月別アーカイブ: 2004年2月

2004/02/29

新宿でCDを買い漁ってしまいました。計5枚、1万1000円也。これでも切りつめた結果です。ふと我に返ったら、3万円突破するところでした。

どなたか私のメールアドレスを保存している方が W32.Dumaru@mm というウィルスにやられているようです。昨日から2通も感染メールが来ています。困ったものです。

鳥インフルエンザの広がりで、毎日「処分」という言葉が踊っています。感染していない鶏まで「処分」され、痛ましい限りです。ウィルスを封じ込めるためには仕方がないこととはいえ、「処分」とは殺処分であることを隠蔽してはならないと思うのですが‥‥。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(9日目)

2004/02/28

下の部屋に住んでいた方が実家に帰るとのことで、丁度探していたキッチンワゴンとカラーボックスを譲っていただくことになりました。このカラーボックスが私の持っている最も大きな本と最重量の本にミラクルフィット(笑)したのは勿怪の幸い。ものがきちんと収まっているのはなかなか気持ちの良いものです。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(8日目。帰還兵の現実)

2004/02/27

TVで『ディープ・インパクト』を観ています。CGは見事な出来ですけれど、やっぱり彗星に核爆弾を打ち込んで軌道を逸らす方法は一か八かの博打っぽくて危なっかしいですねぇ。『日経サイエンス』などを読んでいると、今では彗星にロケットをつけて徐々に軌道を逸らすという、より確実な方法が検討されているようです。

網野善彦さんが亡くなられました。日本史ばかりでなく、史学全般のステップアップを象徴し、専門家だけではなく社会に広くその成果を還元した素晴らしい研究者でした。ご冥福をお祈りいたします。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(7日目)

2004/02/25

お給料が久々にきちんとした日に出ました。わーい。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(5日目。ホーおじさんの魔力(笑)についての章。)

購入:スタージョン『不思議のひと触れ』(日曜日に購入。この作家の本は久しぶりです)、蓮實重彦、山内昌之編『地中海 終末論の誘惑』(近所の古書店にて)

2004/02/24

昨日、風邪で会社を休んだところ、またしても障害が発生していました。有休・代休中のトラブルはすでに3度目。鼻水と熱でややもすると霞む頭をどうにか動かして、プログラムを読んだり動かしたりして原因追及してみたものの、障害そのものが再現しません。このシステムはなにかに祟られているのではなかろうか、と昨今は天を仰ぎたい気分です。

ここしばらく、東京の下町では風もぬくみ、春の気配が濃厚に漂っています。昨日の激しい雨も冬のそれではありませんでした。近所では今晩も白梅が夢のように咲いていて、端整な白木蓮とともに目を楽しませてくれます。こういうのを見るとささくれた心も潤います。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(4日目)

2004/02/23

風邪悪化中。昨日、帰りがけに雨にあたったのが効いてしまったようです。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(3日目)

2004/02/21

明日は同人誌即売会だというのに喉が痛み、鼻水が出ます。風邪をひいたようです。本当に最近は妙にタイミングが悪い。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(2日目)

2004/02/20

とりあえず、障害を起こしたデータだけを修正して、原因追及は来週に。いままでトラブルを起こさなかったプログラムだったのに‥‥と溜息を一つ。

ついつい買ってしまった今日の本。実はかなり興味があったテーマです。高校の世界史で「現代の国境線は欧米の植民地獲得競争が生んだ人工的な境界線だ」と、かなりシンプルに教えられますが、この本は「シャムが地図作成作業によって国境を自己規定する」現象を通してタイという国民国家の成り立ちを論じています。つまり逆パターンの事例紹介なのです。

「される」という受け身で語られる事の多い近代アジアは同時に「する」主体でもあったという研究は、サイードのオリエンタリズム論に対する真摯な反応と言えますが、それだけではなく潜在的な要因がいくつか重なって最近の流行をみているのでしょう。研究の深化や、世界情勢とか。「拍ったから響いた」といったサイード・ショックだけではないはずです。

読書:生井英考『ジャングル・クルーズにうってつけの日』(1日目) 購入:トンチャイ・ウィニッチャクン『地図がつくったタイ』(おかしいな、別の本を買うはずだったのに)

2004/02/19

そろそろ料理のレパートリーが少なくなってきていて、飽きが来ています。蒸し物に手を出そうかな。

私が休暇を取ると何故か障害が報告されてきています。間が悪いというか、なんというか。

読書:浜たかや『太陽の牙』(2日目、読了。登場人物の死亡率がかなり高かった)

2004/02/17

会社の代休を利用して医者に行ったり、『ラスト・サムライ』を観たりしてきました。

『ラスト・サムライ』は自然描写が違和感有りまくりです。吉野の山に立派な棕櫚が生えていたり、秋のはずが紅葉していなかったり。セットも考証がかなり変ですが、そのあたりはまぁ目をつぶるとして、内容そのものはなかなか良かったです。殺戮と古い意味での戦争の交代劇を印象深く映像化しています。そして、大河ドラマの主役経験者を2人も出すとは、なんと豪華な。

読書:伊原弘『宋代中国を旅する』(2日目、読了。)