月別アーカイブ: 2001年4月

2001/04/27

12年以上前から興味があったジェームズ・バーリー(James Barry)という人について、最近ようやく名前の綴りが分かったのでGoogleで資料がないか調べてみました。結果、日本サイトはほぼ全滅。海外は随分研究されているようで、かなりヒットしました。お墓の写真とかもあったし、伝記や論文や、子供向けの本が出ていたりもしています。(子供向けの本は紀伊国屋に頼んでしまった‥‥)

主にフェミニズムと医学史で取り上げられてるようですね。なんと言ってもこの人、経歴がすごいんです。19世紀、エディンバラ大学で医学を修め、セントヘレナ島のナポレオンを診療した(本当かな?)。熱心で有能な軍医だったため最終的にイギリスの軍医総監にまで上り詰めたが、なんと死後、女性と判明した、という人です。人生がそのまま小説になりそう。

もうちょっと調べてサイト建てようかなぁ(かくしてやりたいことだけが増えてゆく)。

2001/04/23

越南史料をぽーと眺めていたら、服飾史関係の文が結構ありました。まとめてみようかなぁ。

2001/04/21

台湾の出版社から、ベトナムの古典漢文小説叢書が出版されているという情報があり、代々木にある中国(台湾)書籍専門店に行って来ました。中国古典文学に詳しい会社の同僚から教えてもらった書店でして、あまりの凄さに今、軽い興奮状態です。

同僚はそこを「魔窟」だとか「迷宮」だとか言っていましたが、まさにぴったりの形容詞だと思います。人一人がようやく通れる程度の通路と天井までそびえ立つ本の壁が入り組んでまさに迷路! 嬉しい反面、地震には遭いたくない場所です。店主さんも出版事情に詳しい上に抜群に記憶力が良い方で脱帽。大学時代の教官が昔やった無謀な注文をばっちり憶えてらっしゃいました(苦笑)

肝心の本は一揃いで買うしかなく予想外の出費(1万6千円)でした。しかも第二集まで出ているうちの第一集なので、近いうちにもう一度行かないといけないようです。他にも超魅力的なタイトルが‥‥嗚呼4万円以上!(悶)。でも流通量を考えたら、かなり安いかも。

2001/04/18

いろいろ試した挙げ句、Windows環境でベトナム語とJis外漢字を同一文書内に同居させてPDFに落とし込むには「Word」が一番手間いらず、という結論に落ち着きつつあります。

「一太郎」使いの私にはかなり悔しいですけれど、たろうさんは日本語に特化したワープロなので多国語に対応できないのです。仕方ないですね(Winの簡易ワープロWordPadと併用すれば多国語も出来なくは無いのですが一部に文字化けが判明‥‥)。他にも今度TeXを試してみようかと思っています。TeXだったら今昔文字鏡の膨大なフォントが使えますから。Meadowsと併用して‥あ、いかん、HDD容量が‥‥。

2001/04/17

セキセイのきーちゃん(♀)が初めて水浴びしてました。

やけに逆毛立てて興奮している割に、洗っているのは体ではなく、頭だけ。頭の羽が濡れて、つんつん尖った状態で、まるで「セットに失敗したバンド少年」のような頭になっていました。

ええ、大笑いしましたとも。もちろん。

2001/04/16

とある上下巻の本に手こずって大変な目に遭いました。ま、考える契機となる本というのは良い本ということなのでしょう。

2001/04/13

久々の有給休暇でした。母の症状もかなり良くなっていたので外出。東洋文庫に行って史料を閲覧し、閲覧証を更新しました。閲覧証の更新に随分時間がかかるようなので、あとでもう一回休みを取らなくてはなりません。カード一枚の更新に4時間かかる作業効率の悪さは、さすが国会図書館の一部だけあります。

2001/04/12

母がいきなり急病で病院に直行。目眩と吐き気でよれよれな状態で、ものすごく心配しましたが脳味噌の方はなんでもないそうです。耳の奥の三半規管がなんかの発作を起こしたとのこと。更年期障害でしょう、とお医者に太鼓判を押されてしまいました。

2001/04/09

化け物じみた橙の月が、とろんと靄に包まれていました。綺麗な、とはとても言えませんが印象深い夜空でした。