2003/06/15

実家にいろいろ取りに戻りました。いろいろ荷物をリュックとバッグに詰め込んで、傘と諸橋大漢和(3冊のみ)を持った姿に、同じく帰宅中だった妹は「‥‥家出人」と言い放ちやがりました(笑)。

そんな妹と久々に映画鑑賞です。『北京ヴァイオリン』。

ヴァイオリンの才能を持つ少年とその父親の物語です。ストーリーに新味はないものの、ほろりとさせられる佳品でした。思春期と子供の間をいったり来たりする少年も良いですし、その息子のために懸命になる父親にも共感できます。少年のライバルとなる女の子のつんけんとした振る舞いや、偉い音楽教師のそこはかとないいやらしさもグッド(監督本人らしい)。

読書:渡部忠世・福井捷朗編『稲のアジア史』(1日目、積読から発掘しました)