あちらこちらで枯れ葉の山が目に付く季節になりました。昔みたいに堆うずたかく積み上げて、ばふーっ、と倒れ込んでみたいものです。オトナになると、やりたくてもできないことがいろいろあるものですな。
大学を卒業してから、「歴史教育とバーチャルリアリティは、実のところよく似ているのでは」と、しばしば考えるようになっています。片方は現実で、片方は過去という違いはあるものの、仮想性は一緒ですからね。そういう視点からすると、積ん読になったままの『想像の共同体』は、早いところ読んでしまった方がいい本なのでしょう。『金枝篇』に手こずっている場合じゃないなぁ。
読書:フレイザー『金枝篇 上』(12日目)