「思い立ったが吉日」というわけではありませんが。行って来ました“東京タワー蝋人形館”。まずは玄関から既にロックのグッズや映像がお出迎えしてくれます。ついでにマレーネ・ディードリッヒも。
まずは一般向けのコーナー。
映画俳優から、マリリン・モンローと猿の惑星と七人の侍とターミネーターその他色々が並んだ不思議な群像、宇宙人っぽいガンジー、あまり似ていないアンネ・フランク、ある意味王道の王さん・長嶋さん。毛沢東と蒋介石が絶妙にそっぽを向いて隣同士のコーナーに配置されているのが故意か無作為のなせる業か、おまけっぽい狼男と吸血鬼等々。そして、もちろん蝋人形の元祖・マダム・タッソー。あとベトナムを勉強している者としては外せない(?)ホー・チ・ミン、と。ホーおじさんは尋問を受けているような雰囲気がなんとも言えない。
そして噂のプログレコーナー。‥‥‥‥‥‥いやぁ、すばらしいです。天下の東京タワーにこんなディープな世界があるなんて、世の中捨てたモンじゃないです(笑)。
名作“Inventions for Electric Guitar”がBGMとしてベケベケビロビロと鳴り響くなか、マニア垂涎のポスターとレコードに飾られたプログレロックプレイヤーの蝋人形達がずらりと勢揃い。若かりし頃のクラウス・シュルツ、マニュエル・ゲッチング(アシュ・ラ・テンペル)、キース・エマーソン(エマーソン、レイク&パーマー)、フランク・ザッパ、マニ・ノイマイアー(グル・グル)、ディープ・パープルというあたり。ポスターではエンブリオ、ノイ、カン、クラフトワーク等が目に付きました。ネット情報通りドイツ系が多いですな。そういえばタンジェリン・ドリームは私には見つけられませんでした。
ついでにヘビメタグッズからドイツ語ヴォーグまで並んだカオスなラインナップのショップも覗いて、買い逃していたポポル・ヴーの「ファラオの庭で」を購入しました。 今現在はお腹一杯の感覚です。
そういえば妹のリクエストで『ハリー・ポッターと秘密の部屋』を観に行きました。前作に引き続き、いろいろ伏線が引かれてますねぇ。ハーマイオニーとロンの関係がちょっと気になりますな。妹は結局、原作1作目と2作目を買ってしまいました。今度貸してもらおう。