2002/07/14

東京女○医大の医療ミス隠匿についてかまびすしい報道がなされています。私も一般よりは少ーしだけ事件に近しいので、いろいろ話は聞いていますが、一方的に東京女○医大側が悪役であるかのような報道には首を傾げます。明らかに責任は大学側にあるのは間違いがないでしょう。ただし、何故この事件が起きたのかという分析する視点の無い報道が多いようです。

医療事情に詳しくない私でも、入ってくる情報を整理して、ひとつだけ解ったことがありました。東京女○医大は国内では珍しく、男女対等で学閥色のない名門大学病院だということです。腕は良い、ただし学閥から外れてしまった、あるいは束縛されたくない医者が集まってくる病院なのです。病院の跡継ぎではないけれど大学病院でのキャリアアップを目指す勤務医にとって、母校を離れてしまうということは選択肢が非常に狭まってしまいます。つまり、ここ東京女○医大でしかキャリアを積むことしか選択できないために、経歴に傷がつくことを恐れる意識が強いようなのです。

ミスをする医者も人間です。絶対に自分は隠さない、と言い切る人間は人間的に未熟、または経験不足だと思っていいでしょう。ミスを隠さなくてはならない事情、ミスを隠すことによって有利な状況がある限り、どんなに非難されても医療ミスの隠匿は発生します。

今回の警察による逮捕は、このような医療ミス隠匿の心理に対する見せしめなのだと思います。関係者の今後を思うと気の毒ですが、必要な措置でした。ただ、指定病院の取り消しは、治療を受けている難病の患者にとっては保険の優遇措置が受けられなくなるということなので、早いところ再指定すべきだと思います。保険の優遇無くして莫大な治療費を出せる患者なんて、決して多くはないのですから。

東京女○医大は患者ばかりでなく患者の家族も心理的にケアしてくれる、基本的に誠意のある大学病院なので是非立て直してもらいたいです。父の末期癌治療に尽力してくれ、泣いてくれた東京女○医大のスタッフに感謝している一個人として。

とうとう懐中時計を買いました。

店員に言わせれば「金メッキなのでお安め」とのこと。もちろんボーナスを当て込んでいます(笑)。TISSOT(ティソ)というスイスの有名メーカーで、シノワイズ(中国風)・モデルだそうです。よく解らないけれど私の趣味と目的に合っていました。念願の機械式時計で、裏蓋を開けるとスケルトンになっており、内部の構造を見ることができます。文字盤はあくまでシンプルに、秒針のあるところが気に入っています。職業上プログラムの動作時間をはかることもあるので、秒針は譲れない点の一つでした。もちろん嬉しいおまけとして、ねじ巻きもついています。ちょっと吃驚したのは時計の箱。そのままジュエリーボックスに使えそうな木製の箱でした。さすがはブランド物。もちろん、長く使えそうなものを選びました。耳をすますと、ち・ち・ち・ち、という心地よい時を刻む音が聞こえます。