『日経サイエンス』11月号を読んでいたら、こんな文章が。冥王星の例の顛末についての記事の中の一文です。
-引用-また、議論の過程で米国が唯一発見した冥王星を守ろうとした(米国の圧力があった)というような報道が一部にあったが、天文学者はほぼ個々の判断で議論しているので、惑星の定義委員会での議論、あるいは総会中の議論を通じても、国のカラーを感じることはほとんどなかった。その意味で報道のあり方も考えさせられるものがある。-引用終り-“米国の圧力”という報道については、科学系の学会でこういう露骨に国家を押し立てた活動は珍しいな、と思っていたのですが、どうも報道の仕方がそういう方向に読者を誘導しようとしていただけのようです。
構築中の今のシステムが、日経系の雑誌に紹介されるらしい。構築している私たちのチームは相当忙しいのですけれど‥‥。そして、私はというと、開発チームからの矛盾だらけのQA票を「考えるな、感じろ」とばかりに解釈して回答する日々です。大体、内容は「要相談」と「禁止」になってしまうのですけれどね。
読書:『日経サイエンス』(1日目)