2001/05/26

ここのところ、IBMの製品から目が離せません。 私がThinkPadを使っているというのもあるのですけれど、やはり最近一ヶ月の新製品ははっきり言ってお笑い路線を走っているとしか思えません(これでも誉めている)。 まずは“ノートパッド付きノートパソコン”。 字面の如く、ノートパソコンにノートパッドをつけたもの。センサー付きのボールペンで字や絵を描くと、ちゃんとパソコンにデータが取り込まれるというコンセプトに「確かにビジネスに便利かも」と感心しつつ、「でもノートパッドとパソコンが分離できないのは不便」と思い、また、右利き用と左利き用に分かれたモデルに大笑いしました。 これは、まだメインではないので、まだいい方。 今度のメイン機もやってくれました。 なんとノートパソコンなのに“キーボードが脇からはみ出ているノートパソコン”。 キーボードを打ちやすくしたためだそうですが、定型に機能を詰め込むノートパソの存在理由からすると本末転倒の気がしなくもない(笑)。しかもこれ、“ミラージュ・ブラック”という人の顔が映り込むほどのつやつやなボディ。もちろん指紋が付くので、IBMは何をしたかというと“眼鏡拭きを正式バンドル製品にする”らしい‥‥なんというか、わんだふる。 ついでに、この数日、展示会のIBMブース配布物のNewsが。 リサイクル品を利用した季節ものの「傘」だそうです(このあたり、IBMらしく無駄なことはしない)。黒くて軽い(天候からの)トラブルから使用者を防いでくれる、その名も“IT傘”とのこと。 命名からして製造者であるIBMと東レの頭文字とITを引っかけた脱力系であり、さらに、傘をさすと「これであなたもIBMの傘下に入りました」という駄洒落が完成するのだそうな。 なんて愉快なIBM。 次は何を出してくれるのでしょう?