今夕、日本SF大会から帰ってきました。流石に徹夜は疲れます。 さて、参加したパネルは4つ。変な植物の紹介とSF的植物の絵本の読み聞かせ、SF翻訳者の対談、デジタル化が一気に進んだ日本アニメの技法百家争鳴(或いはカンブリア紀的進化の模索)状態の紹介、深夜にプログレッシヴ・ロックを聴く企画です。合間に、アニメやドラマをコラージュした動画を延々流している企画で時間つぶしなんかもしていました。
『ひみつの植物』の著者による変な植物の紹介では一番笑ったのが「阿亜相界」という植物のこと。アジア(亜)とアフリカ(阿)の植物相の境界であるマダガスカル島が原産だから、「阿亜相界」。はたしてその読みは“ああそうかい”‥‥実に投げやりな名前です。パネリストの指摘通り、命名者のしてやったりとした顔が目に浮かびますな。 あとはプログレッシヴ・ロックは朝4時まで続いて、恒例のプログレナンバーのカバーを聴いたり、最近のトピックを話題にしたり。私からも1枚お薦めのCDをかけてもらいました。大爆笑&仰天されて、持参し甲斐がありましたよ。
仙台に立ち寄ったついでに「がんづき」を発見し、久々に購入しました。一般的な蒸しパンタイプではなく、ぷるぷる度が増した「ういろう」っぽいやつの方です。私の好きな和菓子のひとつですが、滅多に見つからないのが難点。
読書:ジョー・ウォルトン『アゴールニンズ』(3日目、読了。ヴィクトリア朝的なドラゴン社会の記述にそこはかとなくほのめかされる、しっかりした歴史設定が魅力的でした)