最近、「DISCOVER Your Favorite!」(新刊.netの元となったソフト)というツールを使って Amazon の東南アジア史新刊情報をクロールしています。そこで気がついたこと、それは「Nabu Press と LLC Books は全力で無視せよ」。
なんだか毎月何件も異常なペースで引っ掛かってきていて、しかも調べてみると復刊ものが妙に多い‥‥まあ、そんな感じでこの二つの出版社が意識に引っ掛かってきたわけです。
そこでGoogle先生に尋ねてみたら、このあたりに情報があるよと教えてくれました。
- Books LLC の競馬洋書 http://blog.keibaoh.com/kuriyama/2010/08/books-llc-c2c5.html
- 「出版スパム」
- LLC Booksに注意 http://d.hatena.ne.jp/G76/20100929
- Twitter / dundubhi: ここのところAmazonで、Nabu Pressなる … http://twitter.com/dundubhi/status/24181596361
情報を総合すると、前者は著作権の切れた著作を(勝手にスキャンして?)、後者はWikipediaの記述をまるっとコピーしただけのものを大量に出版している、かなり胡散臭いやり口の組織(?)と判明。
興味のあるタイトルも無くはないのですが、書誌学的に怪しいものを大量に流通されるのが煩わしいのと、フリーとはいえ著作権がグレーであったりするので、とりあえず出版社の検索条件には「-Nabu -LLC」としています。
それにしても、日本でこういうところが出てくると、大変にウザイくてややこしいことになりそうだなあ‥‥。
[2010/11/04追記] General Booksも相当グレーなイメージですが、これを除外すると諸共に「一般書」までもが除外されそうで見合わせ中です。