月別アーカイブ: 2003年9月

2003/09/29

会社は当座の資金がどうにか都合ついたようで、現在超低空飛行中です。私の人生でいつもの通りに、最悪の事態は避けられそう。明日中にお給料が入るといいなあ。振込を確認するまでお金を使うのはちょっと我慢。

ハードな人生に心の潤いを、ということで。ファン・ヒューリック特集の『ミステリマガジン』が書店に並んでいました!!!(感極)これも給料の振込後、即買い予定です。

2003/09/28

隣人さん、頼むから留守電にして出掛けてください。でなければ、日曜朝9時から5分おきに1分以上電話を鳴らすような阿呆とはとっとと別れてください。せっかくの朝寝が台無し(泣)。

ようやくベトナム旅行の写真を現像に出しました。行き当たりばったりで入った写真屋の名前が偶然にも「大越カメラ店」。思わず“おおこし”ではなく“だいえつ”と読んでしまいました。すばらしい名前です(笑)。

昨日書いた、ベトナム王城遺跡ニュースの元ネタの一つと思しきWeb版『ニャンザン』から、記事をコピーして拾い読みしてみました。直径68cm・深さ2.5mの李朝期の井戸が良好な保存状態で見つかったとか、蓮華の形をした柱の礎石をもつ李朝期の宮殿跡、李陳朝期の排水路跡、“李家第三龍瑞太平四年造”(李朝第三代聖宗1057年製造)の銘文をもつ煉瓦なんてのもあるらしい。建築史研究者が大喜びしそうなものが随分発見されているようです。 (全訳できる語学力が無いので、上のネタは話半分以下で読んでください‥‥とほほ)

そういえば最近Web版『ニャンザン』も文字コードをTCVNからUTF-8化してしまったようです。大文字・小文字フォント切り替えの必要がないUTF-8の爆発的な普及の余波がとうとうここにも‥‥時代の趨勢ですね。

2003/09/27

ベトナムの国会議事堂建設現場で王城遺跡が発掘されたそうです。すげー!!!

まぁ、今回遺跡が発掘されたホァンズィェウ通り(Hoang Dieu)があるハノイ中心官庁街は、独立以前の中国唐代にまで遡ることができる歴史ある地区ですから、そういうものが出てきてもおかしくはない状況です。ホーチミン廟のあたりにも陳朝期の昇竜城門があったそうです。ともあれ、あの国の歴史に対する国家政策からいっても、まず国会議事堂建設は中止か延期でしょう。なにより7年後には建都1000年の一大イベントが控えていますし。それと、結局は阿倍仲麻呂でしか記事として取りあげられない日本人のしょーもなさが、哀しさ半分諦め半分といったところ。

2003/09/26

イブン・サイードが亡くなったそうです。彼が身を以て提示した“闘う知識人”という姿勢は、私にとってまばゆいものでした。合掌。

2003/09/25

今朝出社して一番のニュース。給与明細は出たものの、給料はまたもや遅配だそうです。もう笑うしかないなぁ、はっはっはっ。

先日のよしなしごとをチェックして気が付いたこと。“積年の恨み”や“長年の野望”はあっても、“積年の野望”は無いですね。日本語は難しいものです。流石「書き方」が世界で最も難しい言語だけありますな。

アパートの隣人さんの彼氏が電話魔らしく、困っています。話し声は聞こえないのですが電話の呼び出し音が耳障り。真夜中12時過ぎ、留守中に、1時間に4回、しかも2分間も電話を鳴らすな~!!!‥‥ストーカーか?

2003/09/23

歴史系同人誌イベントに初参加。『稲のアジア史 2』を読み、隣り合わせとなった大学時代の後輩とお喋りして、まったりと過ごしてきました。

ついでに積年の野望であった漫画喫茶に入ってみました。私の入った店舗は小学生の頃入り浸っていた児童館のような雰囲気の場所で、少し懐かしい気分が味わえます。昔ちょっとだけ読んでいた『ピグマリオ』という作品をふと読みたくなったのが直接の動機。読んでから買うか否かを決めようと思っていたのですが、残念ながらそこにはありませんでした。のんびり他の店舗を気長に探そうと思っています。

読書:『稲のアジア史 2』(2巻目は各国展開しています)

2003/09/22

そういえば随分前に『マトリックス』を観ていました。まぁ、内容的にはスミスがいっぱい、アクションいっぱいでお腹いっぱい、といったところです。

個人的に人類の拠点・ザイオンがアメリカ黒人文化色が濃いのが気に入っています。大学時代、黒人霊歌をやっていたもので、私にとってシオンでもジオンでもなく、“ザイオン”なんです。これは解放された黒人奴隷のイメージを通してマトリックスから解放された人類を二重写ししているのでしょうね。

よくわからんという噂の対話シーンも「バグ=キリスト教の原罪」という図式さえ押さえておけばすんなり理解できます。不完全な人間によるバグの累積(人間はどうしても原罪を犯すもの)→定期的にバグを一ヶ所に集積するようシステムを構築しておく(原罪をリセットするキリストの出現)→集めたバグを解消(十字架上の死)‥‥という解釈でしょう。エージェント・スミスとスミスは、天使(マトリックスに制御される)と堕天使(制御を離れる)の関係かなぁ、と思ったりしています。

取り敢えず、スーパーマンが観れたからいいか、て感じです(笑)。

2003/09/21

台風で大雨なので、今日も一日だらだら。幸せ~。

現在、新聞無しで生活しています。ニュースなどはインターネットで見られますし、意外と生活ができていて結構びっくり。一人暮らし前の私じゃ想像もつきません。つまりは、今まで新聞に掲載されていた情報というのは余分なものが多かった、いうことでしょう。とはいえ、比較のためにニュースソースは複数持つように注意を払わないとダメですね。

2003/09/20

掃除洗濯を済ませたら、一日だらだら。幸せ~。

今時、クビライの時代を“大元”ではなく“蒙古”という人がいます。某先生のように“大元ウルス”にしろとは別に言いませんが、流石にクビライ治下の中国支配者集団を指す呼称としての“蒙古”は国号としても政治集団としても錯誤じゃなかろうかと。せめて教科書的に“モンゴル”とか“元”なら納得できるのですけれどね。

この方の場合、明らかに矮小化することを目的として口にしていましたから、そういう意味では正しい使い方と言えそうです。が、私としては、歴史学に対して冒涜的で非常に気持ちが悪い。無知は仕方ないけれど、恣意ならばその人の人格と良識を疑います。

ここ数ヶ月もやもやしていましたけれど、書いたらスッキリしたぞ。やれやれ。

2003/09/19

客先の近くにある公園に、体験学習用の田圃がありまして、天候不順もなんとか乗り越えた稲がそろそろ頭を垂れ始めています。ところが、雀の群が今年も稔ったはしから籾を失敬し始めました。一斉に鳥避けテープをかいくぐり、稲穂にぶら下がってぶちぶちとついばんでは飛び去り、10月の取り入れ時には数パーセントが消えていると同僚達から予想されています。とてもかわ‥‥困った光景です。