2006/10/07

夕暮れの近づいた青い空を、トンボが一匹よぎってゆきます。そんな秋の午後。

先日、通販で手に入れた『なるほどコーヒー学』。予想以上に濃密な内容で驚きました。普通のコーヒー関連本はここまで書かないだろう、というような経済学、植物学、栄養学その他もろもろのQ&Aがたった120ページ程度の本文に書かれているのです。例えば「焙煎でどんな組織変化がおこるの?」、「品質のチェック法と包装条件は?」、「世界最初のコーヒーの広告とその内容は?」。 編者は金沢大学のコーヒー学研究会、代表(?)は広瀬幸雄という計算力学の先生で、コーヒー界の有名人。ちなみにこの方、2003年のイグ・ノーベル化学賞をもらっていたりする。

読書:『日経サイエンス』(2日目)