朝方、物凄い雀同士のストリートファイトに遭遇してしまいました。電線で「ヂヂヂヂヂッ」と罵声(?)を交わし、おもむろに空中戦に突入しました。追いつ追われつ飛び回り、蹴りを繰り出し、きりもみ状態で車の行き交う路上に落下します。どうにか車をよけ、もつれ合いつつ歩道に転がり込み、片方がもう一方の頭の羽根を喰いちぎらんばかりにくわえて一瞬睨み合い、再び飛翔。屋根の彼方に消えてゆきました。頭の羽根に噛みついていた方が追っ手ということで、大体勝負は付いたようです。この間、数十秒。一体何が原因であんな激しいバトルになったのでしょうねぇ。
読書:桜井由躬雄『緑色の野帖』(5日目)