先日、祖母が亡くなり、母の故郷での葬儀に出席してきました。祖母は既に87歳で天寿を全うしたといえるためか、葬儀も穏やかなものでした。
その葬儀から半月ほど経って、「あれ?」と気がついたことがあります。葬儀後の宴会のことです。
親戚A「おばあさんは昔は働き者でめんこいと有名でな」(ただし、経済観念が少しばかりヤバかったのは親戚中の内緒)
親戚B「おばあさんのお母さんのトキワさんも『トキワ御前』といって有名な美人で」
‥‥昭和初期の人を、ついこの間のように語る時間感覚って、意外と身近にあるんだなあ、と。