Diary 2006」カテゴリーアーカイブ

2006年の日記。

2006/10/06

『日経サイエンス』11月号を読んでいたら、こんな文章が。冥王星の例の顛末についての記事の中の一文です。

-引用-また、議論の過程で米国が唯一発見した冥王星を守ろうとした(米国の圧力があった)というような報道が一部にあったが、天文学者はほぼ個々の判断で議論しているので、惑星の定義委員会での議論、あるいは総会中の議論を通じても、国のカラーを感じることはほとんどなかった。その意味で報道のあり方も考えさせられるものがある。-引用終り-

“米国の圧力”という報道については、科学系の学会でこういう露骨に国家を押し立てた活動は珍しいな、と思っていたのですが、どうも報道の仕方がそういう方向に読者を誘導しようとしていただけのようです。

構築中の今のシステムが、日経系の雑誌に紹介されるらしい。構築している私たちのチームは相当忙しいのですけれど‥‥。そして、私はというと、開発チームからの矛盾だらけのQA票を「考えるな、感じろ」とばかりに解釈して回答する日々です。大体、内容は「要相談」と「禁止」になってしまうのですけれどね。

読書:『日経サイエンス』(1日目)

2006/09/30

12時間寝て、ようやく起動しました。 語学のレッスンでもポカしまくり。“Thai tu Nhat”を“日本からタイ”とやってしまったり。正しくは“日本の太子(皇太子)”でして、私は“Thai”を国名の「タイ」と漢越音の「太」を取り違え、おまけに“tu”(漢越音の「子」)の意味も“tu”(「から」)と取り違えていたという‥‥おまけに語順も違うときたもんです。そりゃあもう、顔文字の一つや二つ使いたくなるような恥ずかしさでした。

さてさて、通販のCDや本が届いたのですが、実は1冊既に買っていた本があったというオチもついてきました。

2006/09/29

まだ大分、疲弊しているっぽいです。

読書:小島毅『近代日本の陽明学』(3日目、読了。割と軽い読み物風でした)

2006/09/27

よく怒った3日間でした。ほとんどはある開発チームの愚にもつかない質問がきっかけでした。QA票出すときにはとんでもない質問をしてこないで欲しい。その質問から推定される事柄を総合すると“開発系でテストをしないで一発本番”しかないんですが‥‥もしもしー?

おまけに今のシステム運用を支えている実働部隊の実質リーダーが、脳天気な上司と諍いを起こして退職するらしい。こっちも影響が甚大なんですが‥‥。

読書:小島毅『近代日本の陽明学』(2日目)

2006/09/26

体調が最悪です‥‥。

読書:小島毅『近代日本の陽明学』(1日目。帯のキャッチコピーがマクナマラの言葉っぽい)

2006/09/24

映画の『マッハ!』を観ました。トニー・ジャーの運動センスは素晴らしいし、それなりに面白かったのですが、少々居心地の悪い映画でした。強いけれどドーピングしないと主人公に勝てないミャンマー人とか、タイのムエタイを小馬鹿にするアメリカ人とか、ちゃらちゃらしているけれど実力の伴わない日本人に、彼らを戦わせて賭をするタイの裏ボスと華僑(?)等、ステレオタイプな人物設定(特に悪役)がタイ人視点から表現されていたためでしょうね。 ついでに映画の『七人のマッハ!!!!!!!』も観ました。非道な麻薬王とその部下達と、こっちも解りやすい悪役です。占拠した村の人々を虐殺する部下達は野戦服に赤いスカーフで明らかにコミュニストのイメージと被らせています。 娯楽映画は、その国の人々にうけるものがなんなのかよく示してくれるという典型だなぁと感じましたな。

さて、タイつながりでクーデターですが、なんかこちらも少々気持ちの悪さを感じています。あのクーデターを起こした人を、せめて国王は叱らなければならなかったのではないかな、としきりに思います。立憲君主としてね。

最近、あの国は一般のイメージと自分のイメージとが離れてゆく傾向があるので注意が要ります。特に歴史関係は。

2006/09/23

お彼岸なので墓参りと、相変わらず悪いタイミングに電話を寄越す母です。昨晩は久々に早寝して熟睡していたんだけど‥‥。

読書:ブルック『科学と宗教』(12日目、読了)

2006/09/22

日の丸・君が代の訴訟で、ふと思ったこと。 超がつくほどの音痴で君が代も恥ずかしくて歌えずに口パクという場合、現場はどうしているのでしょうね? 処分対象にするのでしょうか? そして、国歌には敬意と尊敬をいだくべきだと考えていても、その発露が斉唱ではなく最敬礼(70度前傾姿勢)だとしたらどうなるのでしょ?

読書:ブルック『科学と宗教』(11日目)

2006/09/19

会社で朝食を食べようと通勤がてらコンビニに立ち寄って、パンのお金を払おうと鞄を探ったところ、財布がありませんでした。家に置いてきたか、それとも、と嫌な想像が駆けめぐり、ついでに同僚に交通費と昼食代2000円を借り、客先の会社での打ち合わせも早々に切り上げ、18:00という奇跡的な時刻に帰宅。 ざっと見回しても、財布は見つかりません。そして、かなり本気に交番かと諦めかけた時、押し入れの隅に茶色いものが‥‥押し入れの布団のかげに財布がはまっているのを発見! 出がけに鞄をひったくって出ていったので、どうもそのタイミングでこぼれ落ちたようです。それにしても、妙なところから見つかるもので。

読書:ブルック『科学と宗教』(10日目。実はこっそり読み続けていたりする。宗教(主にキリスト教)と科学の関係の様々側面から論じた本)

2006/09/17

友人達とのTRPG会をちょっくら抜け出して、友人S氏を連れ回して根津神社の行列を見物。 御遷座三百年大祭ということで、江戸時代の天下祭の形式に則った神幸とのことです。天狗(猿田彦?)のからくり人形の乗った山車や、70年ぶりに勢揃いする3基の御輿、朱塗りの傘を掲げた馬車に、巫女の女の子たちの乗った人力車が練り歩いていました。千貫(4t)と噂された神輿は6代将軍家宣による献納とあるだけあって細工も塗りも非常に良い出来でした。 次に見られるのはいつのことになるやら。