月別アーカイブ: 2004年6月

2004/06/30

ちょっと今日は荒れ気味なので読まない方が良いかも。

煉獄の6月も終わり、地獄の7月がやって来ます。状況は変わっていない、というより悪化しています。一つ解決すると次が出てくる始末。今日はフリーソフトをアンインストールした影響でファイルシステムが壊れてしまったというサーバを、どうにか再起動して動ける状態にしてきました。いつまで前任者達の後始末をしなければならないのだろうね? かといって放り出すのは私の矜持が許さないし。

そして、こんなシステムを売ろうとするな、営業。後で障害が多発して売価より保守費用がかさむこと間違いないんだから。

今日あった、たった一つの朗報は、今まで誰も原因が突き止められなかった障害が特定オペレーターの癖に起因しているらしい、ということが判明したこと。全要因をつぶして、原因はこれしかないだろうと思っていた所にドンピシャリときました。ま、これにしてもレスポンスの問題がからんでいて、私らのシステムは無罪放免という訳にもいかないのですが。とりあえず、顧客にアドバイスをば。「○×キーを押すのを、2まで数えて待ってください」‥‥まったく、情けなや。

会社に、仕事に、人生まで先行きが見えないのが本当に不安。ふと、空を飛んでしまったあの俳優の気持ちにちょっぴりシンパシーを感じてしまいました。いや、体ぐちゃぐちゃで病院行きは真っ平御免ですがね。

読書:トンチャイ・ウィニッチャクン『地図がつくったタイ』

2004/06/29

今、漢文系の文章に取りかかっており、簡便かつ典雅に表現するにはどうしたらいいかと疑似豆腐となりつつある脳味噌を酷使しています。ひとに理解できるように文章を書くというのは、難しいことです。もっと切磋琢磨しなければ。

読書:トンチャイ・ウィニッチャクン『地図がつくったタイ』

2004/06/28

ムシムシする一日で、私の肌は早速汗疹注意報が発令されました。こんなとき、扇風機の威力は絶大で、クーラーに切り替える7月半ばくらいまでは大活躍する予感がします。

読書:トンチャイ・ウィニッチャクン『地図がつくったタイ』(旅行中に少しずつ読んでました。江戸時代の伊能図などと比較して考えると面白いかも)

2004/06/27

時差ボケで眠りのタイミングがおかしくなってしまいました。元に戻るまであと数日かかるかもしれません。

帰国した途端、実家のあるマンションで理事会が大揉めだそうです。おまけにいろいろな団体さんがこの内紛に口出ししてきているようで。マンション管理でごたごたするとただでさえ下降気味な資産価値が更に下落しかねません。実家をリフォームしてから貸家にして、母が倒れたときの資金源とかに充てようか、と妹とスイスで話し合っていた矢先にこんなことになっていて非常に腹が立ちます。早いところ落ち着いて欲しいなぁ。しかし、私の人生は相変わらず波瀾万丈。どうしてこうも毎度毎度きちんとしたプランを立てた瞬間に、それを反古にするような新展開になるのだろう?

購入、読書:大槻ケンヂ『ステーシー』(読了。某漫画のおかげで読む気になったゾンビホラー。駄目な人にはダメな“いっちゃってる”雰囲気。私は年甲斐もなく2度泣きました)

2004/06/26

スイスから帰ってきました。 モンブランでは猛吹雪に遭遇し、ハイキングでは横殴りの雨の中、50cmの崖っぷち(柵ナシ!)を歩かされました。 今年は夏が遅く、3週間ほど高山植物の開花も遅れているそうです。ちなみに去年は同じ時期に30度を記録したとのこと。それでも、谷間は花盛りで各家庭の庭々にはよく手入れされた花が咲き、牧草地にも野草の花畑が広がっています。これを見れただけで十分吹雪の埋め合わせになりました。

ただスイスでは、ごく普通にロープウェーで標高3000mまでいけるので、もう標高2000m程度では“高い山”と言えなくなってしまいます。ご注意を(笑)。

会社と大家さんへのお土産はもちろんチョコレート。スイス人は1年に平均10kgチョコを食べるという話は聞いただけでお腹一杯です。

自分用にはクノールのスープと、スイスのキオスクで買ったインコ雑誌(笑)と、オーストリアのベトナム展の図録を買いました。日本は犬猫雑誌しかないので、インコ雑誌は貴重。特集は“野生のセキセイインコ”、“サザナミインコ”、“毛引きの対処法”というところらしい‥‥そう、スイスドイツ語の雑誌で読めないのです。図録も右に同じくオーストリア語(?)でさっぱり読めませんが、4月から11月までオーストリアの Leoben というところで開催されている展覧会 Faszination Vietnam の図録のようで、執筆者の名前や展示物の図版を見ているぶんには、オーストリア政府やベトナム政府も相当バックアップしている印象を受けます。資料としてかなり使えそうです。

2004/06/18

26日までスイスの山々に登ってきます。

読書:山本義隆『磁力と重力の発見 2』(5日目。読了)

2004/06/17

理解不能なほど“へんちくりん”な組み方をしたプログラムがあったので、ためしに構成を変えてみた。1時間ほどで作業は完了。さて、テストしてみよう。‥‥‥2時間かかっていた処理が5分で終わってしまいました。出力結果もOK。嬉しいけれど、こんなものをリリースしていたとは、と頭を抱えてしまいました。

リジョイを見つけたので、今のシャンプーを捨てました。ですが、頭の痒みは治らないままで、暫くつづきそうです。ただ捨てるのは勿体ないので風呂の洗剤に再利用してみました。頭皮を洗浄するだけあって、しつこい垢汚れが意外とキレイに落ちます。新発見。

読書:山本義隆『磁力と重力の発見 2』(4日目。“闘争する医者・パラケルスス”という視点に著者の思想が滲み出ています)

2004/06/15

人名漢字がいろいろと増えそうな気配です。旧字体もOKということです。“國峻”って、もしかしてOK?(眩)ぱっと見、普通ですが、分かる人には判る名前ですな。まぁ、それ以前の問題をクリアしなければならないわけですが(笑)。

ああ、そうだ。19日よりスイスに行って来ます。

読書:山本義隆『磁力と重力の発見 2』(2日目)

2004/06/14

部屋が散らかっていて凄いことになってしまっています。パソコンと布団スペースの周りに資料が防波堤を作っている状態(苦笑)。手の届くところに、と本を置いていった結果、このような惨状になってしまいました。落ち着いたら即片付けてやるー!!

P&Gの“リジョイ”というリンスインシャンプーのフケ用を愛用して10数年。最近めっきり置いているところが減ってきて困っています。今は詰替用を切らして仕方なくSuperMildを使用しているのですが、1日で頭が痒くなってしまいます。メリットに至っては髪がごわごわになってしまい、問題になりません。どこにあるのだ、“リジョイ”‥‥。

読書:山本義隆『磁力と重力の発見 2』(1日目。魔術の復興)

2004/06/13

ここ数週間の肉体酷使が祟ったらしく、起きたら13時でした。14時間寝ていたことになります。某学会のシンポジウムは仕方なく諦めることに。今の職業を続けている限り長生きはできないだろうな、と最近つとに思います。

昨日の続き。まぁ、今回はどの発表もやや結論を急いだかな、という感じがしないでもないです。ベトナムのフェミニズムに関する発表は、特にその印象を強く受けました。運動の経過を聞いていると、戦時中だからと国家が効果的な労働力活用のためフェミニズム的言説を利用しただけ、と考えた方が自然な気がします。