Diary 2001」カテゴリーアーカイブ

2001年の日記。

2001/05/13

のんびりしてました。はー。 でも風邪の喉がまだいがいが、鼻もずびずび。

2001/05/12

案内葉書が来てたので、カンボジア遺跡調査の報告会に行って来ました。 NHKで特集が放映され、仏像が大量に出土したのが新聞に載っていたので、だいぶ人が増えたみたいです。座れない人もいました。 内容は建築学・地質学等の一般的なアプローチといった感じ、期待していたより薄かったかも。まぁ、報告書ゆっくり読むとしましょうか。

2001/05/11

風邪で寝込んでいたときに母に眼鏡を踏まれてしまったので、眼鏡を修理しに眼鏡チェーン店『イワキ』へ行って来ました。いつものとは別の支店に行ったのに 店員さん「これ、3年前に買われましたよね?」 何と去年まで行きつけの支店にいて、私がかけている眼鏡を販売していた人でした。配置換えで今の支店に来たとのこと。あまりの奇遇にびっくりして「はぁー」としか反応できなかったのが、哀しい。ちょっとデザインが特殊な眼鏡だったので扱える人がいて安心しました。

2001/05/10

なんだか国会が楽しそうっすね。土井さんや志位さんも国会で発言していて嬉しそう。森さんの時は叩いても反応が鈍かったからねぇ。 この数年、中世ヨーロッパ思想関連の本を少しづつ読んでいます。 で、いっつも思うのが、所謂魔術・異端・民間信仰などの「心性」ものとキリスト教神学やスコラ哲学などを双方のダイナミックな相関関係として語った本が意外に少ないなー、ということ。 大概、どっちかに寄ってしまうようです。片方だけでも面白く深いテーマだけに、両方やるのは大変なのかもしれませんが、切っても切れない両者を力業でも良いので、えいやっと読ませてくれる本が欲しいですね。 いえね、ギンズブルグやアリエス、ラデュリ、ル・ゴフ、リュシアン・フェーブルが物足りないと言っているわけではないです。ヨーロッパ思想史を一貫したシステムとして語って欲しいだけ。今まで無視されていた思想・心性を再評価する作品を続々翻訳してくれるのは大歓迎。ただ、批判の元になっている本の翻訳や復刻が少なくて手に入れづらいし、系統立てて紹介してくれる文献もあまりないみたい。私の不勉強に過ぎないのでしょうか? 誰かこういう文献を知っていたら教えてください~。

2001/05/08

風邪をひいたみたいです。喉がいがいが。

ここのところ我が家のインコたちは早起き。最初は遠慮がちに、すぐにノリノリ状態で囀ってくれてます。朝5:30から!

2001/05/06

連休の最終日です。なんだかイベント続きの一週間でした。

SFセミナーで、やっぱし『レキオス』読も、と思い、瀬名秀明の講演もとい講義(プレゼン?)に爆笑しつつ感心し、一晩あけて、半徹でへろへろ状態のまま同人誌即売会で友人のオリジナル同人誌や手作りアクセサリーを売りつつ、越南史料『南翁夢録』を読んでおりました‥‥我ながらすごい要約っすね。

2001/04/27

12年以上前から興味があったジェームズ・バーリー(James Barry)という人について、最近ようやく名前の綴りが分かったのでGoogleで資料がないか調べてみました。結果、日本サイトはほぼ全滅。海外は随分研究されているようで、かなりヒットしました。お墓の写真とかもあったし、伝記や論文や、子供向けの本が出ていたりもしています。(子供向けの本は紀伊国屋に頼んでしまった‥‥)

主にフェミニズムと医学史で取り上げられてるようですね。なんと言ってもこの人、経歴がすごいんです。19世紀、エディンバラ大学で医学を修め、セントヘレナ島のナポレオンを診療した(本当かな?)。熱心で有能な軍医だったため最終的にイギリスの軍医総監にまで上り詰めたが、なんと死後、女性と判明した、という人です。人生がそのまま小説になりそう。

もうちょっと調べてサイト建てようかなぁ(かくしてやりたいことだけが増えてゆく)。

2001/04/23

越南史料をぽーと眺めていたら、服飾史関係の文が結構ありました。まとめてみようかなぁ。

2001/04/21

台湾の出版社から、ベトナムの古典漢文小説叢書が出版されているという情報があり、代々木にある中国(台湾)書籍専門店に行って来ました。中国古典文学に詳しい会社の同僚から教えてもらった書店でして、あまりの凄さに今、軽い興奮状態です。

同僚はそこを「魔窟」だとか「迷宮」だとか言っていましたが、まさにぴったりの形容詞だと思います。人一人がようやく通れる程度の通路と天井までそびえ立つ本の壁が入り組んでまさに迷路! 嬉しい反面、地震には遭いたくない場所です。店主さんも出版事情に詳しい上に抜群に記憶力が良い方で脱帽。大学時代の教官が昔やった無謀な注文をばっちり憶えてらっしゃいました(苦笑)

肝心の本は一揃いで買うしかなく予想外の出費(1万6千円)でした。しかも第二集まで出ているうちの第一集なので、近いうちにもう一度行かないといけないようです。他にも超魅力的なタイトルが‥‥嗚呼4万円以上!(悶)。でも流通量を考えたら、かなり安いかも。