考えても詮無いことは、取り敢えず後回しにしよう、という一日でした。目の前のことをこなすことだけを考えましょう。ま、別に大したことではないし。
2003/04/12
SFの集まりに行って来ました。いろいろな方々が来ていて、それ自体がフィクションがかっています。
ゴールデンウィークのスケジュールが全く不透明で困っています。親戚が踊る日舞の公演も、SFセミナーにも行きたいのですが‥‥。
2003/04/11
明日は土曜にもかかわらず、8時に客先出勤です。6時半には家を出なければ。
以前から自覚はあったのですが、私は饒舌な割に遅筆です。20代前半の頃は体力にものを言わせて、2日で原稿用紙50枚を書いたものですが、今ではこの日記を書くのも20分~3時間かかります。メールだって2時間くらいかけて書いて、1日ねかせて、また2時間くらいかけて書く大作(笑)が大半。筆の速い人がどんなに羨ましいことか!!
と、いま懸命に早書きを試しています。執筆所要時間は12分なり。
読書:櫻井由躬雄『ベトナム村落の形成』(6日目くらい)
2003/04/10
休日出勤の代休でした。銀行へ行ったり、映画を観たり、ひとりでぶらぶらしたり。明日、明後日と大車輪で仕事をしなければなりませんから、気合いを入れて遊んでいます。
数年前から言い続けてきた「独居」話がかなり現実味を帯びてきました。まぁ、母も私も限界が近づいてきたということです。流石に今月いっぱいは身動きがとれないので、来月以降に徐々に準備してゆくことになりそう。
2003/04/07
新型肺炎が流行っています。ベトナム語の先生は帰省中の上に、渦中のハノイっ子なので少し心配。
新しいプリンタを買おうかどうか思案中。最近、デジタル機器をゴミに捨てる時のことを、まず考えてしまいます。いつかは埋め立てるしかない粗大ゴミになってしまうもの、しかも使い切っていないものを買い替えるのは気が咎めます。おまけに買い取りサイトで調べたら私のプリンタは‥‥値段がついていないし!!
ついでに言うと、昨今のベトナムに行くとゴミ問題について考えさせられますよん。焦眉の急なのに、未だポイ捨て天国ですから。
読書:櫻井由躬雄『ベトナム村落の形成』(実は4日目)
2003/04/06
セキセイインコ達に普段の小松菜ではなく、蕪の葉をってみたところ、結構良い感じについばんでいます。それはいいけれど身体を蕪の葉にこすりつけ、逆毛を立てて遊び始めました。大興奮状態。水浴びの真似事をして、散らかして大変でした。
と、片付けているそばからきーちゃんは興奮状態で飛び立って、方向転換に失敗して布団につっこんでいるよ‥‥。
午後からお花見に行って来ました。今年もまた谷中霊園です。墓場の通路が桜並木となっているわけですが、外国人の集団に古楽器を奏でる一団、三味線をつま弾く方など独特の情緒が漂う名所です。是非とも散策にどうぞ。
さてさて、花見というと日本酒です。久しぶりの友人も、この前にも会ったばかりの友人も食べ物を持ち寄って共に酒盛りです。今年は「菊水 生しぼり」、「一の蔵」などに舌鼓を打ってきました。
2003/04/05
アメリカは順調に進んでいるようで。
とはいえ今回は「戦後」処理が本番です(戦後復興ではないのがミソ)。ここでアメリカは自国の国益に傾斜しすぎた処理をすると、確実に状況は戦争以前より悪化します。アメリカが焚きつけたにもかかわらず最近ぎくしゃくし始めたクルド人問題や、トルコやイランらがそれぞれ背後についている反フセイン勢力の扱いも、アメリカは軽~く扱いそうですから、余計心配になります。こういう調停が必要なことに関してはアメリカは下手ですし。なにより一番辛いのがイラク国民ですから。
ところで、日本再武装論を語っている人は「北朝鮮」だけではなく、「中国」というファクターを考えているのでしょうか。
日本が軍備を持ったら一番に各種弾頭の照準をコンピュータにインプットするのは北朝鮮ではなく、核開発の進んだ中国だと思うのですけれどね。資源を自前で調達できる国民13億の国家と日本とでは勝敗は明らかでしょう。アメリカは日本を中国への前哨としたいのはやまやまでしょうが、それは日本にとってリスクが大きすぎます。日本の経済は今や、輸出入とも中国無しではやっていけませんよ。日本は冷戦期のキューバになるつもりでしょうか?
「何も持たない私をあなたは攻撃するのか」と主張し、行動することこそ日本の心意気ではないかなぁ。アメリカが“リベラリズム”という切り札を失った今、それを掲げる義務があるのは日本ではないかと思う今日この頃です。
この一年、高校時代にやった適性検査というものは、まんざらいい加減なものではなかったのかなぁ、と考えることが多くなってきています。最近、よく当たるらしい性格検査サイトで複数立て続けに似たような結果が出ていて、余計そんな気持ちが強くなってます。
ただし、問題はこのお薦めの職業というやつでして、インパクトが強いのが多いのです。まず必ず共通するのは、思想家・宗教家・哲学者(そんなもの薦められても)。時々共通するのは弁護士・検事・作家、そしてウケねらいと思しき教祖と救世主(‥‥オイ)。ごくまれに事務員・心理カウンセラー(ほっ)。共通しているのは殆ど分析+主張+理想系の職業というところですな。歴史家が無いのが寂しい(泣)。
それにしても、この高校時代の適性検査って、実はちょっとしたトラウマでした‥‥。自分で思っているよりそういう要素を持っているのでしょう。否定したつもりでコンピュータ技術者をやっていますが、こんなこと書き散らしていますから。とまれ、さすがに教祖や自称救世主はなるつもりありませんのでご安心を(笑)。
セキセイインコのピンの換羽はようやく終わりました。でもまだ角質をふりまいています(^_^;)。
2003/04/04
櫻が滿開です。あの薄紅色の花が咲いているのを見ていると、重力の束縛が少しだけ無くなって、一瞬一瞬が長く引き延ばされてゆくように思われます。幽かなこの感覚は、もしかしたら彼岸の氣配に近いのかもしれません。
読書:小野不由美『屍鬼』(4日目)
2003/03/31
妹、速報。
ひと月そこそこで、シャープのパソコンに液晶漏れを起こさせました。液晶が漏れて、筐体内部に流れ出す大惨事だそうです。一体どんな使い方をしたのやら。ハードクラッシャー、驚異の新記録。
サポート対象外になるところを、ねばって無料交換を勝ち取ったもよう。
2003/03/30
久々に本棚の整理に励み、大分スッキリしました。 それにしても古書の値崩れが酷いです。この一年ほどの文庫10冊、ムック1冊とコミック3冊で180円とは。すぐに品切れにもなっていますし、売らない方が賢明なのかもしれません。
フランス極東学院とベトナムハンノム研究院の史料『越南漢喃銘文匯編 第一集』が届きました。いやー、てっきり台湾製かと思っていたのですが、フランス製。よくよく見ると確かに台湾中正大学のクレジットが入っていません。
取り敢えず、ぺらぺらとめくってみて疑問点が一つ。「ベトナム女性に多いミドルネーム(テン・デン)の“氏”って、いつの時代から定着したのだろう?」日本の“子”と一緒で息が長く、李朝からずっとこの伝統が続いているのは面白いです。