤やらなにやらで妙に重く感じます。体調は良いのですけれどね。

ふと興味が湧いたので、Googleでベトナム語で“チベット”と検索してみました。まぁ、案の定というか、ニュースサイトは殆ど検索に引っ掛かりませんでした。ベトナムも少数民族関連は問題を抱えているし、きっちり検閲しているみたいだね、と。

読書:ブリュノ・ダジャンス『《「知の再発見」双書》アンコール・ワット』(2日目に読了)、弓場紀知『青花の道』(3日目)

2008/03/19

SF作家アーサー・C・クラークが無くなったそうです。確かにもうかなりの歳と思っていましたが、やはりその訃報はSF界にとって一つの時代の終わりを意味するのではないかと。

読書:ブリュノ・ダジャンス『《「知の再発見」双書》アンコール・ワット』(1日目)

2008/03/18

チベットの暴動のニュースですが、そもそもの原因は植民地化による富の不均衡でしょうが、ダライ・ラマ14世の求心力低下が目につきます。ダライ・ラマは北米神経科学会のエピソードでも判るとおり相当論理的で賢明な人ですが、この状況は厳しいだろうと思う。ここまで人と資本が動いてしまった現在、それを強制的にリセットする痛みはとても大きなものと凡人のわたしでさえ容易に予測できてしまうわけで、尚更ダライ・ラマならそれを理解してるのだろうと思います。どうもあの宗教指導者はチベットの痛みだけでなく、中国の痛みをも軽くするようと努力しかねない印象もあります。

あ、中国の150通のダライ・ラマ逮捕状ははったりな気がします。ここで本当に逮捕してしまったら、更なる暴動を誘発してチベット問題の収拾がつかなくなるのは目に見えているので。

読書:荻上チキ『ウェブ炎上』(3日目、読了)

2008/03/17

こっちは久々の更新です。とりあえず、仕事とdel.icio.usに振り回された2週間を送っていました。del.icio.usは大変に興味深いツールだけれども振り回される可能性も大きいな、と思います。まぁ、語学が駄目なのでベトナムの新聞の見出しだけで一苦労ですが、「チャン・フー通りを発掘するのかー」等々、ちみちみと文化面をメインに読んで勉強しています。

とりあえず目についたニュースは“李公蘊を映画化”あたりですかね。あと、日本の“胸が大きすぎるので逆転無罪”が海外ニュースの記事になっていて、ちょっと笑いました。

読書:佐藤信、藤田覚(編)『前近代の日本列島と朝鮮半島』(読了)、カード『ソングマスター』(読了。キヤ=キヤの友情というか愛情というか、度量の深さが印象的。確実に不運な女性なのだけれども)、荻上チキ『ウェブ炎上』(2日目。懇切丁寧で初心者でも安心だけれど、喰い足りない感じ)