Diary 2003」カテゴリーアーカイブ

2003年の日記。

2003/12/04

よそさまの掲示板に書き込んでいて痛感するのは、自分の文章力のとろさです。最近とみに磨きがかかってきたようで、調べものしながらのレスに4時間はかかってしまいます。やれやれ、もっと早く書けないものかなぁ。

読書:フレイザー『金枝篇 上』『金枝篇 下』(16日目。上巻読了)

2003/11/30

Garmarna と並んで日本で紹介されることの多い、Hedningarna の“Kaksi!” を聴いてみました。なるほど、これは変だ。同時に面白い。ビョンビョンと口琴が響き、ハーディ・ガーディやフィドルがぎこぎこ唸り、土俗的なヴォーカルのハーモニーがかっ飛ばすサウンド。しかも伝統音楽(トラッド)にテクノ、ロック、ジャズのテイストを混ぜ合わせています。

ただ、どことなく「色々試してみたけれど、とりあえず聞き易く仕上げてみました」という感じです。思い入れが暴走している Garmarna“Hildegard von Bingen” とはちょうど反対です。女子十二楽坊もこれらの半分でも冒険してくれたら良かったのですけれど‥‥。

ついでに Amon Duul II の“Yeti” も聴く。うーん、いいです。やっぱり変で。演奏もヴォーカルもヘロヘロカッコイイ(笑)。

“「ほぼ100%天然素材」――たった1台の最新モデル「ThinkPad 20M(仮称)」”というZDNNのニュースに大笑いしています。IBMはこういう企画好きですね~。“ThinkPad 20M(仮称)”のプレゼンシートもなかなか凝っていて素敵。しかし、おいしそうなケーキだ。

2003/11/29

TeXの技術問題について、ようやく2つ片づきました。一つ一つ処理を辿ることの大切さを再認識しています。

2003/11/28

久々に Word の強制終了を経験しました。2年ぶりです。流石に Pentium166MHz の Windows95 マシンに Word2000 をインストールして、5ファイルくらい編集したのはスペック的に無理があったようです。Word2000 は Win95 非推奨ですから、無茶をした私の責任ですね。

給料出ましたー!!!

読書:フレイザー『金枝篇 上』(13日目。神殺しとタブーについて延々と)

2003/11/27

あちらこちらで枯れ葉の山が目に付く季節になりました。昔みたいに堆うずたかく積み上げて、ばふーっ、と倒れ込んでみたいものです。オトナになると、やりたくてもできないことがいろいろあるものですな。

大学を卒業してから、「歴史教育とバーチャルリアリティは、実のところよく似ているのでは」と、しばしば考えるようになっています。片方は現実で、片方は過去という違いはあるものの、仮想性は一緒ですからね。そういう視点からすると、積ん読になったままの『想像の共同体』は、早いところ読んでしまった方がいい本なのでしょう。『金枝篇』に手こずっている場合じゃないなぁ。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(12日目)

2003/11/25

Garmarna“Hildegard von Bingen”を聴いて以来、北欧トラッドにはまり気味です。伝統音楽でいろいろと面白い試みをしているのですな。例えば、“Hildegard von Bingen”はテクノポップと12世紀音楽の組み合わせで、逆に Bukkene Bruse は硬派な伝統音楽にお遊びでプログレのあの名曲のメロディーを紛れ込ませるといった具合。

10月分の給料は月末には出します、という文書が社印つきで配布されました。ようやく出るのかぁ‥‥1ヶ月分の遅配はきつかった。現社長もこのひと月で3年は寿命が縮んだんじゃないだろうかと思う。

2003/11/24

寒いですね。一昨日は暖かかったなぁ。

今日は家で大人しく別サイト用に調べものをしていました。アウトラインは完了し、今は裏付けをとっているところです。他からリンクを張り、見栄えや文章を整えてUPするのは今晩あたりかな。

2003/11/23

母と共に「煌めきのダイヤモンド」展と「伊能忠敬と日本図」展を観てきました。

ダイヤモンド展はまばゆいことといったら想像以上。宝飾技術をメインにした展覧会で、細工の美しい逸品ばかりを集めていました。アンティークジュエリー好きには堪らない内容です。

「伊能忠敬と日本図」展もかなりのレベルでした。伊能忠敬の測量結果に基づいた地図を一挙に公開しています。これもまた詳細を究めたもので、崖か浜かの区別、村の名前や集落の位置まで書き入れてあります。海辺の藩は内実、測量を相当嫌がっていたのではと思わせます。1200円でこの展示2つ分は凄くコストパフォーマンスが良いのでオススメです。

2003/11/22

休日では久々のいい天気。蕎麦を食べ、日本酒と輸入サラミを買う。洗濯物も布団もからっと乾き、配送されたカーテンを取り付けてみる。ホームページの更新準備をし、本を読む。なんと幸せな気分。

久しぶりに竹帛を更新。とはいっても旅行で撮った写真が中心です。直接リンクはここ。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(9日目。流石に“ミカド”の部分や、ベトナムの部分には首をひねることがあります。他の部分も知っている人にはおかしな記述が沢山あるのでしょう)

2003/11/19

ちょっと会社での作業が紆余曲折。技術的な制約に阻まれて七面倒くさいことになっています。

いろいろ鬱屈溜まり中で、セキセイインコお迎えしたい熱が急上昇です。今は寒いので我慢していますが。ヤツらのお気楽さを分けて欲しい今日この頃。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(6日目。万華鏡的な知識の陳列、あるいは百科全書派の正統な後裔かも)