「大変だ」と営業の Iさんがやってきました。
「メールしようと思ったんだけど、OutlookのアドレスからSさん(私)、削除されてる」
「マジっすか?」なんとなく、いつものパターンのような気がしつつも、私もOutlookを起動してアドレス検索をしてみました。
「‥‥ありますよ」
「え、本当?」とのぞき込むI野さん。一瞬の後、あっと (本人にしては小さく) 叫びました。「漢字が違う」
嗚呼、やっぱり。いつものパターンでした。
私の姓は、知名度はそこそこ高いものの、やや珍しい名字です。が、珍しさに罠はありません。我が姓のトラップは「さいとう」系といえるでしょう。「さいとう」さんが斉藤・斎藤・西塔・齊籐…etc.とあるように、私の名字も漢字のパターンだけでも7~8つ程あるのです。しかも、その中でも更にやや珍しい組み合わせを用います。そのため、読んではくれても、まともに表記してもらえないのです。
一応、IMEにもATOKにもデフォルトで入っています。男性名として数多いバリエーションが登録されており、変換キーを20回くらい押すと人名リストに混じってこっそり候補に出てきます。とりあえず、私の名前を一発で書ける人は無条件でポイント120%還元間違いなしでしょう(笑)。
あ、ついでに言えば、通常使っている名字は簡略版で本籍は旧字体っす。
読書:Murray Dian H. “Pirates of the South China Coast, 1790-1810” (3日目。26頁、読むペースが落ちている~)