コートを買いに新宿へ買い物に出掛けたら、CDと本に化けてしまいました。紀伊国屋書店に浜たかや作品が並んでいたのでつい‥‥『龍使いのキアス』は長編、『太陽の牙』はユルン・シリーズの一編です。特に『龍使いのキアス』は思ったより字が小さく、分厚く、しかも挿し絵がないために「難しいよ。君に読めるかな?」といった子供への挑発がぷんぷんと匂っています。この挑発に乗った少年少女が更なる文字の大海に船出するのでしょう(笑)。
CDは相変わらず北欧トラッドとジャーマンクラウトを購入しました。東南アジア史が好きなくせに音楽は北方系なワタシ。ヤァラルホーン“Sjofn(愛と情熱の神)”と“Grimborg(グリム城)”とクラウス・シュルツ&ピーター・ナムロック“The Dark Side of the Moog”です。これでも大分我慢したのですけれどね(苦笑)。
そういえば昨日は大河ドラマを久々に観ました。私としましてはスロースタートかな、といった印象です。まだ主演の香取慎吾はこなれていない感じですが、他の配役は意外と違和感がありません。ミスキャストと騒がれた沖田総司も当時としては“外見を気にするイマドキの若者”だったようですから、あのまま行ってもOKです。あとは史実ネタのお遊び(鬼瓦とか、口にげんこつが入るとか)が多かったのが三谷風でしたね。去年のようにすごい間違いや、甚だしい考証ミスや、無理なストーリー展開さえなければ私はOKなので、大河ドラマに変に過大な期待をする連中は気にせず、一年間好きにやって欲しいものです。
購入:浜たかや『龍使いのキアス』、『太陽の牙』(とうとう購入)
読書:アンダーソン『増補版 想像の共同体』(12日目。もう少しで読了。最近の東南アジア学でよく引き合いに出されるタイの地図作製の話はここにも出てきます)