月別アーカイブ: 2008年2月

2008/02/25

確定申告が完了しました。医療費控除は無理でしたが、生命保険料の控除が可能なことが判ったりして、3万5000円ほど税金が戻ってくることになりました。これはかなり嬉しい。

2008/02/24

某研究者会議になにくわぬ顔をして参加してきました。うーん、我ながら厚顔無恥だと思いますが、それだけ惚れ込んだことだとご理解頂きたく。

読書:菊地章太『フランス東洋学ことはじめ』(2日目、読了。さっくり読めました)

2008/02/19

ここのところ、別口の更新にかかり切りでした。一週間があっという間で、なかなか同時進行になりません。とはいえ、収入のことを心配しなくても良いということはこんなにも気持ちの安定を得られるものなのだと改めて実感しています。

読書:遠藤誉『中国動漫新人類』(5日目、読了。ここまで日本の漫画とアニメを高く評価している本はそうそう無い。そして、中国(と、ついでに日本政府)への真摯な諫言の書でもある。批判じゃないのがミソ)

2008/02/11

紀伊国屋にWebで注文していた遠藤誉『中国動漫新人類』が届きました。中国での日本漫画・アニメの定着とその現象がもたらした「なにか」をレポートした日経ビジネスオンラインのブログをまとめて本にしたもの。中身をパラ見したところ、当たりだと確認。なにぶん日中友好に尽くした人だけに中国側での取材が物凄いレベルまで可能になっている。著者は『卡子』で知られている人で専門は理論物理だそうで、漫画とアニメという、自分のよく知らない世界に体当たりしてゆく爽快さがあります。

韓国の南大門が焼失してしまって、残念でなりません。あの焼け跡はあまりに切ない。金閣寺放火事件を思い出したことも多いのではないかと。

読書:家島彦一『海域から見た歴史』(1日目。通勤に持ってゆくにはあまりに重いので週末に少しずつ読もうかと)

2008/02/06

また雪がちらついています。今年は久々に寒い冬のような気がします。

派遣先で昔の同僚とばったり会いました。同じ業界ですから会う確率は高いのですが、割と早い時期に転職したひとだったので「まぁ、あの頃はITバブルでブイブイいってたよねぇ」みたいな隔世感があって、失われた10年を感じました。流石に退職金さえ微妙な状況になっているとは言えませんでしたが。

読書:宮田親平『毒ガス開発の父ハーバー』(3日目に読了。企業戦士が晩年にどうでもいい理由で企業からリストラされるに似る)、樫永真佐夫『東南アジア年代記の世界』(昨日読了。真偽の定かではない事柄がかかれた史料を、それを取り巻く環境を解析することで別の一面について仮説を立てるという試み)、上橋菜穂子『夢の守り人』(本日読了。相変わらず背景描写が妙にリアル)