サーバー障害が発生して大変な一日でした。サーバーがtelnetもftpも受け付けない、pingだけOKという謎すぎる状況で、関連会社総出で頭を悩ませていたところ、サーバ本体のハードの問題ということが発覚という次第。このサーバはコントロールサーバ配下にブレードサーバがつくという、ぶっちゃけ“外付けHDDにOS本体が収まっていてOS起動プログラムだけがシャーシ(サーバのケース)に収まっている”という感じの先進的な構造を採用していたために、OS起動プログラムと外付けHDDの間のコネクタ部分がトラブルを起こしていた(らしい)ということに気がつくのが遅れたという、ちょっと情けない顛末でした。
ちなみに、H立製のサーバーだったのですが、この竜頭蛇尾な知らせを聞いて「すっげぇ、さっすがH立!」とチーム一同揶揄してました。しかし、元凶のコネクタ用のボードを用意する段になって、H立営業の×氏が「コネクタ用のカードが原因じゃ無かったときのために」とコネクタ用のカードの他、予備のインターフェースのボード(色々なカードを挿すためのハード)、さらにはOS起動プログラムも収まったシャーシまで気を利かせて工場から調達してくれていたということが分かった時点で、チーム一同膝を叩いて大笑いしました。
「すっげぇ、さっすがH立!!(褒)」。
まぁ、なんですか、この×氏、カメラを首にかけると“ふた昔前のステレオタイプな日本人観光客”そのままなんですけれどね、先回りして物事を考えられるやり手なんだなぁと改めて思いましたよ。ちょっとカッコよかった。
読書:日垣隆『知的ストレッチ入門』(2日目)