月別アーカイブ: 2006年4月

2006/04/29

今日は上野の牡丹を見に行くつもりだったのですが、雨で断念。ここのところ天気が少々不安定で、洗濯物もおちおち干していられません。

2006/04/27

派遣先が赤坂に移転して判ったこと。赤坂はコリアンタウンである。そんな知見(笑)を新たに得て、せっせとあちこちの韓国料理屋へ足を運んでいます。本当に焼肉と韓国家庭料理の店がいっぱいあるのですよ。 そんな本日のランチはキムチクッパ。初めて入ったところで、いかにも食堂然とした小さな店でしたが、なかなかに混んでいて、しかも固定客が多そうな感じでした。大体こういう店は当たりでして、日替わり680円のキムチクッパは確かに美味かった ――― 私の限界を超えかけた唐辛子の量を除けば。

唐辛子の量に多分罪はないのです。本場の家庭料理では、きっとこれがデフォルトなのです。私が単に辛いものに弱いだけなのです(事実)。隣の常連とおぼしきアメリカ人(?)も同じものを注文し、韓国語と日本語のチャンポンで「おいしい、おいしい」と食べてます。でも、しきりに顔を拭いてます。時々、溜息をつき視線を宙にさまよわせます。私も同様です。身体が火照って、鼻水が止まりません。 クッパのご飯の膨張率&唐辛子と、自分との戦いは30分に及びました。 食べ終わったときは、多幸感と勝利感に満ちていました。「キムチクッパに勝った」と。 カプサイシンに酔っていたに違いありません。

で、石焼きビビンパが美味しそうだったので、次回はそれにするつもり。

2006/04/26

大家さんの育てている牡丹があと1日ほどで、見頃になります。上品な暗紅色の大輪の品種です。上野に牡丹を見に行こうかのう。それとも亀戸天神に藤を見に行くのもいいかも。

読書:趙麗明『漢字伝播与中越文化交流』(飛び飛びに読んで完了)。

2006/04/25

体調を崩して寝こんでいました。 昔から少しばかり身体は弱かったのですが、母親が「気の持ちようなんだから、自分が病気だと思ってはいけません」と体育会系な育て方をしてくれたおかげで無理をする癖がついてしまいまして、10~20代の体力がなくなってきた今、いきなりダウンするということが増えました。 今月で2日分病欠していることになるので、派遣先の勤務時間が心配です。

ちなみに、そんな母は昨今、「あんたは身体が弱いんだから、無理しすぎてはいけません」と真逆のことを言うようになりました。親心とは、かくも難しい。

読書:趙麗明『漢字伝播与中越文化交流』(興味のあるところだけ)。

2006/04/24

そういえば先週、ツバメの鳴き声を聞きました。スズメの組んず解れつな大喧嘩も見ました。もう、ゴールデンウィークなんだな、と感じる、四月の終わりの(地域限定)風物詩です。

2006/04/23

昨日、注文していた雑誌のバックナンバーが届きました。定期購読の期限切れに気が付かず、入手し損ねていた分です。‥‥さて、何処に置こうか。

書院を更新しました。一年ぶりですが一冊‥‥。

2006/04/21

ここ数日で、買ったままの新書を二冊ほど読んでいました。面白いことにどちらの著者も「(公として)歴史を物語ること」について、批判的な立場のようです。かたやアマチュア、かたや本職という違いや、対象が中国と日本という違いはあっても、双方とも「物語られた歴史」について(おもしろがりつつも)真剣に調べているからなのでしょうか。

読書:長山靖生『不勉強が身にしみる』(18日、読了)。武田雅哉『〈鬼子〉たちの肖像』(2日目の昨日、読了。中国人が描いてきた日本人というテーマのルポ。中国人にとっての異類のバリエーションとして、日本人も描かれてきたようです)。

2006/04/17

そういえば派遣先の上司が大阪出身でして、大阪行きにあたって、その言葉を思い出しました。「大阪は何処で食べても大抵美味い。行列も信用していい」そうです。今度大阪に行くときは、行列に並んでみるのも良いかもしれない。 ちなみに、その上司は悔しそうに「唯一、鮮魚だけは東京の方が美味かった」と曰っておりました。

読書:長山靖生『不勉強が身にしみる』(1日目。著者は歯科医にして、良心的保守にして、一介の父親にして、理論系おたく。反論したい部分は多々ありますが、この人は嘲り嗤うことなく真摯に相手をしてくれそうな、そういう人間性を感じる文章です)

2006/04/16

昨日は歴史の研究会を聴きに大阪へ。“東南アジア研究における文献史学”がテーマで、4人の発表者による発表の後、時間が押し気味の討論時間といった構成でした。 思ったことは大体こんな感じ。

・ B52によって出土した(笑)墓誌の写真が会場に回されていましたけれど、ベトナムの墓誌のスタンダードってどういう形態なんだろう?・あと、墓誌から読み取れる「黎権」って人名は確か黎朝の開国功臣にそんなのがいたような?・何となくの職業がらみの直感として、オランダ植民地期文書はDB化し易いと思います。文書量が超多いので移行作業は大変でしょうけれど。・アマチュアとして思ったこと。やっぱり東南アジア史という分野は、初学者にはハードルが高く、概説からいきなり各論の論文レベルにアクセスしなければならないことが多すぎる!・とはいえ、昨今の史料の発見&整理とその刊行の進展は、ネットの普及も相まって、資金があればアマチュアにも史料の入手が可能になったということでもあり、実は裾野を広げるチャンスなのではないかな、と思ったりする。・それでも、やっぱり非専門の人間には語学の壁が‥‥。

そして、新幹線で日帰りしたせいか、本日は少々バテ気味。

読書:森枝卓士『世界の食文化4 ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー』(昨日、新幹線の中で読了。腹が減っているとちょっときつい本でした)

2006/04/12

母から連絡があって、それを聞いた私の第一声が「バカ!」でした。 我が妹が、とんでもない失敗をして、院への進学資金をおじゃんにしてしまったとのこと。まぁ、妹の給料なら数年で取り戻せるでしょ、と母に言ったところ、「あの子、今度は新しい派遣先の病院の近くに家賃十ン万円の部屋を借りるんだって」とのこと。もう一回、「ったく、あのバカ‥‥」と言いましたよ。 今度実家に帰ったら、妹に浪費癖を治すよう説教してやらないと‥‥。