月別アーカイブ: 2006年1月

2006/01/30

派遣先が先月の残業が多すぎると文句を言ってきました。こっちだって好きで働いてはいないのですよ‥‥確かに契約の倍、働いていたけれど、決してズルしていた訳ではないのになぁ。

ふと思いついたことをメモ。 所謂“歴史観”と“セカイ系”との相関性はあるのかもしれない。どっちも「我、ありき」で「観念性が高く、実体の無い敵」がいて、「若気の至り」が深く関わっているのではあるのですが。んー、まぁ、なんとなくそう感じる、というところで明文化できずに挫折しています。

実家のインコたちは義父に相当可愛がられているらしい。情が移ってきたかな?

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(19日目くらい)

2006/01/29

久々にゲームの集まりに参加しようと意気込んだものの、見事に寝過ごしました。まぁ、途中参加はできましたし、友人達と新年の挨拶もできました。輸入ゲームは心理戦と駆け引きの要素があって、わいわいと相手の手の内を読みあうのも、また楽しいものです。

ビル・ゲイツが結核の研究に莫大な寄付をしたそうで。私がビル・ゲイツという人間をかっている理由の一つに、余った金の使いどころを知っている、というのがあります。マラリアや結核など、あくまで世界中の人間を苦しめている疾病の研究に巨額の援助を行っている。一貫したその態度くらいは誉めてやってもいいのではないかと思うのです。それで万単位、あるいは億単位の人が助かるのですから。

2006/01/28

日中は少し暖かかったけれども、やはりそこは冬。夕方になったら途端に冷えこんできました。こういう日は鍋が一番です。

さて、先週の雪も大分溶けてきましたが、近所の植木に若干の被害が出ているようです。葉っぱがちりちりになってしまった植物がそこかしこで枯れ始めており、お気に入りの金柑も緑の葉がしわくちゃ。寒さに細胞が壊れてしまったのでしょうねぇ。 昔テレビで見た、北海道と東京のタンポポの比較実験を思い出します。氷点下にして、また温度が上げると東京のタンポポは葉がちりちりになってしまいますが、耐寒性の高い北海道のタンポポは見事にそのままでした。子供心に同じ生き物でも住む地域で随分とかわるものだな、と思ったものです。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(18日目くらい。渦中にいると自分のやり方を見失いがち、というのが政治というやつか?)

2006/01/27

またしてもinfo系スパムが増えてきたので、フィルタを調整中。現在はその他も合わせて1日に20通前後がスパムです。何故にこれほど昔のアドレスで来るんだろう、と思っていたら、昔日逍遙の5年近く前のログや行きつけのサイトさんのログにアドレスが残っていました。あっちゃあ。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(17日目くらい)

2006/01/26

冬のサーバ室は暖かいと言いますが、嘘です。やっぱり冷え切りました。

男性週刊誌の中吊りの下品さにはいつもながらうんざりしていますが、最近過激さが増していて、本当に気持ち悪くなってきています。羨望と嫉妬にまみれた阿諛追従の記事か、弱みを見せた相手への過酷な報復記事の二極化が進んでいて、しかも、恣意的に選択された語彙はプロパガンダそのもの。あまりにも品性に欠けていて見たくもないけれど、ラッシュの電車では人間の習性としてどうしても視線を上に向けてしまい、つい読んでしまいます。毎日それがストレスになってしょうがありません。 どの国のマスコミも日本と一緒か、日本以下だと判っているのですけれどね‥‥。

アトピーが多少よくなってきたので、久々に日本酒を味わっています。日本酒と肴をしみじみと堪能することは、日本人で良かったなぁと思う数少ない機会の一つです。しかもこれでお釣りがくるほどです。もう関係者全てどころか原材料にまで、ありがとう、って気持ちになります。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(16日目くらい)

2006/01/25

ふとネットを探索していてゲットした情報。日本の意外な輸出産品は“古紙”。 回収率の上昇と国内消費の停滞で余った分が輸出されているらしい。へぇ。

読書:R・S・マクナマラ『マクナマラ回顧録』(15日目くらい。いろいろ経由して回帰しました)

2006/01/23

冬休み最後の昨日は、東京都写真美術館へベトナム戦争の写真展を見に行ってきました。解説が丁寧で、あくまで「写真家の撮った戦争」というテーマに沿った展示でした。プロパガンダも、予期せぬ一瞬も、有名無名の写真という形で一堂に会してます。 ちょっと受けたのが、出口近くの現代の写真。マスゲームの一瞬を移しているのですが、一糸乱れぬ様でいて、ボードを膝の上に置いていたり、つまんなさそうな顔していたり。よく見るとゆるゆる感が漂っています。

ついでに恵比寿ガーデンプレイスをぐるりと一周。飼い主とフリスビーをやってるヨークシャーテリアを目撃しました。その小さい犬は毬のように跳ねてフリスビーを追いかけてはキャッチし、戻っては飼い主を見上げてわくわくと続きをせがむのです。もう、体中から楽しさと嬉しさを発散していて、見ているだけで幸せになります。えらい可愛かったなぁ。

ちなみに東京都写真美術館の最寄り駅・JR恵比寿駅の出発メロディは『第三の男』のあのメロディ。これを聴くと条件反射的にビールを飲みたくなります。それが妙に悔しい。

読書:ファン・ヒューリック『南海の金鈴』(3日目、読了。チャオ・タイが‥‥)

2006/01/21

雪で流石にどこに行く気もせず。別サイトの更新を久しぶりにやってます。 大分、気持ちに余裕ができてきたようで、自分としてもホッとしてます。月初まで「あと一日の辛抱だ」と毎日自分に言い聞かせて生きてましたから。

更新がてら、色々なものに目を通すのですけれど、ベトナム科挙の資料、よく探せば結構ある‥‥‥自分の集めた論文も総浚いしないとダメだなぁ、こりゃ。

2006/01/20

今日は大掃除の日。 ところがレシートや領収書の類をシュレッドしていたら、シュレッダーが壊れました。どうにか直らないものかと、ドライバーで歯車まで分解して掃除してみたものの、モーター内部がいかれてしまったらしく全然動きません。かなりショックです。

2006/01/19

なんですか、この寒さは。

国立図書館分館の東洋文庫で閲覧証を更新。ちょっと調べ物もしたかったのですが、まだ読むべき資料の絞り込みができていないので時期尚早かと思い、更新だけで切り上げました。ベトナム科挙の資料って阮朝の研究は多いのですが、それ以外ってまだまだ断片的で層が薄いような気がします。もう少し、別のキーワードから資料を調べた方が良いのかもしれません。

そのまま松岡美術館まで足を伸ばしています。特別展の東洋陶磁は中国・朝鮮・ベトナム・ペルシアという広範囲の所蔵品を展示したものでした。小規模な展示ながら素人の私でも優品を展示していると判りました。ただし、ベトナム陶磁は青花2点と五彩2点のみ。ちょっとがっくりです。

さてさて、昨夜は妹の愚痴の聞き役になっていました。今までと違うことをするのはいいけれど、前人の後始末は誰がやるのと詰られたらしい。妹にしてみれば、なにもしていないのに前人の後始末代金を何故肩代わりしなければならないかと、やはり不満そう。誰もが不満足で人間関係が悪化しているもよう。 “立つ鳥跡を濁さず”という言葉の意味をしみじみ噛みしめた夜でした。

読書:ファン・ヒューリック『南海の金鈴』(2日目)