月別アーカイブ: 2007年7月

2007/07/31

今晩は湿度も高く、近所のキジトラ猫もだらだらしてしていました。まぁ、なんですか、路上で仰向けになって、後肢をがばーっと開いてごろごろしてる。人間でいうならば“むちむち系熟女”がそんな状態であるわけです。で、私が上から見下ろすと「にゃー」と鳴いて挨拶するのです。実にやる気なさげな一声で。

こいつは‥‥もう少し慎みをもった方がいいと思う。いや、せめてもう少し野生を取り戻した方がいいと思う。

2007/07/29

選挙にいこうと昼過ぎに起きたら、すごい雨が降っていました。とりあえず夕方まで待機して投票。政策でマイナスの印象が無く、肩書きを見てそれなりに議員の仕事ができそうな候補をチョイスしました。でも、きっと死票になるんだろうなぁ。

ようやくXMLをXSLで加工する方法に糸口が見えたので、Filemakerで作ったデータベースにデータを入力してテストしています。データベース→XMLで出力→XSLで変換→CSVやBibTeXとして出力、という流れです。ちょっと改行コードの制御が難しいのですが、多分なんとかなると思う‥‥。

2007/07/26

自社のS氏からメールが来ました。このS氏も私にとってかなり苦手な方でして、こっちは“主語を限界まで省略”&“話があちこちスキップ”系です。H氏のように“論理構造が異次元”系ではないのが救いですが、イライラする相手には違いなく、今回のメールもしばらく謎解きに頭をひねる羽目に。‥‥多分、一度月末に自社に戻って欲しいという依頼なんだろうな、と。

ちなみに、A首相は“質問に対して主張が返ってくる”系として認識しています。それはおいといても、どうもこの人は話を聞いていると眩暈がしてくるので苦手なんですけれどね。どこかが破綻しているのに、その歪みがはっきり見えない、そういう感じ。

読書:倉沢愛子他、編『岩波講座 アジア・太平洋戦争 なぜ、いまアジア・太平洋戦争か』(5日目くらい。寄り道から戻りました)

2007/07/24

派遣先の某業務の担当SE・H氏は私の苦手とするタイプの人です。なんですか、雄弁なはずなのに、こちらの頭の中で話の整合性がとれなくなってくるのです。で、それを理解しようとこちらは何度も聞き返すのですが、あなたは頭が悪いとばかりにキレてくる、と。

本日もそのパターンでした。A環境とB環境にその業務のシステムがあって、H氏から問い合わせがあったのです。私が「A環境の話ですか?」と訊くと、H氏は「A環境ではない」と答えたので、私は「ではB環境の話ですか?」と確認すると、H氏は「B環境でもない」と早速イライラして言います。私の“解らん”という表情が表に出たらしく、同席していたH氏の監督社員と同僚SEがフォローしてきました。「A環境とB環境、どちらかの話なんです」と。

上手くコミュニケーションできない理由がなんとなくわかった気がしたという点で、ちょっと収穫があったかもしれない‥‥‥どうもH氏にとっては“not(A) and not(B)”が“A or B”らしいのです‥‥‥訳わからん!!

ちなみに問い合わせ内容は、あまりに自業務の都合だけを考えている(かつ自殺行為な)提案なのでざっくり切り捨てました。「それを現実化したら、あなた方が利用しているサーバの通信レスポンスが大幅に悪化する可能性が高いです。そうなった場合に本番系全業務に影響が及ぶことになりますよ?」と。

2007/07/22

農薬を使うのは、ちょっと豊かになった人々です。だって、農薬を買うお金があるから。

そして、農薬の危険性についての知識がありながら、それを使うのは、作物をより増産しなければならない経済的に窮地に陥った人々です。だってそうでしょう? 一番農薬を浴びるのは自分自身とその家族なのですから。リスクを犯してでも過剰に農薬をまかなければならないほど、かつ消費者のことが全く考えられなくなっているほど追いつめられているのですから。

今回の中国産食物の騒動の背景として、中国国民の経済状態の改善と急激な物価上昇率(と安価な物資を求め続ける諸外国)という視点が未だに出てこないのはおかしいと思う。

地元の神社で盆踊りがありました。赤やピンクの浴衣で着飾った子供達が踊ったり駆け回ったり、金魚のようでとても可愛かった。

2007/07/21

やっぱり疲れを取るのは、劇酔して(出典が判ったら同類)寝るのが一番だよね。

Google Earthでアラビア半島を眺めていたら、地下水を利用したと思われる農場を見つけまして、実に不自然で気持ち悪かったです。つぶつぶ感が、うへぇ、て感じ。実際はそれなりの理由があって経営されているんだろうけれど。

読書:神林長平『敵は海賊・正義の眼』(1日目、読了。『Death Note』に対する神林長平なりの回答なんだろうねぇ)

2007/07/18

送別会の幹事を任命され、現在、いい店を捜索中です。

読書:上橋菜穂子『精霊の守り人』(1日目、読了。岩波を読むのは疲れるので一休みしてファンタジーをば。元々児童書だったものを文庫化したそうで。史料へのスタンスとか何気ない祭や伝承の解釈の仕方など、著者の本業をうかがえる部分があって面白い)

2007/07/17

日曜日に発生した障害の対応で一日がつぶれました。とりあえずハード障害ということで、顧客に対しては「不可抗力でした」と申し開きできる状況なのが救い。

時々思うのですが、Web連携でもなんでもいいのでオフィス向けドキュメンテーションソフトって無いもんかなぁ、と。コンテンツやデータだけ用意して、後の整形や書式は会社テンプレを適用するだけで何パターンもできますぜ、というシステム。Microsoftの最新のOfficeあたりで採用している設計思想をもっと突き詰めたようなソフトがあるといいなぁ。CMSやXMLあたりではあるにはあるけれど、全部Webベースだし‥‥もっとクライアントベースでいいのです。

と、タブやインデントや全角スペースが入り乱れて、フォントもバラバラに設定されていて、古語通りの“凄まじき”ことになっている古いドキュメントを見て、溜息をついてみたりする。そんな私は全角スペース徹底削減派です。

読書:倉沢愛子他、編『岩波講座 アジア・太平洋戦争 なぜ、いまアジア・太平洋戦争か』(2日目。史学の論文らしい論文が並んでいます。)

2007/07/16

台風の後は地震が来て、しかも付随して地下で色々と地質学的な力が働いているらしく、夜にも変な地震があったりと落ち着かない連休でした。おまけに、今月の給料も不透明な状況なので、買い出し以外は自室に引きこもり状態。精神衛生にも健康にも宜しくない状況です。

そこで気分転換にと、本日のサッカーアジアカップのベトナム戦後半をTVで観戦。選手の「姓のイニシャル・ミドルネームのイニシャル・名前」という表記がベトナムらしくて、ちょっと目を引きました。そして、南ベトナム解放民族戦線旗Tシャツを着た人がちらりと見えたような? 最近あの旗が復活しているのは知っていたけれど、サッカー会場はホーチミンではなくてハノイだからなぁ、見間違いかも。

まぁ、あの国旗・金星紅旗を見ると無性にビールが飲みたくなるのは、きっと季節柄とサッポロのせい。

で、サッカーの記事を見てみようとニャンザンをのぞいたら、あの「トイレに10万円」事件が紹介されていてビックリしました。BBCとロイター経由の記事らしいので、あのミステリーは世界中を駆けめぐっていることになるのだなぁ、と(苦笑)。

読書:倉沢愛子他、編『岩波講座 アジア・太平洋戦争 なぜ、いまアジア・太平洋戦争か』(1日目。とりあえず、1巻を読んでみようかと)

2007/07/15

昨日は東南アジア陶磁の展示を見に、町田市立博物館にいってきました。ここは日本屈指の東南アジア陶磁のコレクションを所蔵しているのです。まぁ、問題は交通の便が悪いことなんですが。で、今回は各地の代表的なものをまんべんなくチョイスした感じでした。ベトナム陶磁を半分程度、タイとカンボジアとミャンマー陶磁を合わせて半分という感じでした。スタッフの展示解説も聴いてきました(我が道マニア系のおじいさんがちょっとうるさかった‥‥)。

二羽のカモが並んだ丸っこい水注がえらく可愛かったです。片方のクチバシが注ぎ口で、もう片方がその頭を羽繕いしているディテールで、よく観察しているなぁ、と感心しました。