Diary 2001」カテゴリーアーカイブ

2001年の日記。

2001/03/10

NHKの大河ドラマ「時宗」に蒲壽庚が出てきていました。蒲壽庚というのは歴史上の人物。13世紀頃、中国南部で貿易商人のボスをやっていた人でなんでもムスリム(イスラームの信徒)だそう。で、その蒲壽庚の役者さんが白人系の顔だったので微妙に違和感が。そう感じていて、ふと気がついたのですが「ムスリム=アラブの顔≠蒲壽庚=ムスリム」という矛盾が違和感の原因だと思い至り、我ながらちょっとショックでした。

というのも、ペルシア(現イラン)人は白人系ですし、バルカンでも白人種のムスリムはぞろぞろいるわけです。当時のイスラーム商人のネットワークからしても南中国に白人種がいても変ではありません。つまりムスリムはアラブの顔、という思いこみが私にまだ残っていたようなのです。いかんですなぁ、自分。

まぁ、実際の蒲壽庚の人種が何であれ。あの役者さんの人選は時代考証ミスではないてことですね。ここであの赤い彗星の名言をつい思い浮かべるあたり(とほほ‥‥)。

余談ですけれど、このドラマのクビライの髪型「前髪におさげ」が私的にヒットです。はじめて見たとき妹と二人して「かわいい‥‥」と呟いてしまいました。

2001/03/09

母の愚痴が最近激化しています。親戚のトラブルから、最近の自動車事故(うちが被害者)、仕事の相手先の不満に、真夜中の階段を下りる厚底ブーツの足音まで。

ま、今母は仕事が忙しく、ストレスが溜まっているのでしようがないんです。ここ数週間は50代なのに朝9時から夜2時まで働いているからねぇ。私もその間、夜22時くらいに帰宅してから、ご飯作ったり掃除したり、土日には洗濯と買い出しして家事をフォローしとります。とはいえ、それぞれ毎晩・毎夕食中愚痴っているので、適当に聞き流しているのですが、こっちの神経もじわじわと追いつめられつつあります。(だからここに書いてるのです。気まずい文章でごめんなさい)

2001/03/07

探し回っていた本がようやく見つかりました。一月に出るよーと、その出版社のホームページで告知していたのですけれど、何故か昨年の十二月に出ていたようです。ちょっと悔しい。

2001/03/06

母の仕事が忙しいので会社を少し早く出て、買い出ししました。

本を買うとき4000円は安いじゃん、とか思うのですが食費に4000円は高いなぁと感じてしまう。あー、買っちゃった~という満足度は食費の方が大きいのですけれどね。100円の缶詰とか、2束100円のニラとか見つけるとやっぱり嬉しい。

摩訶不思議かな我が経済観念‥‥とか思ってたら、荷物が重くて手が痙攣してしまった。腕力が落ちたな、とちょっと落ち込みました。

2001/03/05

Linuxは亀のようにのてのてと触っています。インストールをやり直したり、日本語入力できるようにしたり、いろいろセットアップが大変ですけれど、いかにもコンピューターをいじっている感じで楽しいです。

2001/03/04

Tom Waits のCDを聴いていました。ロックのようでもブルースのようでもある、実にアメリカ的な歌詞と複雑な変拍子、メロディのだみ声が魅力です。舞い上がる土埃、あるいは芥溜めと酒の饐えた臭いが漂い、場末の酒場に曇る紫煙。諦めとやりきれなさと、愚かしい野心と手痛い失敗、そして若者の素朴な夢を見守るユーモア。

だめな人には絶対に受け入れられない音楽ですが、この歌手、私は好きです。

2001/03/03

雛祭りです。うーん、桜餅が食べたいな。特に桜の葉の塩漬けが好物なのです。

ところで今日は祖父の法事でした。今回は形式張っていないので楽です。うちの親戚縁者は仏式、神式、キリスト教と選り取りみどり。考えてみれば宗教的にとても寛容な一族です(アバウトともいう)。

仏式にしても本来臨済宗なのに日蓮宗のお寺にお経を上げてもらったり、初七日まで寝ずの番、プラス四十九日まで一週間ごとに法事を行った上に、お寺まで行列を連ねて“おひねり”を配る一族内通称“フルコース”まで色々あって大変なのでした。

2001/02/26

十一太郎がリリースされるのか~。

第二の衝撃。全部ショートカットキーで動くモードが登場!

十太郎ではシート化していて本当に便利だし、バージョンアップするごとにおもろい機能が増えてゆく。かっこいいぞ。流石一太郎。これでベトナム語が入力できたら文句なしなのになぁ。

2001/02/23

新しいiMacをみました。久々の衝撃‥‥花柄Macと斑Macだよ~。それでいいのかMac?

2001/02/22

セキセイインコの若奥様キーが最近、発情期を迎えている(まぁ)。

とは言っても色っぽいとはとうてい言えず、なまじテリトリー意識が強くなって凶暴になっています。遊びに来る弟ピンがうっかり近づくたびに、追い払いに飛びかかって来るのです。既にピンとその相棒みどりは籠の外に出ているとき、手痛い洗礼を受けてがっちり噛まれ、今やキーがから逃げ回る始末。早いところ落ち着いてくれるといいのだけれどね。