日本SF大会から帰還しました。会場の長良川国際会議場が暗黒星雲賞を喰らうほどの迷宮っぷりで、かなり迷いました。それでもだんだん冒険心が湧いてくるダメ大人は私です。
さて“暗黒星雲賞”とは、ざっくりいうと日本SF大会で目立ったものにあげる投票制の賞で、勿論ファン投票の文学賞である“星雲賞”のパロディです。ちなみに今年は、作家の小川一水氏が星雲賞と暗黒星雲賞のダブルクラウン。そりゃ、星雲賞授賞式で、壇上から客席に記念携帯写真を撮っていればねぇ(笑)。
で、私はなにをしていたかというと、1日目は音楽メインでした。テルミンを聴いたり、プログレを聴いたり。2日目は実際のところあまりぱっとした企画が無かったです。目新しい話は翻訳者の印税の話くらい。出版社によって随分違うとのこと。
1日目の企画「プログレの部屋」ではウルトラセブンの恐竜戦車を観つつ、EL&Pの「タルカス」のカバー曲をメドレーで聴いていました。これがまた映像と音楽のタイミングが偶然ぴったりで参加者は皆大笑い。後はフォーリーブスや西条秀樹がカバーした「エピタフ」とか、レアな音源に感心したり苦笑したり。でもやっぱり「エピタフ」カバーはザ・ピーナッツのライブ盤が一番の出来ですね。
読書:コルコ『ベトナム戦争全史』(1日目、まだ10%くらい。ベトナム共産党、えらい褒められてます)