月別アーカイブ: 2004年10月

2004/10/30

そろそろ有給を取りたい頃合いです。銀行に行って通帳を更新したり、郵便局で雑誌の定期購読の払い込みをしたり、某国会図書館分館の閲覧証を更新したりと、いろいろ平日限定の用事があるので。来月くらいには懐中時計をメンテナンスに出して、眼鏡も換えたいなぁ。

昨今、マンション購入の電話がかまびすしい。1DKや2DKくらいの物件が多く、大抵大家としての購入を勧められる。どうも賃貸用のマンション購入というのが流行になっているもよう。家賃収入からローンや災害保険や管理費を差っ引いたら大して残りそうにないと思いますし、こういう流行には感心しないので見送る方針。 だから、朝寝している時に電話は止めてくれ。

読書:『日経サイエンス』(アインシュタイン特集)

2004/10/29

半年近く懸案だった障害の突破口が開けて、気分は爽快。まぁ、明日も休日出勤には違いないのですが。

購入:『日経サイエンス』(いっそ定期購読しようかと)

2004/10/27

自分のポカの後始末に奔走した一日。午前様ふたたび。明日は8:30客先でプログラムの様子見っと。

2004/10/26

‥‥自分のポカが恨めしい‥‥。そう思った午前様残業仕様。

ウルフ『ケルベロス第五の首』、種村季弘『ビンゲンのヒルデガルトの世界』、神原正明『ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」を読む』が届く。どれも難攻不落そうな本ばかり(嬉)。

2004/10/25

久保田の朝日酒造が壊滅的被害‥‥このショックをどうしてくれよう。今回の地震は酒造りの盛んな新潟を直撃していたために、あのあたりの酒蔵は大変なことになっているようです。去年造った新酒は地震でやられて、今年の新酒は稲の不作で、まさに「泣きっ面に蜂」状態。どうしてこうも困難が続くのか。

読書:コルコ『ベトナム戦争全史』(6日目くらい。読書再開)

2004/10/24

東京の観光地としても知られている近所の商店街がテレビで紹介されたらしく、観光客の多い時期にさらに観光客が押し寄せて大忙しだったもよう。昨日今日とお祭りでもありましたし。しかし、普段買っている酒のお供があらかた観光客に先を越されて売り切れていて、ちょっと哀しい気分になりました。

また台風が来そうです‥‥もう勘弁してくれ。

勧君更尽一杯酒も久々に更新しました。日本酒を飲むと、日本人に生まれて良かったとしみじみ感じます。私の場合、原料が米以外の酒は二日酔いしやすいので。

2004/10/23

休日出勤中の会社で地震を感じました。

もう、今年は台風といい、地震といい、どうなっているのでしょう? 古代中国では地震や天候不順は、君主の悪政に対する天からの警告ですが、現代でははてさて?

読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(8日目、読了)

2004/10/21

リチャード・コールダーという作家がおりまして、フェティッシュなナノテク&サイバーパンクなSFを書いておりました。私は彼の未来世界が割と好きで、トレヴィルという出版社から出ていた中編集の『アルーア(蠱惑)』と、『デッドガールズ』を所蔵しています。

特に、『アルーア』所収の「トクシーヌ」、「モスキート」、「リリム」の3編と『デッドガールズ』、『デッドボーイズ』は同じ未来を舞台にしたSFです。特に「トクシーヌ」は、ある人形に魅入られた少年がダメ人間まっしぐらという救いようのない話でして、“人形もの”の傑作(笑)。生きた人形というのがメインテーマなので、映画『イノセンス』の便乗商法として復刊してくれないかなー、と希望していたのですが、その気配も全くないままに終わってしまいました。

ただ、私は『デッドボーイズ』だけはお目にかかったことはありません。部数がもともと少なかった上に、出版元のトレヴィルがもうなくなってしまっているというのがネックになっているようです。そこで私は先日より、古書サイトを廻って検索しておりました。しかし、とうとう見つけた麗しの古書はなんと6000円! 元値の倍以上という、そこいらへんの株よりも利回りの良い逸品となっておりました。‥‥‥‥‥‥どうする? 買うか? 自分?

読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(7日目)

2004/10/20

22号の次は、今年最大の台風だそうです。会社も早くに追い出されました。今年の天気は一体どうなっているのやら。熊がパニックになるのも解ります。

先週から今週にかけて4回も作業報告を書いているおかげで、障害対応が順調に遅れています。進捗報告が大切なのはよく解る。しかし、それも頻度と釣り合っていなければ無駄の一言に尽きると思います。だんだん腹が立ってきたので、今週の会議づくしスケジュールが終わったらExcelの障害対応リストから最新達成値を取り出すよう、関数をいじってみるつもり。

ひやおろしの季節です。近所の酒屋さんにも色々な蔵のひやおろしが並ぶようになりました。新酒のさっぱりとした感触は秋の味覚と良く合います。ただ、台風ラッシュで今年の山田錦は散々な出来のようで、来年にかけての酒造りは大変なことになるらしい。蕎麦も不作だそうですし。今年の冬は厳しくなりそうです。

うーん、私の周囲は景気の悪い話ばっかりだ。

読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(6日目。植民地化と異界の消滅)

2004/10/17

根津美術館の「宋元の美」展とサントリー美術館の湖南省出土古代文物展をはしごしてきました。

湖南省出土古代文物展で展示されていた走馬楼出土の木簡は、電子化してデータベースを構築し、統計学の手法を導入してこそ真価を発揮する遺物ですね。140000点も木簡があれば、そうせざるを得ないわけで、確かに電子化作業は進められていると小耳に挟んだ記憶があります。完成ははるか先のことのようですが、完成すれば三国時代の呉がどのような行政を行っていたか相当解明されるでしょうね。

「宋元の美」展は日本に伝来した漆工芸品を中心に構成されていました。堆朱の盆で図案の空白部分に施された文様の細かさにはくらくらします。

微妙に体調が良くない。喉が痛み、微熱が出ています。これはブタクサアレルギーか、口内炎のせいか、はたまた本当に風邪を引いてしまったか、どれだろう? ともかく暖かくしておいて損はないか。

読書:弘末雅士『東南アジアの港市世界』(5日目。貿易と異界について)