東京は台風並みに大荒れ。傘は引っ繰り返されてパラボラアンテナ化してしまうし、お気に入りの近所の白梅は無惨にも路面に散ってしまいました。
世の中は“Winny悪役論”真っ盛りですけれど、備品代をケチらずに私物パソコンを業務に使わせないようにするとか、持ち帰り仕事をしなくても済むような職場環境の改善をやるのが本筋でしょう? とか、逮捕されている開発者にセキュリティアップデートしてもらったほうがよいのでは? とか、そんなことを考えています。それにしても、私物パソコンの問題は腹立たしい限り。ちゃんとした備品を買わずして、なんのための税金か。
嫌いなものって、心の中で勝手にイメージが肥大するもので、悪いところは実際よりもより悪く、と心が歪曲してしまう。一度嫌いになったものに対して、より嫌いになる理由を探し、より嫌いになるネタしかみえなくなる。“自分の見たいネガティブな情報”だけを選択している自分を戒める、今日この頃。 冷静さを失ったら、負けです。
読書:カントローヴィチ『王の二つの身体』下(6日目)