ここ数日で、買ったままの新書を二冊ほど読んでいました。面白いことにどちらの著者も「(公として)歴史を物語ること」について、批判的な立場のようです。かたやアマチュア、かたや本職という違いや、対象が中国と日本という違いはあっても、双方とも「物語られた歴史」について(おもしろがりつつも)真剣に調べているからなのでしょうか。
読書:長山靖生『不勉強が身にしみる』(18日、読了)。武田雅哉『〈鬼子〉たちの肖像』(2日目の昨日、読了。中国人が描いてきた日本人というテーマのルポ。中国人にとっての異類のバリエーションとして、日本人も描かれてきたようです)。