2002/07/25

A立区大花火大会です。私の好きな枝垂れ柳のような花火はラストにちょっとだけ打ち上がったきりでしたが、ほぼ満足。区政70周年の今年はカラフルな大会で、ポップ&祝祭といった風情でした。

A日新聞に、イラン政府が発売した人形「サラ」の記事が。なんでも肌を露出したバービーなんぞけしからんと3月に発売したものの、着せ替え不能だったため売れ行きがいまいちだったそうな。いくら露出不可なイスラーム圏でも着せ替えできないなんて、女の子の受けが悪いのは当たり前。で、その旧タイプを改良して、民族衣装を着せて18種類売り出したところ、なかなかの評判らしい。写真を見たところ、小麦色の肌の可愛いぽっちゃりさんでした。

で、気まぐれに同じサラでも、サラ・ベルナールを検索してみました。19世紀~20世紀のフランスの名女優であり、よくミュシャのポスターに書かれている人。色白細身の美人で、奇矯な行動でも知られています。Webにひっかかったのは有名なこれらのエピソードくらいでしたが‥‥。(1)16歳の時から、薔薇の木で作られた棺をベッドにして毎夜眠り、老婆となって永遠の眠りについたときも、この愛用の棺とともに葬られた。(2)10代の頃はパリの死体置き場がお気に入りで、セーヌ川に浮いた死体を見ていた。(3)当時「不吉な石」とされたオパールを好んで身につけていた。(4)生涯、金貨しか使わなかった。いや~、予想以上の奇人ぶり。

読書:宮崎市定『アジア史論』(4日目。)