月別アーカイブ: 2003年7月

2003/07/30

ボーナスが遅れに遅れ、まだ出ていません(涙)。「今日で確定する予定です」とメールが来ていましたが、確定しませんでした。まぁ、覚悟はついていますがね。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(3日目)

2003/07/28

隣家の屋根の上には薄雲の張った空は鈍色に流れ、僅かに夜空が見えます。早く梅雨が明けないかな。

昨夜は Faust をの 1st を聴いてしまい、曲が終わるまで眠れませんでした。寝しなにはアヴァンギャルド過ぎたらしい。コラージュ音楽というか、毒入りロリポップのようなアルバムです。ジャンキーだったらバッドトリップして心臓麻痺を起こすだろうなぁ。

読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(1日目)

2003/07/27

クラス会で精根尽き果てた Etushoです。クラスメート達は変わっていない人が殆どですが、別人のような変貌を遂げた人も数人。クラスで一番小さい男子がヒゲをはやして登場したり、双子の兄弟が「みんな区別の仕方を忘れててさぁ、『おまえどっち?』って訊かれるんだ」とぼやくほど見分けがつかなくなっていたりと、十数年を隔てた再会はそれなりに新鮮なものでした(^o^;)。

会社の元先輩との飲み会でちょっと話題になった、実は長いロサンゼルスの正式名称を調べてみました。“El Rio de Nuestra Senora la Reina de Los Angeles de Porciuncula”(「ポルシウンクラ(小さな土地)の天使たちの女王である聖母の河」)です。ただそれだけの豆知識です。

読書:ブラッドベリ『火星年代記』(3日目。読了)

2003/07/26

しまったぁ!! 自分でキリ番“3000”を踏んでしまいました。ともかくも、まったりとカウントを増やしてはや5年。今後とも宜しくお願いいたします。

お盆のベトナム旅行が本決まりです。ビザ申請など準備が非常にタイトなスケジュールになっていまして、手際よく進めないとトラブルを起こしそうです。

今朝がた「今晩クラス会なんだ。出席する?」という電話がかかってきました。出席を決めたものの、今晩で4日連続飲み会であることを思い出したのは受話器を置いた後のことでした。体力保つかな? 自分。

読書:ブラッドベリ『火星年代記』(2日目)

2003/07/22

パスポート再発行の手続きをしに渋谷と有楽町へ。一度も住んだことがないのに、父のジョークで本籍が渋谷区なのです。交通至便ではあるのですけれどね。ビザ取得にパスポートが間に合うかどうか、心臓がパクパクいっています。

読書:ブラッドベリ『火星年代記』(1日目)

2003/07/21

日本SF大会から帰還しました。2泊3日の充実しすぎたスケジュールでそれぞれ空が明らむまでうち興じました。流石に眠いです。

【私的に印象に残った企画】

1日目。トーク企画「現実の宇宙開発は今」では色々裏話や組織の話などが中心で、音楽企画の「夜中のプログレはエンドレス」ではザ・ピーナッツがキング・クリムゾンをカバーした“エピタフ”や(聴かせるんだ、これが)、ELP日本初公演時のライブ映像を堪能し、ついでにキース・エマーソンがピアノごと宙づりになって縦に大回転する抱腹絶倒のパフォーマンスも見てきました。この企画が終了した時点で、夜半を過ぎ薄明となり始めていました(笑)。

2日目。トーク企画「ネット書店繁盛記」はネット書店における利益と送料の微妙な関係や、近年流行り始めている書籍データのネット流通など、お題と反対に憂鬱な話題で盛り上がりました。特に書籍データの話は書店に新刊が並んでから1時間でネットに各電子ブックデータとして流通しているとのこと。もちろん違法です。あとは「あやしい自主映画上映会」が噂に違わぬ出色の出来でした。実際の映画やドラマ、CMの映像に他の映像を挿入して別のオチを付けたり、音声や字幕を差し替えたりといった編集手法で作られた映像です。流石に著作権の問題もあるので、これが世間に流通することは無いでしょうが、知人友人に是非とも見せたい映像です。

今回の日本SF大会は温泉も堪能したことですし、なかなか満足しました。ホテルニュー塩原の社員さんたちも親切でノリが良かったです。来年は岐阜だそうです‥‥行くか。

2003/07/18

明日から後輩に休日運用を託して日本SF大会に塩原温泉まで出かけます。企画に参加したり、本を読んだり、酒を飲んだり、温泉に入って日頃の憂さを晴らすつもり。頼んだぞ、後輩。

読書:ヒューガート『八妖伝』(2日目、読了。陰陽、生死、男女の対称性)

2003/07/17

ペプシマンならぬ、ペプシウーマンを見て一人笑い転げていました。“ぷるんぷるんとしてナイスバディー”という印象を受けましたが、同時に「オヤジじゃあるまいにウケてどうするよ‥‥」とちょっと落ち込みました。

一人暮らしも落ち着いて、いろいろ英語やら中国語、ベトナム語の本を読みはじめています。いずれも興味を持ったパラグラフから辞書片手に、ゆっくりゆっくり文章を辿っています。今までの経験上、最初から読むと飽きてしまうので(苦笑)。

読書:ギンズブルグ『ベナンダンティ』(昨日読了)、ヒューガート『八妖伝』(1日目。李老師&牛くん、健在です)

2003/07/15

「社長交代、会社激震」と書くと凄いことに思えるのですが、「元社長、会長に就任」となると、結局今までと同じですな。思いっきり肩すかしを食らった気分です。

会社の仕事中に、シェルスクリプト(一種のプログラム)の命名規則をどうしようか議論になりました。リーダーはすっかり命名規則のありきたりなパターンに飽きて、ウケねらいに走っています。

「CPUがXeon(ジオン)だからさー、“Gandam”にしようよ~。『ガンダム、いきまーす』って語呂も合うよ」

私「ジオンにガンダムなんて、壊されそうでイヤです。せめてザクにしてください」

リーダー「『ザク1、起動します』かぁ」

後輩「途中終了したときも『ザクこけましたー』で通じますね」

同僚「『ドム、1分間待機させます』とか」

馬鹿話に15分ほど興じた後、結局命名規則は普通のパターンに落ち着きました。

読書:ギンズブルグ『ベナンダンティ』(8日目)

購入:森達也『ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー』(買ってしまいました)

2003/07/14

『ベトナムから来たもう一人のラストエンペラー』という本が出ているそうです。著者の森達也は、著作や映像作品こそ立ち読みや評論でしか知りませんでしたが、「オウムから見た日本社会」や「放送禁止処分になった歌」など題材の選び方が面白いなぁ、と思った記憶がある人物です。今回のこれはどうやらクオンデ侯のルポタージュらしく、面白い目の付け所だと思います(“ラストエンペラー”はまゆつば的誇大表現ですが)。 クオンデ侯は19末~20世紀初の東遊運動の盟主として、妻子をベトナムにおいて日本にきた人物。東遊運動とは、ざっくりいうと脱植民地をめざしてベトナム人の若者が日本へ留学した運動のことです。結局フランスの圧力で日本がベトナム人留学生を取り締まり始め、この運動は挫折しました。で、この挫折でクオンデ侯はベトナムに帰れず、結局日本で寂しく没したのですが、太平洋戦争中の仏印処理後に傀儡国王として担ぎ出されそうになったりもしています(侯が固辞したらしい)。買って読んでみましょうかねぇ。

読書:ギンズブルグ『ベナンダンティ』(8日目。注釈に突入)