妹と共にゴンチチのライヴへ。 場所はなんと国立博物館。小雨の中、燈籠を灯し、日本館の正面玄関での演奏でした。耳にすんなり馴染み、あっというまに揮発して溶け、メロディーが後から思い出せない。そんな音楽です。一種の環境音楽かも。聴衆の反応はというと、普通のライヴではタテノリかヨコノリなのですが、(高円寺百景のライブみたいに)大半が微動だにしない面白いものでした。
「Diary 2006」カテゴリーアーカイブ
2006/10/21
歴博の日本の鉄砲に関するシンポジウムに行ってきました。まぁ、なんとも視聴者レベルの設定と一人当たりのパネリスト発表時間(20分)が中途半端だったかな、と。一般レベルでは追いつけず、さりとて専門家レベルでは物足りないといった感じです。あとは、特に高齢の方のプレゼン技術の拙さが目につきました。 ということで、半分くらい居眠りしていました‥‥。
2006/10/20
ここ10年のご飯の味って落ちているような気がするのですが、他の人はどう考えているのかな、と気になっている昨今です。外食で出てくる、味も香りもない、ぱさぱさのご飯はそろそろ勘弁して欲しいなぁ。せめて人間側が水加減を微調整するだけで、全く食感が変わるはずなのに‥‥炊飯器のAIに頼りすぎは如何かと思いますよ。
読書:須藤眞志『真珠湾〈奇襲〉論争』(3日目、読了。陰謀論の論拠を個別に論破したけれども、総括には至っていない感じ。)
2006/10/18
本日は有給。とはいえども、スタミナ切れで病欠に近い休暇です。昼間まで惰眠を貪ってはいたものの、断片的に見る夢は変な夢ばかりで、鉛筆削りの木屑に虫がわいている夢には流石に目が覚めたほどです。
さて、本日はゆっくり‥‥と意気込んで、YouTubeのセキセイインコ(Budgie)動画を見まくりって、ちょっと間違った気もするけれど気にしない! しかし、ロンドンのストリートパフォーマー・Budgieman の動画には驚きました。あのむらっ気があって飽きっぽいセキセイインコに、よく芸を仕込んだものです。
2006/10/15
外出の帰り際に立ち寄った東京国際フォーラムで骨董市が立っていました。いろいろな古着、陶磁器、時計に値付けなど、もろもろのものを見て来ました。“なんちゃって”っぽい磁州窯の壺(30000円)はちょっと欲しかったかも。
読書:須藤眞志『真珠湾〈奇襲〉論争』(1日目)
2006/10/14
丁度、2年前の2004年10月に話題にした、猫クローンの販売会社ですが、案の定、廃業だそうです。猫の斑は遺伝子に由来するものではなく、母猫のお腹の中でランダムに決まるものだと当時から判っていたのに‥‥。
今年の私的キーワードは“善意による悪行”なのかな、と思います。mixiのチェーンメール騒動にはじまって、マクナマラの『フォッグ・オブ・ウォー』とか、うちの一族にちょっとだけ関わりのある太平洋戦争とか。そんな私は性悪説支持者。
読書:『日経サイエンス』(5日目、読了。シャケすごいよ、鮭!)
2006/10/12
いろいろと摩耗した一日でしたよ。
2006/10/10
遊びに行って、帰り際に酒と鰻を堪能し、Googleの地図検索機能で遺跡とピラミッド探しに勤しんだ昨夜でした。次はアンコール・ワットを探そうと思います。それにしても、これは地理の授業の強力な教材になりますね。
読書:『日経サイエンス』(4日目)
2006/10/08
突き抜けた空が、私を戸外に誘います。風に流される白い雲、風に揺れる萩の花。美味し昼酒(笑)。
直系相続と男系相続とどっちがいいかなんて私には関係のないことです。が、朝日新聞の「敬宮さま」とそれ以外の「愛子さま」。男の子が生まれて以降、スタンスがはっきり出ているな、とちょっと思ったりする。でも、ビデオカメラを構えた皇太子さんには、とても和みました。この親バカめ! この一族には、こういうシアワセをもっと味わって欲しいなと思います。ホントに。
読書:『日経サイエンス』(3日目)
2006/10/07
夕暮れの近づいた青い空を、トンボが一匹よぎってゆきます。そんな秋の午後。
先日、通販で手に入れた『なるほどコーヒー学』。予想以上に濃密な内容で驚きました。普通のコーヒー関連本はここまで書かないだろう、というような経済学、植物学、栄養学その他もろもろのQ&Aがたった120ページ程度の本文に書かれているのです。例えば「焙煎でどんな組織変化がおこるの?」、「品質のチェック法と包装条件は?」、「世界最初のコーヒーの広告とその内容は?」。 編者は金沢大学のコーヒー学研究会、代表(?)は広瀬幸雄という計算力学の先生で、コーヒー界の有名人。ちなみにこの方、2003年のイグ・ノーベル化学賞をもらっていたりする。
読書:『日経サイエンス』(2日目)