Diary 2003」カテゴリーアーカイブ

2003年の日記。

2003/06/29

久々の休日です。のんびり‥‥というわけにも参りません。同人誌の原稿を書かなくては。

今回は先日発行したものの新版です。読み返すと熟語の間違いやら、意味が大間違いやらで赤面します。訂正表を書こうとしたらあまりの膨大さに「書き直しの方が良心的かも」という心境にいたった次第。最大の問題は締め切りに間に合うかどうか、という一点ですな。

実家に帰って鳥たちの様子を見てきました。毎年恒例のピンの腹下しは例外として、他は元気にやっているようです。今日は私がいたためかハイテンションでした。

読書:弘末雅士『東南アジアの建国神話』(2日目)

2003/06/28

小・中学時代の友人が急逝しました。まだ20代だったのに脳卒中だったそうです。日本人離れした造作の、とてもきれいな人でした。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(12日目。読了)、弘末雅士『東南アジアの建国神話』(1日目。建国神話から東南アジア国家の特徴を読み解く試み)

2003/06/25

pLaTeX が一年前のものだったので、アップデート作業が進行中。最近はOTFパッケージというマクロができて、フォントさえあれば韓国語も簡体字も繁体字も Unicode 収録の文字はほぼ対応できます。そう、フォントさえあれば。ヒラギノフォント高すぎます。

眼鏡が壊れてしまったので修理に行きました。無料で復旧可能だそうで一安心です。掏摸のあとで、またン万円の出費はあまりにも痛すぎますから。

修理中はぐるぐると眼鏡店内を見て回っていました。黄色いレンズのサングラスも悪くないかな、と誘惑に駆られます。いかんいかん‥‥。

そういえば、この数年、もともと左右違う目の色が、割合判ってしまうようになってきています。特に暖色系の白熱灯が近くにあると「むぅ」と唸りたくなるほど、右目の薄さがはっきりでています。年を取ると目の色が薄くなるといいますが、その影響なのでしょうか(汗)。光の加減であればいいのですが。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(10日目)

2003/06/23

体調がいまいちだったので、休暇をもらったのは良いのですけれど、電話番号を上司に伝えたら自宅に職場から電話がばらばらとかかって来る羽目になりました。仕方ないので、自宅でも仕事をしています。これではSOHOであって、休暇というものではありせん。給料は出ないし、代休はカウントされてしまうしで、まさに休み損です(憤)。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(8日目)

2003/06/22

友人と遊びに行ってきました。昨日の今日なので、悔し紛れに「‥‥使ってやるぅ‥‥」モードです。新宿の紀伊国屋でベトナム戦争関連を2冊買い、企画“書物復権”から1冊、山川の世界史リブレットから1冊をチョイスしました。次いで友人Tのお供で西荻窪の酒屋まで遙々銘酒を買いに足を伸ばし、「草庵おおのや」で蕎麦と酒に舌鼓を打ちました。胡麻豆腐が絶品でしたよ。

購入:マクナマラ『マクナマラ回顧録』、同『果てしなき論争』、弘末雅士『東南アジアの建国神話』、ギアツ『ヌガラ』

2003/06/21

緊急ニュースです。掏摸に遭いました。来月上旬までの生活費4万円が財布から誘拐されました。地下鉄内で、お札だけ抜き取られたようです。カードまでもっていかれないで済んだのは不幸中の幸いと言うべきでしょう。 かなりの痛手です(滂沱)。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(7日目。世の中にはいろいろな犂があるものです)

2003/06/20

帰宅途中、久々に大当たりの中華定食屋を発見しました。西新井駅のイタリア軽食屋“Si/No”クラスです。谷中・千駄木・根津は評判の良い店が多いようです。いかんいかん、自炊せねば。

休みたいのに明日も出勤。まぁ、明日やる私の仕事次第で、数千万円がかかった検収決定トップ会議とやらの雰囲気が変わるそうで、来月のボーナスと給料のためにも頑張りますか‥‥嘘は書けないけれどね。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(6日目。ちみちみと)

2003/06/17

なんだか眠い一日でした。昨日、別サイトを更新して力尽きていたに違いない(笑)。ここのところ、なんとか外食で済ませたい気持ちを抑えて自炊しています。癖になると矯正するのが大変だということが、イヤになるほど実感できますな。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(3日目)

2003/06/16

そういえば、小児科研修医の妹に噂のドラマ『ブラックジャックによろしく』の感想を訊いてみました。

「ドラマの人形が不気味。ホンモノの未熟児の赤ちゃんはもっと可愛い」

「主人公が暇そう。屋上で語ったり、悩んでいる余裕なんてないよ~(泣)」

と、いうことだそうです。ちなみに妹は先頃、あせも治療の奥深さを知ったらしい。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(2日目。お約束の気候概説から)

2003/06/15

実家にいろいろ取りに戻りました。いろいろ荷物をリュックとバッグに詰め込んで、傘と諸橋大漢和(3冊のみ)を持った姿に、同じく帰宅中だった妹は「‥‥家出人」と言い放ちやがりました(笑)。

そんな妹と久々に映画鑑賞です。『北京ヴァイオリン』。

ヴァイオリンの才能を持つ少年とその父親の物語です。ストーリーに新味はないものの、ほろりとさせられる佳品でした。思春期と子供の間をいったり来たりする少年も良いですし、その息子のために懸命になる父親にも共感できます。少年のライバルとなる女の子のつんけんとした振る舞いや、偉い音楽教師のそこはかとないいやらしさもグッド(監督本人らしい)。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(1日目、積読から発掘しました)