会社に「要はね」を連発する人がいます。「要は」は、印象を強めるために使うのであって、連発するその人には「最初からもっと要領よく喋ればいいのに」とげんなりすることが時々あります。頭の中で物事が整理できなくて、喋りながら纏めているのでしょう。今日も危うく応対がぞんざいになりかけてしまいました(反省)。
「要は」という言葉の頻度は、その人の国語力を推し量れるバロメーターかもしれません。
読書:坂本勉・鈴木董『新書イスラームの世界史3 イスラーム復興はなるか』(3日目。紆余曲折で面白いですが、様々な事件の背後で一体何人の人々が殺され、差別され、故国を追われたかを考えると粛然とします。)