Diary 2008」カテゴリーアーカイブ

2008年の日記。

2008/06/02

とりあえず落ちつきました。まずは残った鳥たちを検査しないとね、と母と話をしています。もし元気でも病因のクラミジア(性感染症で有名なヤツの一族)が陽性だったら投薬だし、カゴの消毒もしなければなぁ。

映画『神様のパズル』のポスターを見て、主人公はこんなんだったっけか? と首を捻るほど、主人公がえらい変わっておりました。もっと地味で普通の人っぽかったような記憶があるのですが。まぁ、映画ではよくあることだけれども釈然としない。

2008/05/31

ぽっ、と気が付いたのですが、今回の四川の大地震は、中国国民が初めてリアルタイムで「経験」している国内の激甚災害なんじゃないかと。ネット普及前、彼らは情報統制された新聞やテレビで災害を知っていたわけですけれど、今回は生の情報がネットで飛び交っているわけで、おそらくそれは彼らにとって初めての体験であるはずです。

ネットやTVやラジオから溢れる情報の奔流から何を選び、誰をどのように助けようとするか、彼らは自分で選び取らなければならず、興味深いことに、全て与えられ割り当てられてきた国民が“被災者をたすける”という(否定不可能な)名目で選択の自由を行使できる状況に今はあるわけです。これが長期的にどのような影響があるか判りませんが、日本の阪神大震災が、アメリカの9.11テロが、スマトラの大津波がそうであったように、中国国民にとってけっこう大きな転機になるのではないかと。それが彼らにとっても世界にとっても好ましいものであることを願うばかりてす。

しかし、ミャンマーの台風被害の救援は進まないなぁ。もう人災としか言いようがなくなってる。

読書:川端裕人『竜とわれらの時代』(1日目。恐竜の化石を掘り出して、それが盗難されるまで読みました)

2008/05/29

体調が悪いのに、健康診断に行って採血されたところ、見事に貧血を起こしました。鉄分は足りているのは判っているので、完璧に脳貧血です。多分、なかなか血が取れなくて、針をぐりぐり動かされた上に3回やり直しをされたのが引き金だと思います。

某先生のサイトから、雑誌の文献データをダウンロードしてXML化するという試みをしています。ExcelからHTML化して余分なタグを取り除き、XML形式(かつBibTeX)のタグに変換すると出来上がり。ついでにXSLTファイルも作成中。まぁ、公開するかは微妙なのですが。

読書:桃木至朗、他編『海域アジア史研究入門』(16日目、読了)

2008/05/27

ものすごく久しぶりに反古束を更新しました。まぁ、酔いに任せて書き殴っていますが、今の自分の認識を書くことができて、かなりスッキリしました。

Amazonに注文したノルウェーのCDが届きました。ロックで民謡まみれで個人的に名盤認定です。さて、あとはモンゴルとスロベニアかな‥‥スペインのAna Alcaide(お薦め。Youtubeやmyspaceで聴けます)はHMVで取り寄せがきくようで、とりあえず注文中です。いつも悩むのですが、Alcaideってどう読むのでしょう? アルカイデ?

読書:桃木至朗、他編『海域アジア史研究入門』(14日目。手強いです)

2008/05/21

とうとうタスマニアデビルが絶滅危惧種に指定されてしまいました。この生き物はしばらく前から伝染性の癌が大流行しているそうです。伝染性の癌というものは犬の感染症でも見られる現象だそうで。

読書:桃木至朗、他編『海域アジア史研究入門』(10日目)

2008/05/19

派遣先の会社の入館証を家に忘れて、さあ大変、な状態に。セキュリティの関係で数年前より格段に一時入館証の発行が難しくなっていて、同僚には頭を下げまくり。そこに障害発生が重なり、実に落ち着かない一日でした。

MS製品のOneNoteは割と便利に使っています。まぁ、用途はまさに電子スクラップブック。マインドマッピングのように情報を統合してアイデアを出すということには向きませんが、とりあえず雑多な整理前のデータを記録しておきたい、という人に向きます。

読書:桃木至朗、他編『海域アジア史研究入門』(8日目)

2008/05/17

なんだか忙しい一週間でした。送別会とか、アパートの契約更新とか。CDを探してネットを探しまくったりだとか。ノルウェーのCDは観念してAmazonで注文し、モンゴルのCDは注文可能であるものの送料が激高と判明し悩み中、スロベニアのCDは完全にお手上げ状態(スロベニア語の規約が読めないし、英語ページも無い)といった結果です。

“KY”って実は日本人の本質に関わる深い言葉なんではないかと。沖縄の集団自決の問題とか、ネットの炎上現象とかね。

読書:桃木至朗、他編『海域アジア史研究入門』(7日目。いつも思うのですが、「研究入門」と冠する本は史学と一般では全く意味合いが違うよね)

2008/05/08

体調が絶不調。アレルギー症状が出て、顔が真っ赤になった状態。今回、乾燥した空気が一因であること以外は要因が判らないので苦戦しています。

独島/竹島のあたりから薄々感じ、南大門焼失後のいざこざでその思いを深めたのですけれど、現在の韓国は“国民に対する政府の力が弱い”のではないかと。もっとも、勉強不足なので確証がなくてもやもやしているのですけれどね。

読書:斎藤照子『東南アジアの農村社会』(3日目、読了)、桃木至朗、他編『海域アジア史研究入門』(1日目)

2008/05/05

そろそろ、このサイトのHTMLの構造を整理しようかと考えています。レイアウトは自分でも気に入っているので、一昔前の過去の遺物となってしまったタグの使用法だけを是正しようかと。

ゴールデンウィーク、それはIT業界人にとっての激戦区。昨日も14時間の休日勤務をこなしてきました。でもその前後でSFセミナーに参加して『電脳コイル』の監督の話を聞いたり、同人誌即売会のコミティアで『Mongol』のボルテ最強! みたいな話でヒートアップし、友人達に挨拶をして、なぜか矮鶏(チャボ)の同人誌を買ったりと、休日は満喫しています。

読書:斎藤照子『東南アジアの農村社会』(2日目)

2008/04/30

大学を卒業して働き始めてから、駄目になった言葉があります。それは「~屋さん」という言い方。時々、雑誌であるような“雑貨屋さん”のような言い方です。

親が自営業だったせいか、働くことに対して“貪欲、かつ真摯であれ。でなければ生き残れない。”というプロテスタンティズムな倫理観があって、それのおかげでこの言葉のもつ“趣味”や“娯楽”的な語感が“ごっこ遊び”のように見えてしまうのです。そういう生き方もあるのでしょうけれど‥‥。

読書:『日経サイエンス 6月号』(1日目。クロマグロの保護には、激安フランチャイズによる資源の無駄遣いを抑制するという意味で、フグのような調理免許の導入が有効だと思うのです。ちゃんと修行した寿司屋のように、極少の切り身で顧客を最大に満足させる扱い方をもっと普及させるべき)、梅森直之『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』(1日目。ナショナリズムについて、かなり解りやすい解説書でもある)